Google、「実験段階の医療技術の宣伝」を禁止

9月10日(火)11時0分 GIZMODO


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Image: Gettyimages

人の苦しみで商売しやがって…!

悩みに付け込む商売ってありますよね。私が個人的に嫌だなと思っているのは、「たった一滴でシミがみるみるうちに!」とか「薄毛があっという間に!」みたいな広告。そんな即効性がある化粧品なんてむしろ怖いはずなのに、本気で悩んでいる時は藁にもすがる思いで手をのばしてしまうものなんですよね。

だから、Googleの動きは嬉しい。というのも、絶望的な状況にある患者をターゲットにした詐欺の増加を食いとめるべく、偽の医療行為の広告を厳重に取り締まることを計画しているんですって。どうやら、Youtubeやサードパーティにサービスを提供する会社の広告など、Googleの全ての広告サービスに影響を与えるみたいですよ。

この、実験的もしくは証明されていない医療技術や、正式な臨床試験が不十分な療法の宣伝を禁止するという新たな方針は、先週金曜日に発表されました。

「こういった治療は、しばしば健康上危険な結果をもたらすことがあり、そういうものは我々のプラットフォームに存在してはいけないと感じています。」

この決定を初めに報道したワシントンポストは、幹細胞クリニックが「消費者に直接販売」されていることにも触れています。一部の幹細胞クリニックでは、変性性肺疾患、多発性硬化症、ALS、黄斑変性などの治療が可能だと主張しているため、このような規定が導入されると付け加えて説明しています。

今年6月、連邦判事は、アメリカ食品医薬品局が、業界で人気の幹細胞治療を規制する可能性があるという判決を下しました。これは、「治療」と称して、脂肪から作った幹細胞を眼に注射して最低でも4人の患者を失明させてしまったフロリダ州の企業であるUS Stem Cellを相手取った訴訟に対する勝利と、増加傾向にあるインチキ商法を縮小させるべく連邦政府の取り組みが拡大していることを意味しています。

では、全ての医療や研究の宣伝が禁止になってしまうのでしょうか? Googleの発表によると、研究や臨床試験は医学の進歩につながると考えているので、これまで通り宣伝するのはアリなのだそうです。

誤解を与える医療アドバイスの宣伝を全て排除してクリーンなプラットフォームにするというのは理想ですよね。でも、中々簡単ではないんだろうな。

GIZMODO

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