マニアック視点でiPhone 11、Apple Watch 5、第7世代iPad実機をチェックした

9月12日(木)18時15分 ITmedia NEWS

Apple Special Event September 2019

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 Appleが「Apple Special Event September 2019」で発表した「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」「iPad (7th Generation)」「Apple Watch Series 5」のハンズオンレポートをマニアックな視点でお届けする。
●iPad (7th Generation)
 iPad (6th Generation) の9.7インチRetinaディスプレイが、10.2インチRetinaディスプレイに変わり、iPad Air (3rd generation) と同じ高さと幅になった。
 厚みはiPad (6th generation) モデルと同じ7.5ミリ。
 A10 Fusionチップを継続採用し、Wi-Fi + CellularモデルはeSIM対応。
 iPad (6th Generation) でApple Pencil (1st generation) がサポートされ、iPad (7th Generation) ではSmart Keyboardのサポートが追加された。
●Apple Watch Series 5
 Apple Watch Series 5は、新しく常時表示Retinaディスプレイとなった。
 64ビットデュアルコアプロセッサ「S5」が搭載され、ストレージ容量が倍の32GBにアップしている。
 磁気センサー、3軸ジャイロ、加速度センサーその他の融合によるコンパスが内蔵され、方角を確認したり、高度をチェックしたりできるようになった。
 新しくなったマップアプリは、向いている方角を表示してくれる。
 新登場のコンパスアプリは、高度、緯度、経度、傾斜とともに、ユーザーが進んでいる方向を示す。
 Apple Watch Series 5のサイドボタンを長押しするだけで、世界のほぼすべての国で緊急電話が可能になった。
 なお、日本での緊急電話は、日本のキャリア契約の場合のみという制限があるようだ。
 Apple Watch Editionシリーズが復活し、表面に美しいヘアラインがあるチタンを採用した「Apple Watch Edition Series 5 Titanium」が追加された。
 Apple Watch Series 3発表時にあったApple Watch Editionのセラミックケースモデル「Apple Watch Edition Series 5 Ceramic」が復活。
 以前はホワイトとグレイの2色だったが、今回はホワイトのみで、デジタルクラウンの頭が、中黒の赤いリング仕様となっている。
 Apple Watch Hermes Series 5は、これまでステンレススティールケースのみだったのが、スペースブラックステンレススチールケースが追加された。
 黒いドゥブルトゥールバンド、シンプルトゥールバンドも発売される。
 船の縄をデザイン柄に使ったバンドもラインアップされている。
●iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max
 A13 Bionicチップやデュアルカメラを搭載した6.1インチLiquid Retinaディスプレイ搭載iPhone「iPhone 11」は、iPhone XRの (PRODUCT) RED、イエロー、ホワイト、ブラックを残し、コーラル、ブルーの代わりにパープル、グリーンを加えた6色がラインアップされる。
 背面のAppleロゴの位置が中央に移動している。
 2x2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6にも対応し、空間認識に対応した超広帯域U1チップ(UWB:IEEE 802.15.3a)も搭載されている。
 1200万画素センサーの広角26mm/F1.8カメラと超広角13mm/F2.4カメラのデュアルカメラを搭載。
 2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム撮影が可能で、被写体追跡ができるQuickTakeビデオ撮影や、映画レベルのビデオ手ブレ補正による4K/60fpビデオ撮影も行える。
 また、カメラをズームすると音声もズームするオーディオズーム機能も利用できる。
 A13 Bionicチップやトリプルカメラを搭載し、5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイを採用した「iPhone 11 Pro」と、6.5インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイを採用した「iPhone 11 Pro Max」は、スペースグレイ、シルバー、ゴールドにミッドナイトグリーンを加えた4色がラインアップされる。
 EarPods with Lightning Connector、USB-C - Lightningケーブル、18W USB-C電源アダプタが同梱される。
 背面は、コーニングと共同開発した、1枚のガラス板を切り出して表面をマット処理したGorilla Glassが採用されている。
 高さが異なるカメラの表面とAppleマーク部分は未処理で、カメラの首部分はマット処理されていることから、一枚ガラスの側面を熱で曲げつつカメラ部分を残して切削し、その後、カメラ表面とAppleマーク部分をマスクしてブラスト加工した後に、溶融されたカリウム塩に浸し、2段階に分けてイオン交換処理して強化ガラス化するという手間のかかる製造を行っているのではないかと考えられる。
 1200万画素センサーを採用した、広角26mm/F1.8カメラ、望遠52mm/F2.0カメラ、超広角13mm/F2.4カメラのトリプルカメラを搭載している。
 ホワイトバランスや露出などをカメラごとに精密に調整し、さらに3つのカメラをペアリングした上でモジュール間で再度調整しているそうだ。
 それにより、3つのカメラが1つのカメラとしてシームレスに機能しているようにしか見えない。
 Pro Display XDR品質のSuper Retina XDRディスプレイは、日光の下では最大800ニト、Extreme Dynamic Rangeのコンテンツを見る時には最大1200ニトまで輝度が上がる。
 表面のガラスも二重のイオン交換プロセスによる強化ガラスが採用されている。
 3D Touchから、iPhone XRで採用されたHaptic Touch方式に変更されている。
 TrueDepthカメラは1200万画素センサーになり、映画レベルのビデオ手ブレ補正による4K/60fpsビデオ撮影が可能だ。
 iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは、引き続きLightningコネクタを採用。
 なお、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは、USB-C - Lightningケーブル、18W USB-C電源アダプタが同梱されている。
 また、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合している(最大水深4メートルで最大30分間)。
 インテリジェントなソフトウェアとA13 Bionicを使って、これまでのiPhoneではできなかった低光量での撮影「ナイトモード」が利用できる。
 被写体と背景の両方のディテールを自動で微調整する「スマートHDR」や、シャッターに指を置いたままにするだけでビデオ撮影がスタートし、ビデオを撮り続けたいなら右へスワイプ、バーストモードで連続写真を撮りたい時は左へスワイプする「QuickTake」が利用できる。
 より広い視野を生かして、カメラのフレームの外で起きていることも表示されるようになっている。
 A13 Bionicにしかできないレベルの演算能力に加え、3つのカメラで、撮影時に使用していないカメラセンサーに、オートフォーカス、色温度調整、トーンマッピング処理、周辺情報収集を行わせることでスムーズな切り替えを可能にしている。
写真:@taromatsumura / TAROSITE.NET
[MACお宝鑑定団]

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