電気自動車(EV)を蓄電池/非常用電源として活用 - EVEXで各社が提案

9月12日(木)18時47分 マイナビニュース

9月11日〜13日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている電気自動車(EV)のさらなる普及へ向けた技術的課題の解決や新しい活用方法などを提案するEV専門展示会「EV・PHV普及活用技術展 2019(EVEX)」。同展示会では、主催者特別企画として、充電・外部給電インフラコーナーが設けられ、EVのバッテリーを蓄電池として家庭などで活用する提案が行われている。

日産自動車は、EVの普及を通じて社会の変革、地域課題の解決に取り組む"日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」"を推進しており、これまでに三重県や熊本市、東京都練馬区などの複数の自治体や企業などと、台風や地震災害による大規模停電が発生した場合、EVを非常用電源として活用する協定を締結してきた。今回の特別企画は、そうしたEVやPHEVなどに搭載されたバッテリーを、家庭内に戻して使うことを可能とするシステムの提案を行おうというもの。参加企業はニチコン、ハセテック、本田技研工業(ホンダ)、三菱電機といったところで(このほかに次世代自動車振興センターも参加)、各社がEVへの充電、EVから家屋への給電の両方に対応する装置などを展示している。

例えばホンダは、V2L(Vehicle to Load)対応可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」の紹介を行っているが、同製品はEV、PHEVのほか燃料電池車(FCV)にも対応。自社のスマート水素ステーションやFCV「クラリティ FUEL CELL」と連携させた、「つくる」、「つかう」、「つながる」といったCO2フリーの水素社会の実現などに向けた提案や、日産がブルー・スイッチとして取り組んでいる練馬区向けに7台、同給電器を提供していることなどを紹介している。

またホンダは、同コーナーの隣に本田技術研究所としてブースも出展。そちらでは次世代EV用パワートレインと充電器の紹介を行っている。同パワートレインは、都市間の移動を可能としたロングレンジEVシステムと、多種類モデルに展開可能なHondaアーキテクチャを融合させた次世代パワートレインシステムと銘打たれたものとなっており、フロントドライブユニット、リアドライブユニット、バッテリーパック、充給電システムといった各コンポーネントで構成されており、開発車種の用途などに応じてバッテリー容量やドライブユニットをリアのみに配置、といった組み合わせ変更を柔軟に図ることができる仕組みとなっており、特にドライブユニットについては、ホンダらしい走りに対するこだわりを踏まえつつ、高いエネルギー効率や小型化などを実現したものとしていた。

マイナビニュース

「電気自動車」をもっと詳しく

「電気自動車」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ