ノイズ設計フリーの車載オペアンプを開発、サンプル出荷開始 - ローム

9月13日(水)11時13分 マイナビニュース

ロームは9月12日、電気自動車(EV)/ハイブリッド自動車(HEV)エンジンなどの基幹システムや車載センサを採用する車載電装システムに向けて、高いEMI耐量(ノイズ耐量)を実現した車載用グランドセンスオペアンプ「BA8290xYxx-Cシリーズ」を開発したと発表した。

同シリーズは、同社の、3つのアナログ技術(回路設計・レイアウト・プロセス)を用いて開発したものであり、全周波数帯域の出力電圧変動が一般品±3.5%〜±10%に対して±1%以下のノイズ耐量を実現する。そのため、センサなど微小な信号を出力するデバイスの後段に設置することで、ノイズの影響を受けずに信号増幅できるため、システムの設計工数削減や高信頼化に貢献する。

製品ラインアップは2chの「BA82904YF-C」「BA82904YFVM-C」と4chの「BA82902YF-C」「BA82902YFV-C」の4種からなり、すべて電源電圧は3.0V〜36V、入力オフセットは±2mV(Typ.)、±6mV(Max)、入力電圧範囲はVEE〜Vcc-1.5V、動作温度範囲は-40℃〜125℃となる。

なお、同シリーズは、2017年9月よりサンプル出荷(税別500円/個)を開始しており、2018年6月から当面月産100万個の体制で量産を開始するという。10月3日〜10月6日に開催される「CEATEC JAPAN 2017」の同社のブースでは、同製品のノイズ耐量を実感できるデモンストレーションが行われる予定だという。

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