Oracle HeatWave、新機能を発表 - 生成AIなどAWSでも利用可能に

2024年10月11日(金)15時52分 マイナビニュース


lead日本オラクルは10月10日、分析向けのフルマネージド・クラウド・サービス「HeatWave」の新機能を発表した。目玉は、生成AIサービスなど、「Amazon Web Services (AWS)」で利用可能なサービスを提供する新機能「HeatWave on AWS」。
日本オラクルは10月10日、分析向けのフルマネージド・クラウド・サービス「HeatWave」の新機能を発表した。「HeatWave」は「OCI Always Free Service」で利用可能。これにより、「HeatWave MySQL」、分析、機械学習、JavaScript、「HeatWave Vector Store」を使用して小規模なアプリケーションを開発・実行し、オブジェクト・ストア内のデータを処理できる。
○HeatWave on AWS
新機能の目玉は、「Amazon Web Services (AWS)」で利用可能なサービスを提供する「HeatWave on AWS」。具体的には、AWSで、生成AIサービス「HeatWave GenAI」、「HeatWave Lakehouse」、「JavaScriptのネイティブ・サポート」、「HeatWave Autopilotのインデックス生成」が利用可能になる。
AWSのユーザーは、HeatWave GenAIにより、ベクトル・ストアの作成とベクトル埋め込みの生成を自動化したり、CPU上で実行されるインデータベースLLMやAmazon Bedrockのモデルを使用したり、Amazon S3内のドキュメントに対し自然言語クエリを実行したりできる。
○HeatWave GenAIの新機能
HeatWave GenAIでは、27言語のドキュメントを「HeatWave Vector Store」にロードして類似性検索を実行する機能が追加され、光学文字認識 (OCR) への対応、LLM推論のバッチ処理、自動ベクトル・ストア更新、JavaScriptサポートが可能になった。
○HeatWave MySQL
HeatWave MySQLは、OLTP ワークロードが「MySQL Database」のエンタープライズ版の機能を活用できるようにする。
今回、ハイパーグラフの最適化機能が追加され、OCI Ops Insightsとの統合と一括取り込みに対応した。
○HeatWave AutoML
HeatWave AutoMLは、HeatWave内で機械学習モデルを構築、トレーニング、説明するために必要な機能を提供する。
今回、より大規模なモデルの保存と処理、トピックのモデリング、データ・ドリフト、半教師ありログ異常検出に対応した。

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