iPhoneの「メッセージ」アプリで日時指定して送信するには?
2024年10月20日(日)16時45分 マイナビニュース
iPhoneに標準装備のチャットアプリといえば「メッセージ」。ここ日本では、LINEなどSNSアプリのメッセージングサービスに押されている感があるものの、ステッカーやミー文字など他にない機能が用意されています。iMessageには文字数制限がなく、暗号化されるためセキュリティ面で安心なこともメリットです。
そしてiOS 18では、メッセージアプリにいくつかの新機能がくわわりました。テキストを大きく見せたり震わせたりするなどの表示効果や、受け取ったメッセージに添えるアイコン(タップバック)にステッカーやミー文字を使用できるようになりました。
iMessage限定の機能として、送信予約機能も追加されました。相手に届けたいメッセージを入力し、日付と時刻を指定して送信すれば、正確にその日時で送信処理できるようになったのです。たとえば、誕生日を祝うメッセージを送りたいけれど真夜中だから憚られるという場合、翌朝7時など無難な時刻で送信予約すればOKです。
操作はかんたん、まずは送信相手のチャット画面を開き、iMessage欄に件名/メッセージを入力しましょう。次に、欄の左端にある「+」ボタンをタップし、現れたメニューで「あとで送信」をタップします。
すると、画面下部に回転ドラムが現れるので、日付と時刻を選択します。最後にメッセージ入力欄右端に現れた「↑」ボタンをタップすれば、送信予約は完了です。
この機能の隠れたメリットは、送信予約の時刻を1分刻みで指定できることです。親しい人におはようメッセージを送信したいけれど、6時ジャストでは機械処理を疑われるかも...そんなときには、6時3分とか6時16分といった時刻を指定してみましょう。まさか寝ている人から届いたメッセージとは思わないはずですよ。
○操作手順をカンタン解説
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら