「Deep Fusion」って何ですか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

10月31日(木)8時0分 マイナビニュース

Deep Fusion(ディープ・フュージョン)とは、iOS 13.2からサポートされたiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxで利用できる画像合成技術です。これらのiPhoneに搭載されるシステム・オン・チップ「A13 Bionic」には、「Neural Engine(ニューラル・エンジン)」という機械学習関連の処理に特化した機能があり、それを利用して画質向上を図ります。

Deep Fusionが有効なiPhoneでは、短時間露光の4枚と標準の4枚、そして長時間露光の1枚をくわえた計9枚の画像を合成することで、1枚の高画質な写真を生成します。しかもただ合成するのではなく、Neural Engineにより機械学習の成果が反映され、肌は肌らしく、服地は服地らしく、特性を生かして最適化されます。質感や細部の調整はピクセル単位で行われ、ノイズリダクションも行われるため、写真の表現力が向上します。

この処理は、カメラアプリでシャッターボタンが押される前から始まります。シャッターボタンを押す前から短時間露光の4枚と標準の4枚がバッファされていて、シャッターボタンを押すと露光時間長めの1枚が撮影され、計9枚の画像が得られるしくみです。

Deep Fusionは、ユーザの判断でON/OFFすることはできません。iPhoneに内蔵の照度センサーで周囲の明るさを測定し、必要と判断されたときに機能します。カメラアプリにDeep Fusionが有効かどうかを示すインジケータはなく、Deep Fusionの機能が使用されたかどうかの情報もEXIFデータに記録されません。

他の撮影モードとの棲み分けもレンズごとに考慮されています。標準(広角)レンズの場合、通常の明るさではスマートHDRで撮影され、中間の明るさより暗いと判断されるとDeep Fusionに、さらに暗くなるとナイトモードにへと切り替わります。望遠レンズはDeep Fusionを中心に利用され、超広角レンズではDeep Fusionが利用されることはありません。

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