フルリニューアルしたiOS 13の「写真」アプリは、「見る」「いじる」が超強力に

11月11日(月)7時39分 ITmedia Mobile

iOS 13では「年別・月別・日別・すべての写真」と分かりやすいパターンに

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 iOS 13が出て、当たり前のようにアップデートして、いつも通りiPhoneを触っていて、まあこんな感じだよなー……ん? 何じゃこれー、という感じでびっくりしたのである。写真アプリ。
 写真アプリの仕事って、見る→いじる→見せるの3つに集約できるんだけど、「見る」と「いじる」のとこが大きく変わったのだ。
 特に「いじる」のとこがすごい。
 まずはこの写真を。
 こうできちゃうのである。
 これは知っとかないと損、というわけで、「見る」と「いじる」を中心に進化点を紹介するのである。
●写真の見せ方が新しくなった
 写真アプリって当初から、たくさん撮った写真を「どうやって探すか」「どうやって整理するか」に注力していた。
 素直に「カレンダー表記」なんてせず、「モーメント」「コレクション」なんていう「撮影日と撮影場所」を組み合わせて自動的に分類までしてくれていたわけである。でも「モーメント」なんていわれてもピンとこないよね。
 それが一気に整理され、素直に「日別」「月別」「年別」になったのだ。やっと!
 で、単に日月年別に表示することにしました、じゃないのがミソ。
 まず「日別」。その日に撮った写真を表示してくれるのだが、「目玉となる写真は大きく」(どれを大きくするかはアプリが決める)、「似たような写真が続いたら省略」(どれを省略するかはアプリが決める)、が注目すべき点だ。
 上の例だと、少し下にスクロールすると最後に「+47」と表示されている。「さらに47枚隠れていますよ」って意味だ。
 たくさん撮影した日はスクロールするだけで大変なわけで、その日のダイジェスト……とまではいかないけど、ある程度絞ってくれるのはいい。「+47」をタップすると「すべての写真」表示に切り替わる。
 逆に「月別」にすると、1カ月ごとにまとめてくれるのだが、1カ月あればあっちで撮ったりこっちで撮ったりするもの。
 1月をいくつかに分けて場所ごとにまとめ、その月、場所の代表的な写真をアプリが決めてタイトル画像にしてくれる。
 しかも、「マップを表示」にすると、撮影した場所を地図上に表示してくれる。
 これ大事。われわれが写真を探したいときの手掛かりは「いつどこで何を」撮ったかであり、「いつ、どこで」から探せるのはありがたいのである。
 ただし、写真に位置情報を付けていないとダメ。当たり前だけど。位置情報をオフにして使っていると、iPhoneで撮影するよさのかなりの部分をスポイルしている。
 まあ、位置情報を付けることによるリスクはあるけど、主要SNSは写真を共有するときに位置情報は外してくれるし、写真を共有するときのオプションで「位置情報を含めるかどうか」を指定できるので、リスクは運用で回避できればと思う。
●編集機能が超強力に パースの調整もできる
 これぞという写真を見つけたら、編集である。
 この「編集機能」が大きく変わったのだ。簡単にいえば、超本格派に進化し、操作系がまとめられ、できることが格段に増えた。
 iOS 12と比べてみよう。まずは色や明るさの調整画面。
 iOS 12ではライト、カラー、白黒の3つの項目それぞれが別になっており、下向きの三角をタップすると細かい項目がでるという2段階の構造になっていた。
 iOS 13では「白黒」項目がなくなってライトとカラーが1つにまとめられ、「自動」をスライドすることで自動的に全体を調整、あるいはその右に並ぶ項目ごとの調整もできる。
 だから2段階ステップが不要で、画面もすっきりしたのだ。さらに白黒はなくなったものの調整項目は増えたのだ。傾きやトリミング補正はなんと、上下左右のパース(パースペクティブ:遠近感)を調整する機能がついた。これは大きなトピックだ。
 90度回転させる機能の回転方向が逆になったのが謎で、はなはだ迷惑ではあるのだが、機能強化はうれしい。冒頭に挙げたiPhone 11 Proの2枚の写真も、このパース調整機能を使って斜めに撮ったものを真っすぐにしたのである。
 ではiOS 13の編集機能を使って先ほどの鳥居の写真をいじってみよう。
 その写真の何をどう見せたいかで、どう編集すべきか変わるので、派手さに心奪われないように。
 パースペクティブいじりは街の写真で効果的。以前、iPhone XSで以前撮影した夜景写真。パースペクティブをいじって見上げる感じをなくし、くっきりめに明るく夜景を仕上げてみた。
 まあ街灯部分など無理して不自然になっちゃった箇所もあるので、実際にはここまで極端にはしないかなという感じだけど。
 あと、看板を撮るときにもいい。まあマニアックだけど、看板とか解説板とか時刻表とかそういうのって斜めになっていると気にならない? で、谷中に古いホーローの町名看板を見つけたんだけど、この写真斜めになっちゃっている。
 で、「自動」補正したらいい感じに。
 こんな感じでかなりの進化っぷりで基本的な修正なら写真アプリだけで済んじゃうようになってしまった。
 細かい機能の追加や変更点をチェックすると膨大な量になりそうなので、写真の閲覧と編集に絞ってみたんだけど、写真アプリは、写真の閲覧、整理、探索、編集、共有と全部できる秀逸なアプリなのでいろいろと探検してもらいたい。
 ただ……ここ1週間の写真を「今日」とか「昨日」とか「曜日」で表現するのはやめてほしい。せめて選べるようにしてほしい。
 これ、以前から「曜日でいわれても分からんー、ちゃんと日付を入れてくれー」と思っているんだけど、そういう人は少数派なんだろうか。

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