ほどほどの画像編集をしたい方へ。Windowsの「Paint.NET」はお試し済み?

11月24日(火)20時0分 lifehacker

ほどほどに使いやすい画像編集ソフトってなかなかないものです。
MSペイントは基本的なことしかできないので完成度が低くなりがちですし、Photoshopなどのツールは高度過ぎて使いこなせる人が少なくなります。
Windowsのユーザーで、画像やスクリーンショットにちょっと変更を加えられたら十分だという人には、Paint.NETがその「ほどほどの画像編集ソフト」かもしれません。
このツールでできることを、いくつか見ていきましょう。
目次
1.個人情報を隠す
2.画像のサイズを変更する
3.「自動レベル」とその他の画像調整
4.写真をアートに加工する
5.便利なレイヤー機能
Paint.NETをインストールするこのツールを使用するには、当たり前ですが、Paint.NETをダウンロードしておく必要があります。このアプリはWindowsのユーザーしか利用できません。
MacやLinuxでは残念ながら利用できないので、その場合は、Wineかそれと類似するツールを使用してください。
紛らわしいのですが、このソフトウェアの公式Webサイトは「paint.net」でなく「getpaint.net」であり、公式ウェブサイトでは無料です。
このソフトの開発を支援したい人は、Microsoftストアで購入することも可能です。
機能的には無料サービスとほとんど同じですが、自動更新などのいくつかの特典があります。
1.個人情報を隠すときには、写真を共有する前に、写真に含まれる個人情報をブロックする必要があります。
たとえば、Webサイトのスクショをテクニカルサポートに送信する必要があるけれど、受信者にリカバリーコードを見せたくない場合や、面白い手紙を受け取ったのでその画像を共有したいけれど、住所を公開したくない場合です。
Paint.NETを使用すると、公開したくない情報をしっかりブロックできます。
しかも、やり方は簡単です。まず、選択ツールの1つを使用して、ブロックしたい範囲をマークします。
一番簡単なのは「四角形選択」です。
これは、ツールバーから開くこともできますし、「S」キーを押しても開けます。
ブロックしたい範囲をハイライトしたら、上部のツールバーにある「効果」に移動します。
画像の一部を隠すためのオプションはいくつかありますが、最もよく使われるのは、「ぼかし」→「ガウスぼかし」と「歪み」→「ピクセル」の2つです。
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どちらのオプションにも、効果の強度を変更するスライダーがあります。
ぼかしの場合は「半径」、ピクセル化の場合は「セルサイズ」です。
これを0〜100の間で動かすと、明彩度が高くなり、ぼかしの効果が強くなります。
何を歪めたいのか、どの程度の変更を加えたいのかに応じて、この値をいろいろに変化させて試してみましょう。元のテキストが読めなくなるところまで歪めるようにしてください。
作業が終わったら、「OK」をクリックすれば変更が保存されます。
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ぼかし機能には他にも便利な使い方があります。
それは、画像の焦点以外のすべてを少しだけぼかすことです。
やり方は、ぼかしたくない範囲を選択して、「Ctrl + I」を押すか、「編集」→「選択を反転する」と進みます。
すると、ハイライトしたところ以外のすべてが選択されます。
次に、上記のぼかしツールを使用して、画像の残りの部分を少しぼかしましょう。
これは、重要でない情報を完全にブロックせずに目立たなくしたいときに便利な方法です。
2.画像のサイズを変更する画像のサイズを変更したいとき、MSペイントだと画像の隅を手動でつかんでドラッグする必要がありました。
しかし、Paint.NETを使用すると、画像のサイズを簡単に変更できます。
Paint.NETで画像を開いたら、「Ctrl + R」を押すか、「イメージ」→「サイズ変更」に移動すると、パーセンテージか絶対値で画像のサイズを変更できるメニューが開きます。
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具体的なサイズ制限があるWebに画像をアップロードするときは、ピクセルサイズでサイズを変更するのが一番簡単でしょう。
それ以外の場合は、大まかなパーセンテージを使用すると、簡単にサイズを拡大・縮小できます。
「絶対サイズで指定」を選択するときは、「縦横比を維持する」をオンにして、縦横の比率を保つと画像の歪みを防ぐことができます。
ソフトウェアが使用する「再サンプリング」を選択することもできます。特別な理由が無い限り、ここは「最高の品質」のままにしておいてください。
サイズ変更は便利ですが、画像をデジタルで拡大すると完璧なものにはならないことに注意しましょう。
コンピューターにそこに無い情報の追加を要求することになるので、コンピューターが「推測」した情報が画像に混じることになるからです。
3.「自動レベル」とその他の画像調整Paint.NETには、画像の見え方を修正するツールがいくつかあり、プロの写真編集者でない人でも便利に使えます。
そうしたツールにアクセスするには、画像を開き、「調整」タブにアクセスします。
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一番便利に使えるのは「自動レベル」です。
これは、写真を自動的に調整して見栄えを良くする機能です(出来栄えが気に入るとは限りませんが)。
画像がきれいに見えないと思ったら、この機能を使ってみましょう。古い写真をスキャンするときなどに便利な機能です。
「白黒」、「セピア」、「色の反転」もすべてワンクリックで画像に変更を加えられます。
別のツールをインストールする必要もなく、オンラインエディターを使用しなくても、簡単に調整。
慣れてきたら、「曲線」や「色相/彩度」など個別の調整オプションを試してみましょう。
画像の色のバランス、明度などを微調整できます。使いこなすのは難しいかもしれませんが、コツをつかむとかなり多くのことができるようになります。
4.写真をアートに加工する画像を修正したりアーティスティックな効果が欲しいとき、Paint.NETのツールバーには、便利なオプションがいくつかあります。
そのほとんどは、「効果」→「写真」に行くとアクセスできます。
「赤目補正」は、Paint.NETの選択ツールのどれかを使用して対象となる目を選択すれば赤く写った目を修正できます。
「グロー」は、プロフィール写真に華やかな照明効果を追加します。
「ビネット」は、画像の周囲に暗い円形の境界線を追加します。
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上記のツールと同様に、「効果」→「アート」にも楽しいオプションがいくつかあります。
「油絵」は、写真をまったく別の種類のアートに変えますし、「鉛筆スケッチ」を使うと写真を手描きの絵ように見せることができます。
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5.便利なレイヤー機能これまで必要最低限の画像編集ソフトしか使ってこなかった人は、レイヤー機能を高く評価するはずです。
この機能を使用すると、画像の上下にあるものに影響を与えることなく、画像に新しい要素を追加できます。
たとえば、下の画像のテーブルにロゴを付けたいとします。
同じ背景のレイヤーにロゴを追加するとテーブルの外見が台無しになりますが、レイヤー機能を使うとロゴのレイヤーを新しく作成できます(右下の「レイヤー」ボックスを使用します)。
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これで、背景の画像に影響を与えずに、ロゴのトリミング、サイズ変更、色の調整を行うことができます。
「F4」キーを押して、「レイヤーのプロパティ」というウィンドウを開きます。
このウィンドウでは、レイヤーの不透明度を調整したり、他のレイヤーとブレンドしたり、完全に非表示にしたりできます。
1つのファイルで複数の画像を処理するときレイヤーは不可欠なので、効率的に作業するために、必ずレイヤーをワークフローに追加しましょう。
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Paint.NETで日常的な画像編集が手軽にできるPaint.NETの便利な機能をいくつか見てきました。誰でも使える画像編集機能ばかりです。
スクショの一部をぼかしたり、家族写真を微調整したいとき、写真のプロでなくてもPaint.NETを使えば簡単にできてしまいます。
自分にはPaint.NETは向かないと感じたら、他にも優れた写真編集ツールがたくさんあることを忘れないでください。
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Image: MakeUseOf
Source: Microsoft, Paint.NET
Original Article: 5 Useful Image Edits You Can Make in Paint.NET by MakeUseOf

lifehacker

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