XYZ、デスクトップ式産業用光造形3Dプリンタ「PartPro150xP」を発売

11月28日(木)17時22分 マイナビニュース

XYZプリンティングジャパンは11月28日、デスクトップ式産業用光造形3Dプリンタ「PartPro150xP」の国内販売を販売代理店であるイグアスを通じて開始したことを発表した。本体希望小売価格は39万8000円(税別)としている。

同3Dプリンタは、従来の光造形方式で課題となっていた大型機におけるコストや設置環境、操作の練度、デスクトップタイプにおけるパーツ品質、パーツ落下といったさまざまな課題の解決を図ったものとなっており、造形サイズはデスクトップタイプながら1500mm×150mm×200mmと、他社の光造形方式の3Dプリンタよりも大きくしつつ、独自開発のポリゴンミラーを用いたレーザースキャニングユニットの採用やレジンタンクの自動ヒーティング機能、温度を均一に保つワイパー機構の採用などにより、造詣速度を競合他社比で約2倍に向上させることに成功したという。

また、プラットフォームも形状を工夫することで、実際に作ったパーツをプラットフォームがしっかりと保持できるように改良することで、パーツの脱落頻度を抑制することができるようになった。これらにより、安定感が増し、造形品質も向上したという。実際にベータテストに参加したSELECT Dの評価では、高級機のインクジェットマシンと比較しても、造形速度はあまり変わらず、ランニングコストを抑えることができるし、精度としても試作品として出せる程度のものを実現できたとしている。

対応する造形材料として、透明レジン、タフレジン、リジットレジン、耐熱レジン、フレキシブルレジンなどを現在、提供する計画で、出荷が開始される2020年1月末段階で第1弾として透明レジンとグレイ材料の提供を開始、2020年4月までには現在予定しているすべてのラインアップが出揃う予定だとしている。

デザインを行ったPCとのデータのやり取りは、有線(イーサネット)、ワイヤレス、USBメモリの3種類を用意。一度、3Dプリンタに登録されたデータは最大10件まで保持可能で、都度、PCからデータを移管する必要はない(10件を超えた場合は古いものから削除)。プリントのための操作も、タッチパネル上で、簡単に行うことができるため、3Dプリンタに詳しくない人でも利用が可能となっているという。

なお、XYZでは、2018年の日本市場における100万円以下の光造形3Dプリンタの販売台数が約1100台と見込まれていることを受け、「目標としてその半分となる500台強の販売を目指す」とし、39万8000円(税別)というイニシャルコストの安さのみならず、造形にかかるランニングコストも低減できること、それでも高い精度の造形が可能であることなどを武器に、販売を進めていきたいとしている。

マイナビニュース

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