「Fire TV Stick 4K」の第1世代がまだ使えている場合、第2世代に買い替える必要はありますか?
2024年12月1日(日)20時15分 All About
「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
「Fire TV Stick 4K」の第1世代がまだ使えている場合、第2世代に買い替える必要はありますか?
(回答)
大きな変更点は「メモリの増加」「Wi-Fi 6への対応」が挙げられ、これによる動作・読み込み速度の向上が期待できますが、画質や機能に変更はありません。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
第1世代と第2世代は何が違う?
Fire TV Stick 4Kの第1世代と第2世代は、どのような点が異なるのでしょうか。表にまとめると以下のようになります。このうち、主な変更点は「Wi-Fi 6への対応」と「メモリの増加」です。Wi-Fi 6への対応
「Wi-Fi 6」とは最新のWi-Fi規格のこと。従来のWi-Fiよりも通信スピードが速く、複数端末を同時接続したときの安定性が向上しています。第2世代では、この「Wi-Fi 6」に対応しているため、通信速度の向上・複数デバイスをルーターに同時接続した際の回線の安定性向上が期待できます。
ただしご使用中のルーターが「Wi-Fi 6」に対応していない場合は、この恩恵を受けられないのでご注意ください。
メモリの増加
メモリはパフォーマンスや動作スピードに影響します。メモリ容量が1.5GBから2GBに向上したことで、アプリの起動速度やメニュー画面での処理スピードが上がり、操作性能が向上しています。買い替えの必要性は? 筆者の見解は……
操作性・スピードの向上が特徴ではありますが、その差を実感できるかどうかは難しい所。すでに第1世代のFire TV Stick 4Kを持っており、それが問題なく動作しているのであれば、買い替えの必要性は高くないといえるかと思います。ちなみに筆者は第1世代を愛用中。ゲームはせず、Netflix・Amazonプライムビデオ・TVer・YouTubeなどの視聴がほとんどで、ほとんどストレスに感じたことがありません。
以上の点から、マイナーアップデートである第2世代の購入は見送り、より大幅にアップグレードされたモデルが出るまでは我慢しようと思っています。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)