キングジムが6.8型デジタルノートで新たな筆記文化の創設を目指す

12月4日(水)15時1分 ITmedia PC USER

キングジムのデジタルノート「フリーノ」

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 キングジムは12月4日、6.8型電子ペーパーを採用したデジタルノート「フリーノ」を発表、市場投入に先立ちクラウドファンディングサービス「Makuake」でプロジェクトを開始した。Makuake限定価格は3万8000円だ(数量限定の早割価格も用意)。
●まずはクラウドファンディングで展開
 E Ink製の6.8型電子ペーパー(画面解像度は1440×1080ピクセル、265ppi)を採用したデジタルノートで、ワコム製デジタルペンの採用にで4096段階の筆圧検知に対応する。紙にペンで書いたようなスムーズな書き心地を実現しているのが特徴だ。ボディーカラーは1色で、3種類の専用カバーが用意される。
 内蔵ストレージは8GBで、約1万3000ページ相当のノートと約2000ファイルのPDFドキュメントを保存可能だ。microSDスロットを装備する他、オンラインストレージのDropboxへの保存にも対応した。
 無線LNA接続はIEEE 802.11b/g/nに対応。本体サイズは132(幅)×175(奥行き)×9.8(高さ)mm、重量は約240gだ(ペンを含む)。付属品は本体の他にデジタルペン、替芯×3、芯抜き、USBケーブル、クイックスタートガイドで、ACアダプターは別途用意する必要がある。
 次のページでは、製品発表会の内容や、今後の店頭展開を見ていこう。
●店頭での販売は2020年5月頃の見込み
 同日行われた製品発表会で、キングジム 常務取締役 開発本部長 兼 広報室担当 亀田登信氏が「新たな筆記文化創設への挑戦として展開するフリーノは、当社として4回目のクラウドファンディング経由での製品となる。こういった新規概念商品の開発はクラウドファンディングと相性が良く、皆さんの期待に応えられる商品だと考えている」と述べた。
 続いて、同社 電子文具開発部 東山慎司氏が「このフリーノは、文房具らしいしたい見やすいノートにこだわった。手書きメモだと、どこに書いたのかを忘れてしまったり、思い出せなかったりしてしまう。こういったモヤモヤを吹き飛ばすなど、デジタルの利便性でアップデートしたのがフリーノだ」と製品の概要を説明した。
 さらに「メモを手で書くことで記憶して、記憶を整理して頭の中を滑らかにするという調査結果もある。E-Inkで画面の見やすさを、ワコム製デジタイザとペンで滑らかな書き心地を追求した。タイトルやタグで検索したり、無線LANを内蔵したりしているのでDropboxとの連携も可能だ」と製品の特徴を述べた。
 ベースがAndroidのため、ユーザー自身の手で機能を拡張すれば電子書籍の閲覧なども可能だが、手書きによるOCR機能の見送りを含め、まずは「新たな筆記文化の創設」というのがフリーノのコンセプトだという(亀田氏)。
 クラウドファンディングを経て、店頭での販売は2020年5月の見込みだ。価格は本体が3万円台中盤〜後半、専用カバーが3000円程度になるのではないかとのことだった。
 クラウドファンディングの期間は2020年2月28日までだが、原稿執筆時点で既に300万円以上の出資が集まっており、目標金額の500万円は早々に達成しそうだ。カラーバリエーションなどの展開を含め、今後の動向が気になるところだ。

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