食べるワクチン、実用化目指す-コメ型経口ワクチンの共同研究契約

12月8日(金)8時38分 マイナビニュース

アステラス製薬、東京大学医科学研究所(以下、医科学研究所)、千葉大学、朝日工業社は、コメ型経口ワクチン「MucoRice-CTB(以下、ムコライス)」の実用化を目指した共同研究契約を締結したことを発表した。

ムコライスとは、医科学研究所 国際粘膜ワクチン開発研究センターの清野宏教授らにより開発され、遺伝子組換え技術を用い、コメの内在性貯蔵タンパク質の代わりにワクチン抗原となるタンパク質を発現させたコメ型経口ワクチンのこと。

室温での保管が可能で、バイオ医薬品に特有の厳格な温度管理の必要がなく、栽培技術の確立により効率的に生産することが可能になれば、医療費負担軽減に貢献できる可能性がある。

今回の契約のもと、アステラス製薬はムコライスの生産条件検討および製剤化を担当する。また、医科学研究所、千葉大学および朝日工業社は、ムコライスの生産体制の構築を行うとしている。

なお、医科学研究所とアステラス製薬は2016年よりムコライスを活用したコレラ、毒素原性大腸菌を対象としたワクチンの共同研究に取り組んでおり、2017年よりその研究対象の範囲をノロウイルスなどのウイルス性腸管下痢症に広げている。

マイナビニュース

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