世界中で利用が広がる「パスキー」150億超のアカウントが対応、メルカリやドコモも活用

2024年12月12日(木)15時37分 マイナビニュース


オンライン認証技術の標準化を推進する国際的な業界団体であるFIDOアライアンスは12月12日、2024年のパスキーの導入が昨年比で倍増し、150億を超えるオンラインアカウントでパスキーによる迅速で安全なサインインが可能になったと報告した。
パスキーは、パスワードよりも簡単で安全な方法でログインできる仕組み。フィッシングに強いセキュリティを提供し、多くの企業が成功事例とビジネス上の利点を報告している。
アマゾンは日本を含む全ユーザーにパスキーを提供し、1億7500万人が登録済み。グーグルでは、8億のアカウントがパスキーを利用し、サインイン成功率が30%、速度が20%向上。ソニーはプレイステーションでパスキーを導入し、サインイン時間が24%短縮され、88%のユーザーが登録を完了するなど、高い効果が確認されているという。
2024年は、HyattやIBM、Target、TikTokなどの企業がパスキーを認証オプションとして導入し、採用が進んだ。また、Apple、Google、Microsoftなどの主要企業や、1Password、Bitwardenなどの認証情報管理サービスがパスキーのサポートを拡大し、ユーザーの選択肢が広がった。
FIDOアライアンスは、パスキーや他の認証情報をプロバイダ間で安全に移行するための新しい技術仕様のドラフトを発表した。
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