「ウソでしょ...」中古マンション購入で後悔してしまう人が見落としている1つのこと
「ウソでしょ...」中古マンション購入で後悔してしまう人が見落としている1つのこと
近年、日本には不動産バブルが到来している。加えてマイナス金利の解除も決定し、そろそろ家を買おうと考えていたものの、不安を感じる人も多いのではないだろうか。そんな住宅購入を不安に感じる人の悩みを解決ためにこの春『本当に家を買っても大丈夫か?と思ったら読む 住宅購入の思考法』が発刊された。本記事では発刊を記念して、本文の一部を抜粋、一部再編集してお届けする。
Photo: Adobe Stock
中古マンションは住宅購入の選択肢としてかなり主流になっています。しかし、その反面、よく調べずに購入をしてしまう人も増えてきており、買ったあとに後悔するパターンも何度か見てきました。
今回は中古マンションを選ぶ際に気をつけておくべきことをご紹介します。
リノベーション・リフォームはどこまでできるのかを確認せず購入
中古マンションの購入で気をつけておきたいのが、リノベーション・リフォームの範囲です。中古物件の場合、リノベーション・リフォームすることを視野に入れる人がいると思いますが、自分の家だからといってなんでもかんでも自由に変えられるわけではありません。
柱の位置をはじめとする家の構造によって、できる範囲は限られてきます。そのため購入する前にイメージがあるのであれば、不動産会社・リフォーム会社経由で確認をしましょう。たとえば、古いマンションの場合フローリングの利用がNGなこともあったり、壊せない壁があることが多いです。
実際に物件を購入したあとに、イメージしていたリノベーションが構造上できないと発覚したケースは多く存在します。リノベーションを行う前提で家探しをする場合はその観点を持って、専門家に必ず物件状況を確認してもらってから購入へ進みましょう。
せっかく物件を購入したのに、理想通りの住まいにならないのは最も悲しいことです。これほど避けたいことはありません。もしリノベーションの具体的なイメージが決まっている場合は、そのイメージを不動産エージェントや営業担当に早めに相談しておくことをおすすめします。
皆さんの担当としても、早めに情報があれば、その分動きやすくもなります。情報開示は担当者を有効に使うための手段ですので、出し惜しみせずに要望をお伝えするのがいいです。
リノベーションは予算を抑えつつ、理想の家を手にいれる大きな選択肢です。丁寧に確認をしつつ、確実にいい家を手に入れてください。
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