週間天気 台風発生 影響の可能性も
この先も前線が停滞し、東日本や西日本は曇りや雨の天気が多いでしょう。16日午前3時には台風21号「ラン」が発生。今後は台風の影響を受ける恐れも。台風21号の情報に注意が必要です。
あすの天気
あす17日は前線が次第に南下し、前線の南側には暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。また寒気を伴った気圧の谷が通過する見込みです。
<各地の天気>
九州から関東は午前中を中心に雨が降りますが、午後は次第に天気が回復するでしょう。晴れ間が出る所もありそうです。気圧の谷が通過するため、東北や北海道も雨の所があるでしょう。北海道の上空1500メートル付近には11月中旬から下旬並みの寒気が入ってくる見込みです。日本海側を中心に雪が降り、18日にかけて標高の高い山や峠、平地でも積雪の恐れがありますので、車の運転には十分ご注意ください。一方、沖縄はあすも晴れて暑さが続くでしょう。ただ、沿岸部ではうねりを伴って、波が高くなっています。うねりを伴った高波に注意してください。
最高気温は、きょう16日とほぼ同じくらいか高い所が多い見込みです。雨上がり後、日差しが出て気温が上がる所もあるでしょう。
あさって以降の週間天気
18日は前線は再び北上して、天気は下り坂。19日以降は気圧の谷や前線の影響で、九州から東北にかけて雨や曇りの日が多くすっきりしないでしょう。一方、北海道は高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
最低気温は、18日と19日は関東でも10度を下回る所がありそうです。朝晩は冷え込むでしょう。週末には最高気温、最低気温ともに平年並みの気温に戻り、最高気温が20度を超える所も多くなりそうです。
さらにきょう16日午前3時にはカロリン諸島で台風21号「ラン」が発生しました。気になる台風の進路ですが、今後西寄りに進み、あす17日の午前3時にはフィリピンの東に近づく見込みです。その後、次第に北寄りに向きを変え、日本に接近する恐れも出てきました。台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。週末から週明けにかけて沖縄と九州から東北の広い範囲で、湿った空気の影響で雨になる見込みです。台風の進路によっては大荒れとなる可能性もあります。今後の台風情報には十分ご注意ください。
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