ヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞に関する新規事業開始のお知らせ
PR TIMES2024年1月15日(月)19時16分
ヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞に関する新規事業開始のお知らせ
この度、当社グループにてヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞(StemRNATM iPSC derived MSC、以下「iPSC-MSC」)及び、培養液等の関連試薬を発売することになりましたのでお知らせします。
紹介ページ
https://www.reprocell.com/research-stem-cell-services/products-for-msc-research
間葉系幹細胞は、ヒトの脂肪組織及び骨髄中に存在する細胞で、急性移植片対宿主病及び脊髄損傷等の治療で使用されており、さらに、その他の疾患でも多くの臨床試験が進められております。また、間葉系幹細胞の培養上清液に含まれるエクソソーム1)の臨床応用も幅広く進んでおり、間葉系幹細胞は、再生医療等製品の原材料として大きな需要が見込まれています。
一方、脂肪及び骨髄から採取された間葉系幹細胞は、ドナー間での品質の違いや、増殖能の限界等の技術課題が指摘されています。
iPSC-MSCは、iPS細胞の状態で大量に拡大培養し、その後に間葉系幹細胞に分化させて製造するため、単一ドナーのiPS細胞から半永久的に大量の間葉系幹細胞を製造することが可能となります。このため、ドナー間差及び培養スケールの課題を克服することが可能となります。
iPSC-MSCの出発原料となるiPS細胞は、当社のRNAリプログラミング技術を使用して樹立されたものであり、遺伝子変異リスクを最小化し、臨床応用に最も適したiPS細胞になります。
当社のiPSC-MSCを、現行の脂肪及び骨髄由来の間葉系幹細胞の第2世代の再生医療等製品と位置づけ、今後、事業展開をしてまいります。研究グレードのiPSC-MSCを製品として販売し、臨床グレードに関しては受託サービスとして提供してまいります。臨床グレードに関しては、日本、米国、欧州の3拠点のガイドラインに準じた再生医療等製品となります。
本件による当社業績への影響は軽微ですが、今後、業績に影響を与えることが判明した場合には速やかに公表いたします。
用語説明
1)エクソソームは、種々の細胞から分泌される脂質二重膜構造を持つ細胞外小胞。血液、唾液、尿、脳、脊髄液等の体液や細胞培養液中に存在する。
以上
この度、当社グループにてヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞(StemRNATM iPSC derived MSC、以下「iPSC-MSC」)及び、培養液等の関連試薬を発売することになりましたのでお知らせします。
紹介ページ
https://www.reprocell.com/research-stem-cell-services/products-for-msc-research
間葉系幹細胞は、ヒトの脂肪組織及び骨髄中に存在する細胞で、急性移植片対宿主病及び脊髄損傷等の治療で使用されており、さらに、その他の疾患でも多くの臨床試験が進められております。また、間葉系幹細胞の培養上清液に含まれるエクソソーム1)の臨床応用も幅広く進んでおり、間葉系幹細胞は、再生医療等製品の原材料として大きな需要が見込まれています。
一方、脂肪及び骨髄から採取された間葉系幹細胞は、ドナー間での品質の違いや、増殖能の限界等の技術課題が指摘されています。
iPSC-MSCは、iPS細胞の状態で大量に拡大培養し、その後に間葉系幹細胞に分化させて製造するため、単一ドナーのiPS細胞から半永久的に大量の間葉系幹細胞を製造することが可能となります。このため、ドナー間差及び培養スケールの課題を克服することが可能となります。
iPSC-MSCの出発原料となるiPS細胞は、当社のRNAリプログラミング技術を使用して樹立されたものであり、遺伝子変異リスクを最小化し、臨床応用に最も適したiPS細胞になります。
当社のiPSC-MSCを、現行の脂肪及び骨髄由来の間葉系幹細胞の第2世代の再生医療等製品と位置づけ、今後、事業展開をしてまいります。研究グレードのiPSC-MSCを製品として販売し、臨床グレードに関しては受託サービスとして提供してまいります。臨床グレードに関しては、日本、米国、欧州の3拠点のガイドラインに準じた再生医療等製品となります。
本件による当社業績への影響は軽微ですが、今後、業績に影響を与えることが判明した場合には速やかに公表いたします。
用語説明
1)エクソソームは、種々の細胞から分泌される脂質二重膜構造を持つ細胞外小胞。血液、唾液、尿、脳、脊髄液等の体液や細胞培養液中に存在する。
以上
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