楽天Gが金融再編、携帯事業は成長できる?元ソフトバンク社長室長がズバッと指摘
ダイヤモンドオンライン2024年4月4日(木)7時30分
楽天Gが金融再編、携帯事業は成長できる?元ソフトバンク社長室長がズバッと指摘
楽天グループの三木谷浩史会長兼社長 Photo:Jun Sato/gettyimages
楽天グループが金融子会社を再編すると発表しました。グループの財務を改善し、携帯電話事業の成長につなげる狙いがありそうですが、うまくいくのでしょうか? 経営戦略を基本的なフレームワークで考えると、改めて非常に厳しい状況であることが分かりました。(トライズ代表 三木雄信)
楽天グループが金融事業を再編する狙い
楽天グループが4月1日、フィンテック事業再編に向けて協議を始めたと発表しました。楽天銀行、楽天カード、楽天証券ホールディングス(HD)など金融子会社を1つのグループに集約するそうです。楽天銀行の株式上場は維持する一方、楽天証券HDについては検討していたIPO(新規株式公開)をとりやめる方向で協議すると報道されています。
グループの2023年12月期の連結決算では、金融事業の売上高は7251億円(前期比11%増)と全体の3割強を占めます。営業利益は1229億円(同37%増)で、楽天市場を含むインターネットサービス事業を上回っています。金融事業は好調です。
一方、楽天グループといえば携帯電話事業の大赤字と、それによるグループ全体の財務の悪化が経営の大テーマとなっています。携帯事業は設備投資がかさんだことで、部門の営業赤字は20年12月期~23年12月期に計1兆4000億円超も膨らんでいます。
今回の発表に関して、「楽天は金融事業の再編によってグループの財務を改善し、携帯電話事業の成長につなげる」などと報道されています。が、うまくいくのでしょうか? 筆者は、そもそも携帯電話事業が成長できるのか、疑問に思っています。
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