<開催レポート>神奈川県立綾瀬高校、横浜市の町工場・スリーハイに向けた経営改善アイデアのプレゼンテーションを実施
PR TIMES2024年7月23日(火)16時16分
1学年323名全員参加の「総合的な探究の時間」総まとめ。全55グループのうち、生徒投票で選ばれた9グループが中小企業経営者と社員に発表。答えのない課題に対して、多様な他者と協働する力が育まれる。
神奈川県立綾瀬高等学校では、 2023年11月27日から始まった第46期生(2024年度3年次・323名)に実施する「総合的な探究の時間」において、授業の題材企業である株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)に対し、生徒たちがスリーハイの経営課題解決に向けて検討した提案の発表会を開催しましたので、お知らせいたします。
6月20日の授業「最終プレゼン」では全55グループが発表し、生徒の投票で選出された9グループが6月27日の「代表者プレゼン」において、スリーハイ代表の男澤と社員に向け体育館で発表を行いました。
綾瀬高校の生徒が考えた提案については、スリーハイで今後アイデアを精査し、実現可能性が高いものは実現に向けて検討します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-181909270967089820712ccbb8ebadbd-1200x660.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
総合的な探究の時間とは
「総合的な探究の時間」とは、2022年度から高等学校で行われている、教科や科目の域を超えた横断的・総合的な学びの時間です。神奈川県立綾瀬高等学校では、現代社会で求められる主体的に課題を発見し行動する力を育むために、社会問題に対する啓発・教育事業を行うNPO法人SoELa(主たる事業所:川崎市麻生区)の協力のもと、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を育む授業を2022年度から実施してきました。
しかし、これまでの授業では「生徒が解決策を考えても提案を実現することができない」ことや、指導する教員側も経営やマーケティングの実務・知識が乏しく、生徒たちへの適切な助言が難しいという実情がありました。
そこで2023年11月27日から始まった2023年度の総合的な探究の時間では、横浜市の町工場である株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区)と協業し、「株式会社スリーハイ綾瀬高校支店」を立ち上げたと仮定して、スリーハイが実際に抱えている経営課題について綾瀬高校の生徒達が解決策を検討してきました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-f5935df89861041e69aa83c9f5487b0a-424x360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回の「総合的な探究の時間」における三者の役割分担
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-414b616306ea5b7acb8777fe97b49e79-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]綾瀬高校体育館で開催された初回授業の様子。6月27日は全55グループから選出された代表の9グループがこの体育館で発表しました。
スリーハイ綾瀬高校支店とは
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-21728fa3613f57aefa28744fd560754d-1106x608.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「株式会社スリーハイ綾瀬高校支店」を立ち上げたと仮定して上図5つの部署に配属し、スリーハイが実際に抱えている経営課題について綾瀬高校の生徒達が解決策を検討してきました。
今回の「総合的な探究の時間」では、「スリーハイ綾瀬高校支店」に5つの部署を立ち上げと仮定し、323名生徒たちは4~5人ずつのグループに分かれて各部署に配属されたというシナリオで始まりました。各部で考えたテーマは次のとおりです。
- 経営企画部:昼礼の改善案
- 営業部:既存取引先に配布する営業誌の作成
- 商品開発部:電熱を使った新しい製品・サービスの開発
- 人事部:高校生が就職したくなる採用案内パンフの制作
- 広報部:廃材を利用したイベントの企画
2023年11月から始まった授業では、スリーハイの経営課題の現状把握、アイデアの発散と収束、プレゼンテーションへのまとめなどのプロセスを経て、55個(55グループ分)の経営改善アイデアが挙がりました。
また、NPO法人SoELaからマーケティングの基礎(12月)、プレゼンテーションの作り方(5月)、「魅せる」プレゼンの発表方法(6月)について講義がありました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-cdf1b5327728cbbaea5ba36932307e21-800x989.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]グループ内で生徒たちがアイデアを出し合う様子。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-e19bd0a51762e738d77d3bca3b2fba72-3900x2704.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スリーハイ代表の男澤はほぼ毎回の授業に参加し、綾瀬高校生徒からの質問に直接答えてきました。[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-216bbedf498664d361479b66ff2d1e10-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]NPO法人SoELaの郷原氏による、プレゼンテーション講座開催の様子。NPO法人SoELaの講義を参考に、生徒達は提案をプレゼンテーションにまとめ、発表しました。
これまでの詳しい授業の様子は、スリーハイ代表・男澤のnoteをご参照ください。
男澤 誠 note~従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること
https://note.com/makotoozawa
6月27日(木) 代表者プレゼンテーションの様子
6月20日に行われた授業「最終プレゼン」では全55グループが経営改善アイデアを発表し、生徒たちの投票で選ばれた9グループが、6月27日(木)の「代表者プレゼン」において、スリーハイ代表の男澤と社員に向け体育館で発表を行いました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-73344daeec53f04948aabd26ddff1c90-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]代表者プレゼンテーションの様子。写真前列はスリーハイ代表・男澤と社員。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-117df82bfc946a52cc465dec97c15680-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]生徒たちの真剣な発表に、スリーハイ側も発表に集中。
スリーハイは次の5点の視点で、代表者プレゼンテーションに選ばれた9グループの発表を審査しました。
1.課題への理解度(スリーハイから提示した経営課題を理解しているか)
2.マーケティング視点(ペルソナ、4Pなど「総合的な探究の時間」で講義があった知識を生かしているか)
3.事業内容(アイデア内容に独自性、面白さ、工夫はあるかどうか)
4.実現可能性(アイデアの実現可能性は高いかどうか)
5.意欲(プレゼン発表から感じられるやる気、チームワーク)
厳正な審査の結果、受賞したチームと経営改善アイデアは次のとおりです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/100107/table/23_1_7434632f815b2e1de7e568ec0085863f.jpg ]
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-180063fa639ee5cb1c07052e30233a20-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スリーハイ社員と代表・男澤から生徒たちの発表に対して講評する様子。
発表を見守った綾瀬高校教員からは「教員が想像していた以上に、生徒たちの成長が見られたことが嬉しい」といったコメントがありました。
また、事後実施した生徒へのアンケートでは、「チームワークで取り組むことで新たな視点を得られた」といった成果を感じた感想が多くあがりました。これは総合的な探究の時間で求められている「答えのない課題に対して,多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすることができる(※)」力の育成に一定の成果が得られたと考えます。
(※令和5年3月 文部科学省発行「https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/20230531-mxt_kyouiku_soutantebiki03_2.pdfを参考)
【生徒への事後アンケートで挙がった意見抜粋】
・自分のアイデアを(チームメンバーへ)共有することで、自分のアイデアの至らない点を見つけることができることを学んだ。
・始まった頃は班でもあまり活発的な会話ができていなかったが、回数を重ねることで班のみんなと会話して取り組むことができ、(アイデアが)レベルアップできたなと感じた。
・最初は「むずかしい。考えるの無理そう」 などと、勝手に決めつけていたが、皆で考えれば難しいと思うことは少なかった。「三人よれば文殊の知恵」とはこのことかと実感しました。
・問題解決のために考えること。1つのことに対してみんなで解決しようとすることは将来でも役に立つと思った。
さらに、今回の代表者プレゼンテーションで発表したものだけでなく、綾瀬高校の生徒が考えたすべての提案についてスリーハイで今後精査し、実現可能性が高いものは実現に向けて検討する予定です。
株式会社スリーハイ代表取締役・男澤誠から、綾瀬高校生徒に向けたコメント
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-34c3d33d61f5ee23ed48e6acc19d9255-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社スリーハイ代表取締役 男澤 誠(おざわ まこと)スリーハイの綾瀬高校支店の社員として、経営課題に取り組んでもらったすべての生徒さんに、感謝申し上げます。
今回の「総合的な探究の時間」では、綾瀬高校の先生も、我々スリーハイも、もちろん生徒さんたちも答えがわからない課題に取り組んでもらいました。答えの決まっている学校の授業と大きく異なり、難しい取り組みであったと思います。
この「総合的な探究の時間」で身につけた力は、社会に出ても必ず役立ちます。なぜなら、会社の事業も、予定通りにいくことはほとんどなく、代表の私でも答えがわからない課題ばかりだからです。
正解のないこれからの時代に必要な力は、この「総合的な探究の時間」で取り組んだ、チームメンバーと協働する力です。ぜひ、「やったことがない」「答えがわからない」ことへの挑戦を、仲間とともにワクワク楽しめる人になっていただきたいと思います。
神奈川県立綾瀬高等学校について
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-85130c93b013e8ebcb68a240a1db7bfe-250x235.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]神奈川県立綾瀬高等学校は昭和52年に開校し、令和5年3月までに約17,000名の卒業生を輩出しました。綾瀬高校は「すべての生徒に学ぶ楽しさと喜びを」を教育目標とし、令和3年度より「教育活動のユニバーサルデザイン化」を推進しています。多様性を認め、互いを尊重しあうことこそが成熟した社会をつくる第一歩であるという理念のもと、令和2年度からインクルーシブ教育実践推進校として知的障がいのある生徒も仲間に迎え入れています。
学校名 :神奈川県立綾瀬高等学校
校長 :野中幹子
場所 :神奈川県綾瀬市寺尾南1-4-1
開校 :1977年4月1日
生徒数 :970人(2023年11月現在)
公式サイト:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/ayase-h/index.html
NPO法人SoELaについて
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-8c04c71b86fa3d952b7736ef67c9b25e-960x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]NPO法人SoELaは、子ども、お年寄りを中心とした全生活者に対して、地球環境、犯罪、高齢化、地域活性化など社会問題に対する啓発、教育に関する事業をエンタテインメントの手法を用いて行い、主体的に行動を起こす人々で溢れる社会の構築に貢献することを目的とするNPO法人です。青少年の職業観醸成に関する事業「アントレ塾」や社会人向けの研修・セミナーや、高校の「総合的な探究の時間」のサポート事業(相模女子大高等部、函嶺白百合学園、県立元石川高等学校等)などを展開しています。
団体名 :NPO法人SoELa
代表理事 :岡部 佳文
主たる事業所:神奈川県川崎市麻生区白山4丁目5番2-1106
設立 :2016年1月27日
事業内容 :社会教育の推進を図る活動
公式サイト :https://soela.jp/
株式会社スリーハイについて
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-066a19357ff66bc409b914aba705e9e6-2302x1904.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。
会社名 :株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
:(札幌営業所)札幌市中央区北4条西4丁目1-7
設立 :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売
公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/
公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/
神奈川県立綾瀬高等学校では、 2023年11月27日から始まった第46期生(2024年度3年次・323名)に実施する「総合的な探究の時間」において、授業の題材企業である株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)に対し、生徒たちがスリーハイの経営課題解決に向けて検討した提案の発表会を開催しましたので、お知らせいたします。
6月20日の授業「最終プレゼン」では全55グループが発表し、生徒の投票で選出された9グループが6月27日の「代表者プレゼン」において、スリーハイ代表の男澤と社員に向け体育館で発表を行いました。
綾瀬高校の生徒が考えた提案については、スリーハイで今後アイデアを精査し、実現可能性が高いものは実現に向けて検討します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-181909270967089820712ccbb8ebadbd-1200x660.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
総合的な探究の時間とは
「総合的な探究の時間」とは、2022年度から高等学校で行われている、教科や科目の域を超えた横断的・総合的な学びの時間です。神奈川県立綾瀬高等学校では、現代社会で求められる主体的に課題を発見し行動する力を育むために、社会問題に対する啓発・教育事業を行うNPO法人SoELa(主たる事業所:川崎市麻生区)の協力のもと、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を育む授業を2022年度から実施してきました。
しかし、これまでの授業では「生徒が解決策を考えても提案を実現することができない」ことや、指導する教員側も経営やマーケティングの実務・知識が乏しく、生徒たちへの適切な助言が難しいという実情がありました。
そこで2023年11月27日から始まった2023年度の総合的な探究の時間では、横浜市の町工場である株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区)と協業し、「株式会社スリーハイ綾瀬高校支店」を立ち上げたと仮定して、スリーハイが実際に抱えている経営課題について綾瀬高校の生徒達が解決策を検討してきました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-f5935df89861041e69aa83c9f5487b0a-424x360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回の「総合的な探究の時間」における三者の役割分担
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-414b616306ea5b7acb8777fe97b49e79-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]綾瀬高校体育館で開催された初回授業の様子。6月27日は全55グループから選出された代表の9グループがこの体育館で発表しました。
スリーハイ綾瀬高校支店とは
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-21728fa3613f57aefa28744fd560754d-1106x608.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「株式会社スリーハイ綾瀬高校支店」を立ち上げたと仮定して上図5つの部署に配属し、スリーハイが実際に抱えている経営課題について綾瀬高校の生徒達が解決策を検討してきました。
今回の「総合的な探究の時間」では、「スリーハイ綾瀬高校支店」に5つの部署を立ち上げと仮定し、323名生徒たちは4~5人ずつのグループに分かれて各部署に配属されたというシナリオで始まりました。各部で考えたテーマは次のとおりです。
- 経営企画部:昼礼の改善案
- 営業部:既存取引先に配布する営業誌の作成
- 商品開発部:電熱を使った新しい製品・サービスの開発
- 人事部:高校生が就職したくなる採用案内パンフの制作
- 広報部:廃材を利用したイベントの企画
2023年11月から始まった授業では、スリーハイの経営課題の現状把握、アイデアの発散と収束、プレゼンテーションへのまとめなどのプロセスを経て、55個(55グループ分)の経営改善アイデアが挙がりました。
また、NPO法人SoELaからマーケティングの基礎(12月)、プレゼンテーションの作り方(5月)、「魅せる」プレゼンの発表方法(6月)について講義がありました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-cdf1b5327728cbbaea5ba36932307e21-800x989.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]グループ内で生徒たちがアイデアを出し合う様子。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-e19bd0a51762e738d77d3bca3b2fba72-3900x2704.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スリーハイ代表の男澤はほぼ毎回の授業に参加し、綾瀬高校生徒からの質問に直接答えてきました。[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-216bbedf498664d361479b66ff2d1e10-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]NPO法人SoELaの郷原氏による、プレゼンテーション講座開催の様子。NPO法人SoELaの講義を参考に、生徒達は提案をプレゼンテーションにまとめ、発表しました。
これまでの詳しい授業の様子は、スリーハイ代表・男澤のnoteをご参照ください。
男澤 誠 note~従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること
https://note.com/makotoozawa
6月27日(木) 代表者プレゼンテーションの様子
6月20日に行われた授業「最終プレゼン」では全55グループが経営改善アイデアを発表し、生徒たちの投票で選ばれた9グループが、6月27日(木)の「代表者プレゼン」において、スリーハイ代表の男澤と社員に向け体育館で発表を行いました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-73344daeec53f04948aabd26ddff1c90-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]代表者プレゼンテーションの様子。写真前列はスリーハイ代表・男澤と社員。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-117df82bfc946a52cc465dec97c15680-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]生徒たちの真剣な発表に、スリーハイ側も発表に集中。
スリーハイは次の5点の視点で、代表者プレゼンテーションに選ばれた9グループの発表を審査しました。
1.課題への理解度(スリーハイから提示した経営課題を理解しているか)
2.マーケティング視点(ペルソナ、4Pなど「総合的な探究の時間」で講義があった知識を生かしているか)
3.事業内容(アイデア内容に独自性、面白さ、工夫はあるかどうか)
4.実現可能性(アイデアの実現可能性は高いかどうか)
5.意欲(プレゼン発表から感じられるやる気、チームワーク)
厳正な審査の結果、受賞したチームと経営改善アイデアは次のとおりです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/100107/table/23_1_7434632f815b2e1de7e568ec0085863f.jpg ]
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-180063fa639ee5cb1c07052e30233a20-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スリーハイ社員と代表・男澤から生徒たちの発表に対して講評する様子。
発表を見守った綾瀬高校教員からは「教員が想像していた以上に、生徒たちの成長が見られたことが嬉しい」といったコメントがありました。
また、事後実施した生徒へのアンケートでは、「チームワークで取り組むことで新たな視点を得られた」といった成果を感じた感想が多くあがりました。これは総合的な探究の時間で求められている「答えのない課題に対して,多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすることができる(※)」力の育成に一定の成果が得られたと考えます。
(※令和5年3月 文部科学省発行「https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/20230531-mxt_kyouiku_soutantebiki03_2.pdfを参考)
【生徒への事後アンケートで挙がった意見抜粋】
・自分のアイデアを(チームメンバーへ)共有することで、自分のアイデアの至らない点を見つけることができることを学んだ。
・始まった頃は班でもあまり活発的な会話ができていなかったが、回数を重ねることで班のみんなと会話して取り組むことができ、(アイデアが)レベルアップできたなと感じた。
・最初は「むずかしい。考えるの無理そう」 などと、勝手に決めつけていたが、皆で考えれば難しいと思うことは少なかった。「三人よれば文殊の知恵」とはこのことかと実感しました。
・問題解決のために考えること。1つのことに対してみんなで解決しようとすることは将来でも役に立つと思った。
さらに、今回の代表者プレゼンテーションで発表したものだけでなく、綾瀬高校の生徒が考えたすべての提案についてスリーハイで今後精査し、実現可能性が高いものは実現に向けて検討する予定です。
株式会社スリーハイ代表取締役・男澤誠から、綾瀬高校生徒に向けたコメント
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-34c3d33d61f5ee23ed48e6acc19d9255-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社スリーハイ代表取締役 男澤 誠(おざわ まこと)スリーハイの綾瀬高校支店の社員として、経営課題に取り組んでもらったすべての生徒さんに、感謝申し上げます。
今回の「総合的な探究の時間」では、綾瀬高校の先生も、我々スリーハイも、もちろん生徒さんたちも答えがわからない課題に取り組んでもらいました。答えの決まっている学校の授業と大きく異なり、難しい取り組みであったと思います。
この「総合的な探究の時間」で身につけた力は、社会に出ても必ず役立ちます。なぜなら、会社の事業も、予定通りにいくことはほとんどなく、代表の私でも答えがわからない課題ばかりだからです。
正解のないこれからの時代に必要な力は、この「総合的な探究の時間」で取り組んだ、チームメンバーと協働する力です。ぜひ、「やったことがない」「答えがわからない」ことへの挑戦を、仲間とともにワクワク楽しめる人になっていただきたいと思います。
神奈川県立綾瀬高等学校について
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-85130c93b013e8ebcb68a240a1db7bfe-250x235.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]神奈川県立綾瀬高等学校は昭和52年に開校し、令和5年3月までに約17,000名の卒業生を輩出しました。綾瀬高校は「すべての生徒に学ぶ楽しさと喜びを」を教育目標とし、令和3年度より「教育活動のユニバーサルデザイン化」を推進しています。多様性を認め、互いを尊重しあうことこそが成熟した社会をつくる第一歩であるという理念のもと、令和2年度からインクルーシブ教育実践推進校として知的障がいのある生徒も仲間に迎え入れています。
学校名 :神奈川県立綾瀬高等学校
校長 :野中幹子
場所 :神奈川県綾瀬市寺尾南1-4-1
開校 :1977年4月1日
生徒数 :970人(2023年11月現在)
公式サイト:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/ayase-h/index.html
NPO法人SoELaについて
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-8c04c71b86fa3d952b7736ef67c9b25e-960x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]NPO法人SoELaは、子ども、お年寄りを中心とした全生活者に対して、地球環境、犯罪、高齢化、地域活性化など社会問題に対する啓発、教育に関する事業をエンタテインメントの手法を用いて行い、主体的に行動を起こす人々で溢れる社会の構築に貢献することを目的とするNPO法人です。青少年の職業観醸成に関する事業「アントレ塾」や社会人向けの研修・セミナーや、高校の「総合的な探究の時間」のサポート事業(相模女子大高等部、函嶺白百合学園、県立元石川高等学校等)などを展開しています。
団体名 :NPO法人SoELa
代表理事 :岡部 佳文
主たる事業所:神奈川県川崎市麻生区白山4丁目5番2-1106
設立 :2016年1月27日
事業内容 :社会教育の推進を図る活動
公式サイト :https://soela.jp/
株式会社スリーハイについて
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/23/100107-23-066a19357ff66bc409b914aba705e9e6-2302x1904.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。
会社名 :株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
:(札幌営業所)札幌市中央区北4条西4丁目1-7
設立 :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売
公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/
公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/
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