DV被害者家族が気軽に参加できる「メタバースイベント」を10月22日(日)に横浜市青葉区で開催!オンライン参加も可能
@Press2023年10月11日(水)13時30分
DV被害者を受け入れるNPO法人DV対策センター(神奈川県横浜市)には、過酷な生活による心身疾患や遊ぶ時間がない家族からの相談が増えています。DV被害者家族が参加する「メタバースイベント」を横浜市青葉区の「SPRAS青葉台」(オンライン参加可能)にて、2023年10月22日(日)に開催します。
【DV被害者家族が「失った笑い」とは?】
収入が少ないDV被害者にとって、修学旅行は頭痛の種です。旅費の工面に奔走する家庭も多く、DV被害者を支援するNPO法人DV対策センターは、母親からの相談を受けています。
また、DV被害者家族は通院を避ける傾向があります。その理由は、費用だけでなく加害者への連絡を避けるためです。インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が流行しても、通院を控えるため、体調が悪化しやすいのです。母親が心身疾患のため体が動かず、子どもが家事を仕切る、ヤングケアラーも多いのです。「母は布団からまったく出られず、ご飯は私が作ってます。家の中がぐちゃぐちゃで、とても勉強する場所がない。」
被害者が失った場所を取り戻す必要があります。
【母から子へ続くDVの連鎖】
母親が心身疾患になる要因は複雑です。ワンオペ育児、家事・子育て・就労のトリプルワーク、加害者である父親との複雑な関係が重なるため、常に強いストレスに晒されているからです。中には、母親から子どもへの言葉の暴力など二次被害もあり、虐待が連鎖しやすい深刻な状況があります。
NPO法人DV対策センター代表 穂志乃は、母親を家事から解放することがカギと訴えます。強いストレスを下げることで、母子の心身が改善します。「お泊りや食事会など、子どもだけの場を作り、普段言えない事を自由に言え、自己肯定感が向上します。母親も自分の時間を持てます。」
また、同団体は、子ども、母親、それぞれに、自尊心を育てる「エンパワーメント講座」を月2回行っています。「兄弟にも邪魔されず勉強ができるし、みんなが自分の話を聞いてくれる。家では、家事を当たり前のようにやらされて、とってもつらい。」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_1.jpg
学習支援
しかし、課題もあります。「加害者からの接触を避けたい」や「子どもが引きこもりだから」といった理由で、参加したくてもできない家族が多いことです。DV被害者の子どもの3割は引きこもりの傾向があり、イベントに参加しません。
【メタバースイベントに参加するDV被害者家族の深い理由】
そこで、DV被害者親子を招待する参加型イベントを顔出し不要のメタバースで行います。DV被害者に聞いたところ、顔を出し不要なら参加したいとの声をもらっています。
過去2回のイベントでは、様々な感想をもらっています。「息子が興味津々で、体験が終わってからもやりたい!やりたい!と何度も言っていました。全部楽しかったとのことです。」、「メタバースは家に居ながら誰かと繋がりたい時や水族館に行ったり遊んだりできる空間で手軽に参加できて良かったです。」
メタバースイベントは、DV対策センター職員が子どもと交わした会話がきっかけでした。サポーターからの問いかけに「はい」、「いいえ」だけだった子どもが、ゲームの話になると、生き生きとし、「このゲームは最低2,800ポイント必要です」や「〇〇さんは、別格の強さで頼りにしています」など、ゲームを通じたコミュニティの存在に気づきました。
ゲームと相通じるメタバースは、引きこもり傾向のある子どもの参加が期待できると気づきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_10.jpg
メタバース画面5
若者の生きづらさを解消するメタバース空間「MeeTaa」を運営する横浜市立大学医学部 宮崎智之准教授のご協力、ご助言で今回のイベントを実現しました。宮崎智之准教授は「様々な生きづらさに晒される若者ですが、リアルやバーチャル、自分に合った繋がりを育み、逞しく生きる糧にして欲しいです。」とコメントしています。
NPO法人DV対策センターは、公益財団法人パブリックリソース財団のコロナ禍の住宅困窮者支援事業2(休眠預金活用事業)に採択され、DV・虐待被害者が避難するためのシェルターとステップハウスの開設準備を行なっております。
また、Learning for AllとREADYFORによる虐待を防ぐ緊急居場所支援事業に採択され、虐待を経験した子どものための支援を行っております。
夏休みどこにも行けないDV被害者家族と近隣の母子家庭の子ども達の親子の思い出作りのためにメタバースイベントを開催し、運営のための寄附も募っています。
また、DV対策センターはメタバースを活用したエンパワーメント講座の定期開催を計画し、引きこもり傾向になる子どもが仲間と交流し、性のあり方、暴力の問題と対策などを学ぶ機会を増やす計画です。
【親子で体験!メタバースイベント開催(第3回)】
・日時 :2023年10月22日(日)
・場所 :SPRAS青葉台
神奈川県横浜市青葉区青葉台1-13-1 青葉台郵便局2階/3階
オンライン参加可能
・参加者 :DV被害者家族と母子家庭
・プログラム:第1回(14:00~15:15)、第2回(14:45~16:00)
-メタバース体験(14:00~14:45、15:15~16:00)
-トークセッション(14:45~15:15)
横浜市立大学准教授 宮崎智之先生、
株式会社Litm 代表取締役 相澤利春氏、
横浜市政策局共創推進室共創推進課 関口昌幸氏
・定員 :現地参加はパソコン台数に限りがありますので早めにお申し込み下さい。
パソコン持参も可能ですが、メタバース環境により人数制限があります。
オンライン参加も可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_15.jpg
メタバースイベント案内
<お問い合わせ先>
DV対策センターの活動にご関心のある方は、下記ページか二次元コードでお問い合わせ可能です。
https://lafelice.hp.peraichi.com
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_14.png
二次元コード
また、電話またはメールでのお問い合わせも可能です。
TEL : 080-7821-4660
MAIL: dv.taisaku@gmail.com
【法人概要】
NPO法人DV対策センター
所在地: 〒227-0033 横浜市青葉区鴨志田町807-5
URL : https://dvtaisaku.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【DV被害者家族が「失った笑い」とは?】
収入が少ないDV被害者にとって、修学旅行は頭痛の種です。旅費の工面に奔走する家庭も多く、DV被害者を支援するNPO法人DV対策センターは、母親からの相談を受けています。
また、DV被害者家族は通院を避ける傾向があります。その理由は、費用だけでなく加害者への連絡を避けるためです。インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が流行しても、通院を控えるため、体調が悪化しやすいのです。母親が心身疾患のため体が動かず、子どもが家事を仕切る、ヤングケアラーも多いのです。「母は布団からまったく出られず、ご飯は私が作ってます。家の中がぐちゃぐちゃで、とても勉強する場所がない。」
被害者が失った場所を取り戻す必要があります。
【母から子へ続くDVの連鎖】
母親が心身疾患になる要因は複雑です。ワンオペ育児、家事・子育て・就労のトリプルワーク、加害者である父親との複雑な関係が重なるため、常に強いストレスに晒されているからです。中には、母親から子どもへの言葉の暴力など二次被害もあり、虐待が連鎖しやすい深刻な状況があります。
NPO法人DV対策センター代表 穂志乃は、母親を家事から解放することがカギと訴えます。強いストレスを下げることで、母子の心身が改善します。「お泊りや食事会など、子どもだけの場を作り、普段言えない事を自由に言え、自己肯定感が向上します。母親も自分の時間を持てます。」
また、同団体は、子ども、母親、それぞれに、自尊心を育てる「エンパワーメント講座」を月2回行っています。「兄弟にも邪魔されず勉強ができるし、みんなが自分の話を聞いてくれる。家では、家事を当たり前のようにやらされて、とってもつらい。」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_1.jpg
学習支援
しかし、課題もあります。「加害者からの接触を避けたい」や「子どもが引きこもりだから」といった理由で、参加したくてもできない家族が多いことです。DV被害者の子どもの3割は引きこもりの傾向があり、イベントに参加しません。
【メタバースイベントに参加するDV被害者家族の深い理由】
そこで、DV被害者親子を招待する参加型イベントを顔出し不要のメタバースで行います。DV被害者に聞いたところ、顔を出し不要なら参加したいとの声をもらっています。
過去2回のイベントでは、様々な感想をもらっています。「息子が興味津々で、体験が終わってからもやりたい!やりたい!と何度も言っていました。全部楽しかったとのことです。」、「メタバースは家に居ながら誰かと繋がりたい時や水族館に行ったり遊んだりできる空間で手軽に参加できて良かったです。」
メタバースイベントは、DV対策センター職員が子どもと交わした会話がきっかけでした。サポーターからの問いかけに「はい」、「いいえ」だけだった子どもが、ゲームの話になると、生き生きとし、「このゲームは最低2,800ポイント必要です」や「〇〇さんは、別格の強さで頼りにしています」など、ゲームを通じたコミュニティの存在に気づきました。
ゲームと相通じるメタバースは、引きこもり傾向のある子どもの参加が期待できると気づきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_10.jpg
メタバース画面5
若者の生きづらさを解消するメタバース空間「MeeTaa」を運営する横浜市立大学医学部 宮崎智之准教授のご協力、ご助言で今回のイベントを実現しました。宮崎智之准教授は「様々な生きづらさに晒される若者ですが、リアルやバーチャル、自分に合った繋がりを育み、逞しく生きる糧にして欲しいです。」とコメントしています。
NPO法人DV対策センターは、公益財団法人パブリックリソース財団のコロナ禍の住宅困窮者支援事業2(休眠預金活用事業)に採択され、DV・虐待被害者が避難するためのシェルターとステップハウスの開設準備を行なっております。
また、Learning for AllとREADYFORによる虐待を防ぐ緊急居場所支援事業に採択され、虐待を経験した子どものための支援を行っております。
夏休みどこにも行けないDV被害者家族と近隣の母子家庭の子ども達の親子の思い出作りのためにメタバースイベントを開催し、運営のための寄附も募っています。
また、DV対策センターはメタバースを活用したエンパワーメント講座の定期開催を計画し、引きこもり傾向になる子どもが仲間と交流し、性のあり方、暴力の問題と対策などを学ぶ機会を増やす計画です。
【親子で体験!メタバースイベント開催(第3回)】
・日時 :2023年10月22日(日)
・場所 :SPRAS青葉台
神奈川県横浜市青葉区青葉台1-13-1 青葉台郵便局2階/3階
オンライン参加可能
・参加者 :DV被害者家族と母子家庭
・プログラム:第1回(14:00~15:15)、第2回(14:45~16:00)
-メタバース体験(14:00~14:45、15:15~16:00)
-トークセッション(14:45~15:15)
横浜市立大学准教授 宮崎智之先生、
株式会社Litm 代表取締役 相澤利春氏、
横浜市政策局共創推進室共創推進課 関口昌幸氏
・定員 :現地参加はパソコン台数に限りがありますので早めにお申し込み下さい。
パソコン持参も可能ですが、メタバース環境により人数制限があります。
オンライン参加も可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_15.jpg
メタバースイベント案内
<お問い合わせ先>
DV対策センターの活動にご関心のある方は、下記ページか二次元コードでお問い合わせ可能です。
https://lafelice.hp.peraichi.com
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/371751/LL_img_371751_14.png
二次元コード
また、電話またはメールでのお問い合わせも可能です。
TEL : 080-7821-4660
MAIL: dv.taisaku@gmail.com
【法人概要】
NPO法人DV対策センター
所在地: 〒227-0033 横浜市青葉区鴨志田町807-5
URL : https://dvtaisaku.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
「被害者」をもっと詳しく
「被害者」のニュース
-
水俣病救済新法「目指す」 今国会中提示と立民議員団5月20日16時46分
-
4県強盗、発生5時間以内に複数のATMから数十万円引き出し…1件目の被害者カードで5月18日7時15分
-
「自分は大丈夫!」が危ない - 消費者庁、消費者トラブルから身を守る「消費者力」チェックシートを公開5月17日8時59分
-
旧ジャニ被害者ら 元社員2人による性加害の捜査要望5月17日5時0分
-
山あいの緊縛強盗、被害者のキャッシュカードを複数回使用か…ベトナム国籍の男2人を窃盗未遂容疑で逮捕5月17日5時0分
-
マイク音切り問題、水俣病被害者団体と環境省が再懇談を協議…団体側「諸問題の解決を」5月16日22時40分
-
河内家菊水丸がキダ・タローさん追悼 「私は被害者」と言わせた名曲にまつわる思い出を明かす5月16日18時26分
-
被害者、元社員2人の捜査求める 旧ジャニーズ性加害問題5月16日17時59分
-
再懇談、国会閉会後の見通し=環境省幹部が水俣訪問5月16日17時15分
-
SMILE-UP. 被害者への補償進捗報告 支払い完了は395人 これまでに93人に補償なし通達5月15日18時35分