川根本町で災害時の孤立集落へのドローン配送を想定した実証実験第2回を実施
PR TIMES2023年12月6日(水)18時46分
静岡県川根本町(町長:薗田靖邦)と株式会社NEXT DELIVERY (山梨県小菅村、代表取締役:田路 圭輔、以下NEXT DELIVERY)は、2023年12月3日(日)と4日(月)の2日間にわたり災害時の孤立集落へのドローン配送を想定し実証実験を実施いたしました。
実証実験は、株式会社NEXT DELIVERYが、川根本町孤立集落物資輸送実証業務委託に係る公募型プロポーザルとして採択され、実施したものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-26710e6461eb6d17d7cb-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-76e53acfa6199961acbe-0.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-ee208932dbf315cdaa88-0.jpg ]
実証実験概要
1.背景と目的
川根本町は総人口6,014人(2023年7月現在)、静岡県の中央部に位置し、町域は大井川に沿った東西約23km、南北約40kmの南北に細長い形で、面積は496.72km²(県全体の6.4%)、このうちの約90%を森林が占めている。自然が占める割合が多く、町の中心地から離れた集落が散見され、高齢化に伴う買い物難民の課題を抱えています。また、有事の際に孤立してしまう可能性のある集落も多く、災害などで道路が遮断され交通手段がない場合の物資輸送の課題もあります。
このような背景を受け、買い物難民問題や有事の際などの孤立問題の解決をすべく、物流の最適化を目指し、ラストワンマイルの輸送手段にドローン配送を組み込み、地上輸送とドローン配送を連結、融合する新スマート物流システムの導入により、買い物代行や災害時支援、医薬品配送等を行う仕組み作りを目指し、住民の理解度向上、定期飛行に向けた課題の洗い出しを目的として実証実験を実施いたします。
2.実施内容
12月3日(日)、4日(月)の2日間にわたりエアロネクストが物流用途に特化してゼロから開発した可搬重量(ペイロード)最大5kg、最大飛行距離20kmの物流専用ドローンAirTruck*3を使用し、ドローン配送の実証実験を実施しました。
12月3日は有事を想定したドローン配送の実証実験を実施。有事の際に孤立被害が想定される坂京地区への物資輸送を想定し、役場総合支所から坂京地区へ(距離3.5km、約7.5分)非常食をお届けしました。ドローンで非常食を配送した先の地域住民の方は、「こういうものがあれば非常時は活躍してくれると思う」とコメントしています。
12月4日は子供たちにドローン配送を体感してもらい将来への期待などを感じてもらうため、本川根小学校と本川根中学校間のドローン配送の実証実験を実施。小学校と中学校間をドローンが一往復し、それぞれモノをお届けしました。本川根小学校から本川根中学校へ(距離約1km、約3分)肉まんとあんまんを、本川根中学校から本川根小学校へ(距離約1km、約3分)お菓子をお届けしました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-38f42b05d045aa4dedd6-0.jpg ]
今後も地域住民への理解促進及び地域課題の解決へ向けドローンをはじめとする次世代高度技術を活用しドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流”SkyHub(R)“の社会実装に向けた検討を進めてまいります。
以上
実証実験は、株式会社NEXT DELIVERYが、川根本町孤立集落物資輸送実証業務委託に係る公募型プロポーザルとして採択され、実施したものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-26710e6461eb6d17d7cb-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-76e53acfa6199961acbe-0.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-ee208932dbf315cdaa88-0.jpg ]
実証実験概要
1.背景と目的
川根本町は総人口6,014人(2023年7月現在)、静岡県の中央部に位置し、町域は大井川に沿った東西約23km、南北約40kmの南北に細長い形で、面積は496.72km²(県全体の6.4%)、このうちの約90%を森林が占めている。自然が占める割合が多く、町の中心地から離れた集落が散見され、高齢化に伴う買い物難民の課題を抱えています。また、有事の際に孤立してしまう可能性のある集落も多く、災害などで道路が遮断され交通手段がない場合の物資輸送の課題もあります。
このような背景を受け、買い物難民問題や有事の際などの孤立問題の解決をすべく、物流の最適化を目指し、ラストワンマイルの輸送手段にドローン配送を組み込み、地上輸送とドローン配送を連結、融合する新スマート物流システムの導入により、買い物代行や災害時支援、医薬品配送等を行う仕組み作りを目指し、住民の理解度向上、定期飛行に向けた課題の洗い出しを目的として実証実験を実施いたします。
2.実施内容
12月3日(日)、4日(月)の2日間にわたりエアロネクストが物流用途に特化してゼロから開発した可搬重量(ペイロード)最大5kg、最大飛行距離20kmの物流専用ドローンAirTruck*3を使用し、ドローン配送の実証実験を実施しました。
12月3日は有事を想定したドローン配送の実証実験を実施。有事の際に孤立被害が想定される坂京地区への物資輸送を想定し、役場総合支所から坂京地区へ(距離3.5km、約7.5分)非常食をお届けしました。ドローンで非常食を配送した先の地域住民の方は、「こういうものがあれば非常時は活躍してくれると思う」とコメントしています。
12月4日は子供たちにドローン配送を体感してもらい将来への期待などを感じてもらうため、本川根小学校と本川根中学校間のドローン配送の実証実験を実施。小学校と中学校間をドローンが一往復し、それぞれモノをお届けしました。本川根小学校から本川根中学校へ(距離約1km、約3分)肉まんとあんまんを、本川根中学校から本川根小学校へ(距離約1km、約3分)お菓子をお届けしました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/93605/25/resize/d93605-25-38f42b05d045aa4dedd6-0.jpg ]
今後も地域住民への理解促進及び地域課題の解決へ向けドローンをはじめとする次世代高度技術を活用しドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流”SkyHub(R)“の社会実装に向けた検討を進めてまいります。
以上
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