赤字が膨らむコンセプトカフェに最後通告…崖っぷちのアイドルオタク店長に清野菜名がエール
マイナビニュース2024年3月16日(土)18時0分
女優の清野菜名が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録に初挑戦した。担当したのは、10日・17日の2週にわたって放送される『居場所をくれたこの街で… ~夢と仲間とママチャリと~』。ワケありの人々に手を差し伸べる夜の街のママを追った作品だ。
17日放送の後編では、グループの業績が好調な中、ママの頭を悩ませている唯一の赤字店の岐路が描かれるが、清野はどのように見つめたのか――。
○大抜てきに応えようと張り切って臨むも…
今回の主人公は、東京・府中を中心に7店舗を経営するママ、高橋映子さん(45)。銀座でも歌舞伎町でもない東京・府中に店を構えて12年、働くスタッフの数は150人以上にのぼり、今では「府中でナンバーワン」と言えるほどになった。
グループの業績が好調な中、ママの頭を悩ませているのは唯一の赤字店舗「夢を推すしかない(略称・夢推し)」。新たに出店した「歌って踊るアイドルに会えるコンセプトカフェ」だ。
店長を任せたのは、自身もアイドルオタクである野地さん(37)。大学卒業後、水商売の世界に飛び込むも、周囲となじめず、職を転々とする中で出会ったのが映子ママだった。店長という大抜てきに応えようと、張り切って臨んだ新業態だったが、客は1日1組程度。連日、店内には閑古鳥が鳴いていた…。
○映子ママに感服「1人の中に何人いるんだろう!?」
改めて映子ママの印象を聞くと、清野は「本当に懐が広いですよね。“1人の中に何人いるんだろう!?”、“体が何個あっても足りないはず”と思うくらい、やっていることが多すぎて本当にすごいと思いましたし、周りの方々は本当に助けられているなと思いました」と感服。
一方で、今回の映像を通して“夜の街の仕事”に対して、「やりたいと思っている方もいれば、お金を稼ぐためにやっている方もいるし、居場所を見つけに来る人もいて、いろんな思いがあるんだと思いました」と印象が変わったそうだ。
○野地さんに感じた「汚れていない内面の純粋さ」
映子ママを見て、「外見や第一印象のイメージだけでその人を決めつけないで、ちゃんと中を知るまで関わり合うという姿勢が、人間としてすごく尊敬できて、とても素敵だなと思いました。私もそういうふうにしなきゃと、より思いました」と感化されたそう。それを特に感じたのは、唯一の赤字店「夢推し」の店長を任せた、入社4年目の野地さんとの向き合い方だ。
「夢推し」は、女の子たちがアイドルソングを歌って踊るというコンセプトカフェで、アイドル好きな彼が自分の背中を押すようにと店名を命名した。なんとかママの期待に応えようと策を練るものの、赤字は膨らむばかり。ついに、ママは「稼ぎ時の12月に黒字を出さなければ閉店」とタイムリミットを宣告することになる。
後編では、「夢推し」の岐路が描かれるが、清野は「最初に映像で見たときは“店長なんて大丈夫なのかな…”と思ったのですが、追ってみると汚れていない内面の純粋さを感じたんです。映子ママも“すごくいい子なんです”と言っていましたが、それが見ていて伝わってきたので、とにかく彼の人生がうまく行ってくれると私もうれしいです」と、野地さんにエールを送った。
●清野菜名1994年生まれ、愛知県出身。07年にデビューし、14年に映画『TOKYO TRIBE』でのヒロイン役で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。近年では、第35回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞、第65回ブルーリボン賞 助演女優賞、22年公開の映画『ある男』『キングダム2 遥かなる大地へ』の2作品で第46回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。近年の出演作にドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『神様のカルテ』『婚姻届に判を捺しただけですが』『日曜の夜ぐらいは…』、映画『今日から俺は!!劇場版』『キングダム』シリーズ『耳をすませば』『ある男』など。公開待機作に『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開予定)がある。
17日放送の後編では、グループの業績が好調な中、ママの頭を悩ませている唯一の赤字店の岐路が描かれるが、清野はどのように見つめたのか――。
○大抜てきに応えようと張り切って臨むも…
今回の主人公は、東京・府中を中心に7店舗を経営するママ、高橋映子さん(45)。銀座でも歌舞伎町でもない東京・府中に店を構えて12年、働くスタッフの数は150人以上にのぼり、今では「府中でナンバーワン」と言えるほどになった。
グループの業績が好調な中、ママの頭を悩ませているのは唯一の赤字店舗「夢を推すしかない(略称・夢推し)」。新たに出店した「歌って踊るアイドルに会えるコンセプトカフェ」だ。
店長を任せたのは、自身もアイドルオタクである野地さん(37)。大学卒業後、水商売の世界に飛び込むも、周囲となじめず、職を転々とする中で出会ったのが映子ママだった。店長という大抜てきに応えようと、張り切って臨んだ新業態だったが、客は1日1組程度。連日、店内には閑古鳥が鳴いていた…。
○映子ママに感服「1人の中に何人いるんだろう!?」
改めて映子ママの印象を聞くと、清野は「本当に懐が広いですよね。“1人の中に何人いるんだろう!?”、“体が何個あっても足りないはず”と思うくらい、やっていることが多すぎて本当にすごいと思いましたし、周りの方々は本当に助けられているなと思いました」と感服。
一方で、今回の映像を通して“夜の街の仕事”に対して、「やりたいと思っている方もいれば、お金を稼ぐためにやっている方もいるし、居場所を見つけに来る人もいて、いろんな思いがあるんだと思いました」と印象が変わったそうだ。
○野地さんに感じた「汚れていない内面の純粋さ」
映子ママを見て、「外見や第一印象のイメージだけでその人を決めつけないで、ちゃんと中を知るまで関わり合うという姿勢が、人間としてすごく尊敬できて、とても素敵だなと思いました。私もそういうふうにしなきゃと、より思いました」と感化されたそう。それを特に感じたのは、唯一の赤字店「夢推し」の店長を任せた、入社4年目の野地さんとの向き合い方だ。
「夢推し」は、女の子たちがアイドルソングを歌って踊るというコンセプトカフェで、アイドル好きな彼が自分の背中を押すようにと店名を命名した。なんとかママの期待に応えようと策を練るものの、赤字は膨らむばかり。ついに、ママは「稼ぎ時の12月に黒字を出さなければ閉店」とタイムリミットを宣告することになる。
後編では、「夢推し」の岐路が描かれるが、清野は「最初に映像で見たときは“店長なんて大丈夫なのかな…”と思ったのですが、追ってみると汚れていない内面の純粋さを感じたんです。映子ママも“すごくいい子なんです”と言っていましたが、それが見ていて伝わってきたので、とにかく彼の人生がうまく行ってくれると私もうれしいです」と、野地さんにエールを送った。
●清野菜名1994年生まれ、愛知県出身。07年にデビューし、14年に映画『TOKYO TRIBE』でのヒロイン役で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。近年では、第35回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞、第65回ブルーリボン賞 助演女優賞、22年公開の映画『ある男』『キングダム2 遥かなる大地へ』の2作品で第46回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。近年の出演作にドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『神様のカルテ』『婚姻届に判を捺しただけですが』『日曜の夜ぐらいは…』、映画『今日から俺は!!劇場版』『キングダム』シリーズ『耳をすませば』『ある男』など。公開待機作に『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開予定)がある。
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