石原さとみ「こういう作品がやりたかった!」 追いつめられる母を熱演 映画『ミッシング』予告解禁
クランクイン!2024年3月20日(水)10時0分
石原さとみが主演する映画『ミッシング』より、予告映像とポスタービジュアルが解禁。また、3月22日より劇場、オンラインにてムビチケが販売されることも決定した。
2022年の出産後、1年9ヵ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(2021)、『愛しのアイリーン』(2018)、 『ヒメアノ〜ル』(2016)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった本作。
ある日突然いなくなった愛する娘。その帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声にほんろうされる母親とその家族。世の中にあふれる欺瞞(ぎまん)や好奇の目にさらされながらも、いつか必ず会える、その日を信じてー。
出口のない迷路をさまよい続ける母親・沙織里を演じるのは、出産を経て母となった石原さとみ。これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ。さらに、中村倫也、青木崇高ほか実力派キャスト陣が集結した。
予告映像では、「なんかまたひどいこと書かれてるんだけど」と低い声で吐き捨てるようにつぶやく沙織里(石原)。険しい表情で見つめるパソコンの画面には、沙織里へのバッシングが並ぶ。石原の今までのパブリックイメージを覆す衝撃的なシーンだ。
娘が行方不明になってから3ヵ月がたち、地元テレビ局の記者・砂田(中村)は誠意ある取材を続けるが、放送される番組は局の方針で扇情的な内容にせざるを得ない。世間の関心はいつの間にか沙織里の行動を非難する悪意ある書き込みとなって沙織里や夫の豊(青木)を苦しめる。沙織里の弟・圭吾(森優作)も誘拐犯の疑いをかけられ、世間の好奇の目にさらされる。家族であるはずの圭吾にもつかみかかっていくほど、心を失っていく沙織里たち。そして、さまざまな思いを胸に必死にもがきほんろうされる場面から一転、暗い画面に響く着信音は、沙織里たちに何を知らせようとしているのか…。
同情や善意だったはずの私たちの興味や関心は、いとも簡単に好奇心や悪意となって、誰かの心を突き刺していく。娘の失踪事件は、この物語の始まりにすぎず、事件を取り巻く“世の中”が沙織里の心を壊していく。人間描写に定評ある吉田監督ならではのリアリティーある演出が、現代を生きる私たちに深く問いかける予告映像となっている。
ポスターには「わたしたちは、心を失くしてしまったのか?」というキャッチコピーのもと、ぼうぜん自失の沙織里が配されている。しかし、中段の涙がこぼれる瞬間の沙織里にはかすかな生気も感じられ、その表情を虹色の光が優しく照らし、出口の見えない日々の先にある、かすかな希望を感じさせるデザインとなっている。
わずか1分27秒の予告映像からは、ギリギリまで追いつめられる主人公・沙織里の、とてつもない感情のうねりが伝わってくるが、6年前に自らつてを頼り「吉田さんの映画に出たいです」と直談判したという石原は、「こういう作品がやりたかったんだ、それが完成したんだ! 本当に嬉しい。夢が叶ったなと思いました」と熱く語る。
中村は、撮影で一番印象的だったことは「(石原さんが)心身をすり減らしながら芝居をする姿。それが一番ですね」と明かし、青木は「この役と向き合うこと自体が(第一子出産後の石原さんにとって)とても怖いことだと思うんです。“パン”と(現場とプライベートで)器用に切り替えてできたとしても、そういう向き合い方はしたくない、そんな役だと思います。母親というものの深さ、大きさ、偉大さ、というものを改めて感じました」と語り、石原の覚悟の演技を称賛する。
映画『ミッシング』は、5月17日より全国公開。
2022年の出産後、1年9ヵ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(2021)、『愛しのアイリーン』(2018)、 『ヒメアノ〜ル』(2016)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった本作。
ある日突然いなくなった愛する娘。その帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声にほんろうされる母親とその家族。世の中にあふれる欺瞞(ぎまん)や好奇の目にさらされながらも、いつか必ず会える、その日を信じてー。
出口のない迷路をさまよい続ける母親・沙織里を演じるのは、出産を経て母となった石原さとみ。これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ。さらに、中村倫也、青木崇高ほか実力派キャスト陣が集結した。
予告映像では、「なんかまたひどいこと書かれてるんだけど」と低い声で吐き捨てるようにつぶやく沙織里(石原)。険しい表情で見つめるパソコンの画面には、沙織里へのバッシングが並ぶ。石原の今までのパブリックイメージを覆す衝撃的なシーンだ。
娘が行方不明になってから3ヵ月がたち、地元テレビ局の記者・砂田(中村)は誠意ある取材を続けるが、放送される番組は局の方針で扇情的な内容にせざるを得ない。世間の関心はいつの間にか沙織里の行動を非難する悪意ある書き込みとなって沙織里や夫の豊(青木)を苦しめる。沙織里の弟・圭吾(森優作)も誘拐犯の疑いをかけられ、世間の好奇の目にさらされる。家族であるはずの圭吾にもつかみかかっていくほど、心を失っていく沙織里たち。そして、さまざまな思いを胸に必死にもがきほんろうされる場面から一転、暗い画面に響く着信音は、沙織里たちに何を知らせようとしているのか…。
同情や善意だったはずの私たちの興味や関心は、いとも簡単に好奇心や悪意となって、誰かの心を突き刺していく。娘の失踪事件は、この物語の始まりにすぎず、事件を取り巻く“世の中”が沙織里の心を壊していく。人間描写に定評ある吉田監督ならではのリアリティーある演出が、現代を生きる私たちに深く問いかける予告映像となっている。
ポスターには「わたしたちは、心を失くしてしまったのか?」というキャッチコピーのもと、ぼうぜん自失の沙織里が配されている。しかし、中段の涙がこぼれる瞬間の沙織里にはかすかな生気も感じられ、その表情を虹色の光が優しく照らし、出口の見えない日々の先にある、かすかな希望を感じさせるデザインとなっている。
わずか1分27秒の予告映像からは、ギリギリまで追いつめられる主人公・沙織里の、とてつもない感情のうねりが伝わってくるが、6年前に自らつてを頼り「吉田さんの映画に出たいです」と直談判したという石原は、「こういう作品がやりたかったんだ、それが完成したんだ! 本当に嬉しい。夢が叶ったなと思いました」と熱く語る。
中村は、撮影で一番印象的だったことは「(石原さんが)心身をすり減らしながら芝居をする姿。それが一番ですね」と明かし、青木は「この役と向き合うこと自体が(第一子出産後の石原さんにとって)とても怖いことだと思うんです。“パン”と(現場とプライベートで)器用に切り替えてできたとしても、そういう向き合い方はしたくない、そんな役だと思います。母親というものの深さ、大きさ、偉大さ、というものを改めて感じました」と語り、石原の覚悟の演技を称賛する。
映画『ミッシング』は、5月17日より全国公開。
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