『オーメン:ザ・ファースト』は“原点”へのオマージュ満載「イースターエッグを見つけるような楽しさがある」
シネマカフェ2024年3月28日(木)13時0分
6月6日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描き、全世界を恐怖に包み込んだレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』(1976)の前日譚を描く最新作『オーメン:ザ・ファースト』が、4月5日(金)より全世界同時公開。現地時間3月26日/日本時間3月27日、アメリカ・ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催された。
悪魔の子・ダミアン誕生の秘密が明かされるまで残り1週間あまりとなった本作。
この日は、主人公マーガレット役を務めたネル・タイガー・フリー、バチカン内で大きな影響力と権力を持つローレンス枢機卿役のビル・ナイ、教会内の恐ろしい陰謀を警告するためマーガレットを探し出すブレナン神父役のラルフ・アイネソン、マーガレットと同じ孤児院で働くガブリエル神父役のタウフィーク・バルホーム、修道女見習をしているマーガレットのルームメイト・ルス役のマリア・カバレロらメインキャスト陣が登場。
そして本作で劇場長編映画デビューとなった新鋭監督アルカシャ・スティーブンソンや、製作総指揮・脚本を務めたティム・スミスら製作陣が集結。
さらに、『13日の金曜日:最終章』のジュディ・アロンソンやジル・シュエレンら歴代ホラー映画を彩ってきた豪華ゲストも一同に会し、約半世紀にわたって続くシリーズの最新作の完成を祝福した。
会場となったのは、映画の不穏な世界観を思わせるワインレッドのカーペットや教会の懺悔室を思わせるブース、衣装展示で装飾されたリージェンシービレッジシアター。神父や修道女の仮装をしたファンたちの前に姿をみせたネルは、待ちに待ったお披露目の瞬間を前に興奮の面持ち。
自身もホラーファンだと語るネルは、「映画の中には、1976年公開の『オーメン』を象徴するような小さな瞬間がたくさんあります。幻想的な死や狂気的な暴力シーンは、すべてオリジナルへのオマージュであり、イースターエッグを見つけるような楽しさがあります」とコメントし、かつて世界を震撼させた初代『オーメン』に繋がる新たな発見があると熱烈アピール。
そんな彼女の演技を称賛したのは、名優ビル・ナイ。「(僕は)ネル・タイガー・フリーが大好きなんです。彼女は本当に素晴らしい」と笑顔。
また本作の見どころについては、「ネタバレになるからあまり話せないけど、大きなテーマとして善対悪を描いています。一足先に観た人は、“トラウマになった”と言いました。まあ、それが私たちが目指していることなんですけどね」と関心をそそり、世界を恐怖に陥れた『オーメン』同様、トラウマ級に恐怖を感じるホラーファン必見の1作だと念を押した。
そのオリジナルの『オーメン』について、「お気に入りの作品のひとつなんです。だから、その歴史の一部になれることは特別なこと」と話したアルカシャ監督もまた、大のホラー好き。「『オーメン:ザ・ファースト』のポイントは、できればいくつかの疑問に答えることでした」と、“悪魔の子・ダミアンはどこから来たのか?”、“ダミアンは山犬から生まれた”というファンだからこそ知りたかった部分を本作で掘り下げたのだと語る。
さらにアルカシャ監督は、「でも、オーメン・ファンである私自身にとっては、新たな疑問の箱が開いたようで、彼らやフランチャイズにとってエキサイティングな探求が続いています。私はそう感じています」とも笑顔で話し、本作を手掛けたことでさらにその先も見たくなったと明かしていた。
その後、映画『オーメン:ザ・ファースト』を初めて一般のファンにお披露目されると、上映後観客たちからは拍手が巻き起こり、ホラー映画を観た後とは思えないほどの大盛況ぶりとなっていた。
『オーメン:ザ・ファースト』は4月5日(金)より全国にて公開。
悪魔の子・ダミアン誕生の秘密が明かされるまで残り1週間あまりとなった本作。
この日は、主人公マーガレット役を務めたネル・タイガー・フリー、バチカン内で大きな影響力と権力を持つローレンス枢機卿役のビル・ナイ、教会内の恐ろしい陰謀を警告するためマーガレットを探し出すブレナン神父役のラルフ・アイネソン、マーガレットと同じ孤児院で働くガブリエル神父役のタウフィーク・バルホーム、修道女見習をしているマーガレットのルームメイト・ルス役のマリア・カバレロらメインキャスト陣が登場。
そして本作で劇場長編映画デビューとなった新鋭監督アルカシャ・スティーブンソンや、製作総指揮・脚本を務めたティム・スミスら製作陣が集結。
さらに、『13日の金曜日:最終章』のジュディ・アロンソンやジル・シュエレンら歴代ホラー映画を彩ってきた豪華ゲストも一同に会し、約半世紀にわたって続くシリーズの最新作の完成を祝福した。
会場となったのは、映画の不穏な世界観を思わせるワインレッドのカーペットや教会の懺悔室を思わせるブース、衣装展示で装飾されたリージェンシービレッジシアター。神父や修道女の仮装をしたファンたちの前に姿をみせたネルは、待ちに待ったお披露目の瞬間を前に興奮の面持ち。
自身もホラーファンだと語るネルは、「映画の中には、1976年公開の『オーメン』を象徴するような小さな瞬間がたくさんあります。幻想的な死や狂気的な暴力シーンは、すべてオリジナルへのオマージュであり、イースターエッグを見つけるような楽しさがあります」とコメントし、かつて世界を震撼させた初代『オーメン』に繋がる新たな発見があると熱烈アピール。
そんな彼女の演技を称賛したのは、名優ビル・ナイ。「(僕は)ネル・タイガー・フリーが大好きなんです。彼女は本当に素晴らしい」と笑顔。
また本作の見どころについては、「ネタバレになるからあまり話せないけど、大きなテーマとして善対悪を描いています。一足先に観た人は、“トラウマになった”と言いました。まあ、それが私たちが目指していることなんですけどね」と関心をそそり、世界を恐怖に陥れた『オーメン』同様、トラウマ級に恐怖を感じるホラーファン必見の1作だと念を押した。
そのオリジナルの『オーメン』について、「お気に入りの作品のひとつなんです。だから、その歴史の一部になれることは特別なこと」と話したアルカシャ監督もまた、大のホラー好き。「『オーメン:ザ・ファースト』のポイントは、できればいくつかの疑問に答えることでした」と、“悪魔の子・ダミアンはどこから来たのか?”、“ダミアンは山犬から生まれた”というファンだからこそ知りたかった部分を本作で掘り下げたのだと語る。
さらにアルカシャ監督は、「でも、オーメン・ファンである私自身にとっては、新たな疑問の箱が開いたようで、彼らやフランチャイズにとってエキサイティングな探求が続いています。私はそう感じています」とも笑顔で話し、本作を手掛けたことでさらにその先も見たくなったと明かしていた。
その後、映画『オーメン:ザ・ファースト』を初めて一般のファンにお披露目されると、上映後観客たちからは拍手が巻き起こり、ホラー映画を観た後とは思えないほどの大盛況ぶりとなっていた。
『オーメン:ザ・ファースト』は4月5日(金)より全国にて公開。
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