60歳を前に、新婚時代から続く夫婦同室から卒業。照明を買い替え、壁を飾り、お気に入りの小説を並べ…自分の部屋でひとりで目覚める幸福感
毎晩自分の部屋へ入る瞬間はワクワクする(写真はイメージ。写真提供:photoAC)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。記念すべき第1回目にご紹介するのは、50代会社員の方からの投稿です。子どもも巣立ったのに、なんとなくそのまま続けていた夫婦同室生活でしたが——。
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夫婦同室からの卒業
新婚当時は狭いマンションにダブルベットで夫婦仲良く寝ていた。
この時から夫のいびきや寝る・起きる時間のズレは気になってはいたが、何もいえずに子育て期に突入。マイホームを建てた際も一部屋にベットを3台いれて、まるでレスリングのリングさながらでワイワイとしていた。
夜泣き、嘔吐と子どものSOSにも、夫はまず起きることはなかった。
そして 子どもたちはあっという間に主寝室から子ども部屋へうつり、さらにこの家からも巣立ってしまった。
夫のダブルベットと私のシングルベットを並べて寝ること20年以上経過。なんとなく気分を害したら悪いかなとか、何かあっても気づかないと怖いかなとか、夫婦同室派を装っていたが、その時はやってきた。
長女一家が孫を連れて帰省した際、発熱ダウンの夫(孫にうつしてほしくない)と、家事育児担当の私(寝込まれては困る)が同室で寝ているのは、「ありえない!!」ことだったらしく、あっという間に娘の独断、断捨離力で、納戸だった個室にベッドを運び入れてくれたのだ。
それから早一か月。自分の部屋となったその部屋は、照明を買い替え、お気に入りの壁かざり、小さな本箱……どんどん私色になっていく。
まるで高校生以来の喜びだ。古いCDも聴いてみると、なかなかいいじゃないか。小説もお気に入りを綺麗に並べて、と、毎晩自分の部屋へ入る瞬間はワクワクする。
そして自分のタイミングで起きて、東の小窓から森の向こうの朝日を眺めると、とても幸福感につつまれるのだ。
きっと未亡人になっても私は楽しく生きていけそうだ。
婦人公論.jp
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