チュ・ジフン誕生日記念!最新作『神と共に』までの“イメチェン”成功法に迫る
シネマカフェ2019年5月16日(木)16時0分
韓国の人気俳優が集結し、いままで見たこともない“神”世界を描く二部作『神と共に』。本作に出演するチュ・ジフンが5月16日に誕生日を迎えることを記念し、近年、見事なまでのイメージチェンジを遂げてきたチュ・ジフンに迫った。
チュ・ジフンといえば、ドラマ「宮(クン)~Love in Palace」や映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』で人気を博し、ここ数年スクリーンを通して甘美なラブロマンスから壮絶なバイオレンスまで、卓越した瞬発力で華のある男優へと躍進してきた。
そんな彼の誕生日を祝うべく、チュ・ジフンの歴代出演作をふり返りながら、チュ・ジフンファンには胸がキュンとなるノスタルジーを、まだまだチュ・ジフン知らない方々にはこの機会にときめく新たなイケメンの発見を! ということで、彼のフィルモグラフィーから見えるイケメン俳優の“イメチェン”成功法を探ってみた。
『コンフェッション 友の告白』(2015)
保険のセールスで高給を稼ぐ、世渡り上手のインチョルに扮する。いままで演じてきたキャラクターの中で最も素のチュ・ジフンと類似しているというが、この役のために「カッコよさ」を捨てて10キロ以上増量。ベットに座り込んでいるシーンでは、ぽこっとしたムダ肉がみえるほどのリアリティー溢れる姿をみせている。
『背徳の王宮』(2016)
また、『背徳の王宮』では、王の信頼を利用して実権を握ろうとする重臣スンジェに扮した。希代の暴君として知られる朝鮮王朝の王を操るほどの大胆かつ緻密なキャラクターを演じきるため、目つきひとつにも意味を込めた芝居をし、発声をアレンジするなど、体系的にキャラクターを分析して挑んだという。
『アシュラ』(2017)
そして、『アシュラ』では、市長の下で悪の味を覚えていく後輩刑事に。新たなキャラクターを構築するため、真っ先に髪を短く切って挑み、自ら訪ねた田舎の洋服屋で発見したボロボロなジャケットを劇中衣装として活用したそう。
『工作 黒金星と呼ばれた男』(2019)
さらに、令和元年早々2作品の出演作公開が控えており、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』では、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクに扮し、初の軍人役に挑戦。北朝鮮なまりのセリフも時間をかけて役作りしていたそうだが、それよりもっと大変だったのは、北朝鮮軍人らしいビジュアルを保つため、北朝鮮風の短めなあご髭を演出していたそうで、そもそもあご髭のボリュームもないのに6か月も維持しなければいけない状況が続き、日常生活にも影響されというエピソードも。
『神と共に』シリーズ(2019)
最後、『神と共に』シリーズでは、武術に長けた警護担当使者ヘウォンメクを演じ、2か月以上も費やしたアクション訓練の成果を出し、猛々しくも美しい殺陣を披露。お調子者だが、いざというときに頼りになる重要ポジションで、ハ・ジョンウやキム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、EXOのD.O.、第一章では『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、第二章では『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクらが出演する中、存在感を発揮する。
“善”と“悪”が共存する複雑なキャラクターでこそ輝く
『コンフェッション 友の告白』『アシュラ』のような犯罪ドラマやノワールはもちろん、時代劇の『背徳の王宮』やスパイアクション『工作 黒金星と呼ばれた男』、SFファンタジーアクション『神と共に』シリーズまで、ジャンルを超え、ひと言で定義できないキャラクターを演じてきたチュ・ジフンの歴代出演作からみえてくるもの、それは“善”と“悪”が共存するような複雑なキャラクターを演じるときこそ彼は輝くこと。
そして、次から次へと新たなキャラクターに"キャラ変"する際には、俳優チュ・ジフンならではの試みを惜しまないこと。そんなチュ・ジフンが新作『神と共に』シリーズでみせるキャラクターは、シニカルだがユーモアも兼ね備えた人物。
同作のキム・ヨンファ監督は「ヘウォンメク役をキャスティングするのが大変だったんです。もちろん、格好よくて大衆的な俳優が良いとは思ってはいましたが、私の中のヘウォンメクをうまく演じてくれる俳優をいざキャスティングしようとした時に、とても悩みました。そしてチュ・ジフンさんに出会ったのですが、ビジュアルも勿論ですが人間的な面での魅力も素晴らしく、ヘウォンメクにぴったりだと一目惚れしましたね」とコメントしており、彼が歴代作品でみせている"イメチェン"成功法は、今回の新作でも生かされているに違いない。
『神と共に』シリーズは全編がクライマックスといっても過言ではないスリルとサプライズがいっぱい! 誰も見たことないが、誰もが行くであろう冥界世界の全ての謎が解き明かされる。家族愛や友情のドラマを織り交ぜ展開していく地獄めぐりの結末には、果たして何が待っているのか。世界を魅了した超ド級ファンタジー・アクションをぜひ見守って。
『神と共に 第一章:罪と罰』は5月24日(金)、『神と共に 第二章:因と縁』は6月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
チュ・ジフンといえば、ドラマ「宮(クン)~Love in Palace」や映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』で人気を博し、ここ数年スクリーンを通して甘美なラブロマンスから壮絶なバイオレンスまで、卓越した瞬発力で華のある男優へと躍進してきた。
そんな彼の誕生日を祝うべく、チュ・ジフンの歴代出演作をふり返りながら、チュ・ジフンファンには胸がキュンとなるノスタルジーを、まだまだチュ・ジフン知らない方々にはこの機会にときめく新たなイケメンの発見を! ということで、彼のフィルモグラフィーから見えるイケメン俳優の“イメチェン”成功法を探ってみた。
『コンフェッション 友の告白』(2015)
保険のセールスで高給を稼ぐ、世渡り上手のインチョルに扮する。いままで演じてきたキャラクターの中で最も素のチュ・ジフンと類似しているというが、この役のために「カッコよさ」を捨てて10キロ以上増量。ベットに座り込んでいるシーンでは、ぽこっとしたムダ肉がみえるほどのリアリティー溢れる姿をみせている。
『背徳の王宮』(2016)
また、『背徳の王宮』では、王の信頼を利用して実権を握ろうとする重臣スンジェに扮した。希代の暴君として知られる朝鮮王朝の王を操るほどの大胆かつ緻密なキャラクターを演じきるため、目つきひとつにも意味を込めた芝居をし、発声をアレンジするなど、体系的にキャラクターを分析して挑んだという。
『アシュラ』(2017)
そして、『アシュラ』では、市長の下で悪の味を覚えていく後輩刑事に。新たなキャラクターを構築するため、真っ先に髪を短く切って挑み、自ら訪ねた田舎の洋服屋で発見したボロボロなジャケットを劇中衣装として活用したそう。
『工作 黒金星と呼ばれた男』(2019)
さらに、令和元年早々2作品の出演作公開が控えており、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』では、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクに扮し、初の軍人役に挑戦。北朝鮮なまりのセリフも時間をかけて役作りしていたそうだが、それよりもっと大変だったのは、北朝鮮軍人らしいビジュアルを保つため、北朝鮮風の短めなあご髭を演出していたそうで、そもそもあご髭のボリュームもないのに6か月も維持しなければいけない状況が続き、日常生活にも影響されというエピソードも。
『神と共に』シリーズ(2019)
最後、『神と共に』シリーズでは、武術に長けた警護担当使者ヘウォンメクを演じ、2か月以上も費やしたアクション訓練の成果を出し、猛々しくも美しい殺陣を披露。お調子者だが、いざというときに頼りになる重要ポジションで、ハ・ジョンウやキム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、EXOのD.O.、第一章では『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、第二章では『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクらが出演する中、存在感を発揮する。
“善”と“悪”が共存する複雑なキャラクターでこそ輝く
『コンフェッション 友の告白』『アシュラ』のような犯罪ドラマやノワールはもちろん、時代劇の『背徳の王宮』やスパイアクション『工作 黒金星と呼ばれた男』、SFファンタジーアクション『神と共に』シリーズまで、ジャンルを超え、ひと言で定義できないキャラクターを演じてきたチュ・ジフンの歴代出演作からみえてくるもの、それは“善”と“悪”が共存するような複雑なキャラクターを演じるときこそ彼は輝くこと。
そして、次から次へと新たなキャラクターに"キャラ変"する際には、俳優チュ・ジフンならではの試みを惜しまないこと。そんなチュ・ジフンが新作『神と共に』シリーズでみせるキャラクターは、シニカルだがユーモアも兼ね備えた人物。
同作のキム・ヨンファ監督は「ヘウォンメク役をキャスティングするのが大変だったんです。もちろん、格好よくて大衆的な俳優が良いとは思ってはいましたが、私の中のヘウォンメクをうまく演じてくれる俳優をいざキャスティングしようとした時に、とても悩みました。そしてチュ・ジフンさんに出会ったのですが、ビジュアルも勿論ですが人間的な面での魅力も素晴らしく、ヘウォンメクにぴったりだと一目惚れしましたね」とコメントしており、彼が歴代作品でみせている"イメチェン"成功法は、今回の新作でも生かされているに違いない。
『神と共に』シリーズは全編がクライマックスといっても過言ではないスリルとサプライズがいっぱい! 誰も見たことないが、誰もが行くであろう冥界世界の全ての謎が解き明かされる。家族愛や友情のドラマを織り交ぜ展開していく地獄めぐりの結末には、果たして何が待っているのか。世界を魅了した超ド級ファンタジー・アクションをぜひ見守って。
『神と共に 第一章:罪と罰』は5月24日(金)、『神と共に 第二章:因と縁』は6月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
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