エル・ファニングのふんわりドレスから大人ドレスまで『マレフィセント2』

シネマカフェ2019年10月13日(日)12時0分

『マレフィセント2』 (c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も愛され続けている『眠れる森の美女』の新たな伝説を描く『マレフィセント2』。

『眠れる森の美女』のオーロラ姫といえば、ピンク色のふんわりとしたドレスを思い浮かべる人は多いかもしれない。だが、本作ではピンクドレスはもちろん、落ち着いた大人っぽいブルーのドレスや体のラインを美しく見せるベージュのドレスなど、様々なドレスが登場。ハリウッドのファッション・アイコン、エル・ファニングが着こなすドレス姿は必見だ。



ディズニー・プリンセスの名にふさわしく、カラフルなドレスを身にまとっているオーロラ姫。演じるエルは、まず彼女のルーツである“森”の要素を取り入れ葉っぱのデザインが施されたブルーの大人っぽいドレス、次に『眠れる森の美女』で描かれ、エル自身の強い希望で再現した淡いピンク色のドレス、そしてオーロラ姫にプロポーズするフィリップ王子の母イングリス王妃から贈られたベージュ色のドレスなどを見事に着こなしている。


どれも美しく華麗なドレスだが、ストーリーが進むにつれ、オーロラ姫の置かれた状況の変化がデザインに反映されて作られている。マレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーは、オーロラ姫のドレスについて「オーロラ姫は森で暮らしていたから、ファッションや生き方がとても自然と調和していたの。だから始めはナチュラルなドレス姿だったけれど、ストーリーが進むにつれて制限されたようなスタイルに変化していくのよ」と明かし、「ドレスは首元が詰まってウエストもコルセットでギュッと絞られ、髪型もかっちりとしたアップになる。人間の世界に放り込まれ、自然的なドレスから人工的なスタイルへと変化していくの」と解説する。


プロポーズされ幸せムード満載の物語の序盤では、妖精たちがデザインしたような軽やかでふんわりしたブルーやピンクのドレスを身にまとっているオーロラ姫。しかし、オーロラ姫の婚礼に恐るべき罠が仕掛けられ、マレフィセントと離れ離れになってしまうと、人工的でカチッとした冷たい雰囲気のドレスへと変化していく。こうしたオーロラ姫の心境や状況によって変わっていくドレスにも注目してみると、物語をいっそう楽しめるはずだ。


『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。

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