Twitterの乗っ取りチェック方法|乗っ取られた場合の対処法
アカウントの乗っ取り被害が多いTwitter。「Twitterが乗っ取られた」とは、「自分のアカウントが自分以外のユーザーに勝手に使われてしまう」という意味です。
特に怖いのが、ほとんどの被害者は、アカウントを乗っ取られたことにはすぐに気づかないこと。そして気づいたときには自分のフォロワーにも被害が出ていることもあるのです。
Twitterのアカウントが乗っ取られたらどうなるのか、どう対処すればいいのか、どうしたら予防できるのかを知っておきましょう。
乗っ取り被害に合っていないか、まずはチェック!
乗っ取られているかどうかは、こういうところでチェックできます。
身に覚えのないログイン履歴がないか
Twitterは過去のログインを直近50件程度記録しています。
Web版のTwitterで「設定とプライバシー」→「Twitterデータ」→「アカウントアクセス履歴」の順にクリックしてパスワードを入力すると、ログイン履歴が表示されます。不審なログインがないか確認してみましょう。
勝手にツイートやダイレクトメッセージを送信されていないか
自分のツイートをすべて表示して、身に覚えのないツイートやダイレクトメッセージを送っていないか確認しましょう。自分のツイートは、Web版のTwitterや公式アプリの「プロフィール」から確認できます。
勝手にフォロー、フォロー解除、ブロックなどをされていないか
自分のフォロー数やフォロワー数をチェックしましょう。極端に増えたり減ったりしている場合、勝手に操作されている可能性があります。
Twitterから身に覚えのない通知が来ていないか
「アカウントが乗っ取られている可能性がある」「アカウント情報が変更された」「パスワードが使用できなくなったのでリセットするように」などの通知がTwitterから来ることがあります。このときはアカウントを乗っ取られている可能性が高いです。
Twitterのアカウントが乗っ取られたときの対処法
アカウントが乗っ取られたら、まずはパスワードを変更して不正なログインを防止しましょう。アカウントにアクセスできる場合とできない場合で、対処方法が異なります。
アカウントにアクセスできる場合
アカウントにアクセスできるなら、まずはパスワードを変更して、乗っ取った犯人がログインできないようにしましょう。
Web版のTwitterなら「もっと見る」→「設定とプライバシー」→「設定」→「アカウント」から、公式アプリなら「設定とプライバシー」→「設定」→「アカウント」からパスワードを変更できます。
パスワードを変更したら、連絡用のメールアドレスが変更されていないかも確認しておきましょう。「設定」→「アカウント」で確認できます。
アカウントにアクセスできない場合
ログインできない場合は、パスワードが変更されていることが多いです。まずは、パスワードのリセットを試してみましょう。
パスワードを変更する画面で「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると、パスワードのリセットをリクエストできます。フォームに入力したメールアドレスにメールが来るので、その指示にしたがってパスワードを再設定してください。
「パスワードをお忘れですか?」にたどり着けない場合は、下のページからTwitterのサポートに問い合わせます。
ログインを強化する
「ログイン認証(二段階認証)」を利用すると、不正なログインをある程度防止できます。ログインするときにはパスワードと、携帯電話へのコード送信などの二つが必要になるからです。パスワードをリセットしたら、ログイン認証をオンにしておきましょう。
アプリ連携を解除する
連携アプリは不正なログインに利用されることが多いので、最小限にとどめてください。
Web版のTwitterなら「もっと見る」→「設定とプライバシー」→「設定」→「アカウント」から、公式アプリなら「設定とプライバシー」→「設定」→「アカウント」から「アプリとセッション」をクリックすると、現在の連携アプリが表示されます。必要ない連携アプリは解除しましょう。
Twitterアカウントの乗っ取りを防ぐ方法
アカウントの乗っ取りを防ぐには、普段から次のような部分に注意しましょう。
アプリ連携は慎重に
サードパーティのアプリと連携すると、そこから乗っ取られることがあります。サードパーティのアプリとは、Twitterが出している公式アプリではなく、互換性のある非純正アプリのことです。
とくに心理テストや診断系のアプリなど気軽にクリックしやすいツイートから乗っ取られることも多いので、注意してください。
また、アプリのインストール時にはアプリに割り当てられている権限に注意し、不要なアプリや怪しいアプリとは連携しないことです。
フォローしている人の不審なツイートに注意
フォローしている人が、連続投稿や唐突な広告など不審なツイートをしていたら要注意です。そのアカウントは乗っ取られているかもしれません。そのツイートや、ツイート中のURLをクリックしないでください。
パスワードはしっかり管理
パスワードは推測されにくいものを作成し、誰にも教えないように管理しましょう。他のSNSでも同じです。
Twitterアカウントの乗っ取りは、何度も起こっています。あまり警戒せずに使っているユーザーや、乗っ取り被害に合ったことに気づかず、被害者から加害者になっている場合もあるからかもしれません。しかし、一度被害に遭うと、自分だけでなくフォロワーにも影響するなど意外に大きな影響があります。周りに迷惑をかけない為にも、今すぐ自分のアカウントをチェックすると共に、対策を知っておきましょう。
※本記事の内容は、2019年11月6日現在の情報です。
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