川崎が天皇杯初優勝! 三笘弾でG大阪を下す、現役最終戦の中村憲剛は出番なし
サッカーキング2021年1月1日(金)16時32分
三笘薫のゴールが決勝弾に [写真]=金田慎平
天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会決勝戦が1月1日に行われ、川崎フロンターレとガンバ大阪が対戦した。
2020シーズンの明治安田生命J1リーグを圧倒的強さで頂点に立った川崎は、初の同大会優勝を目指す。スターティングメンバーには三笘薫、家長昭博らが入った。一方のガンバ大阪は、2連覇を達成した2015年度以来、5大会ぶり6度目の天皇杯制覇を目論む。先発メンバーにはキム・ヨングォン、宇佐美貴史らが名を連ねた。
序盤から両チーム積極的な攻撃を披露する。1分に田中碧がこの試合のオープニングシュートを放つと、5分には宇佐美のフリーキックからパトリックが頭で合わせる。ネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認められなかった。
14分には川崎にチャンス。大島僚太のワンタッチパスに抜け出したレアンドロ・ダミアンが切り返しから右足で狙うも、シュートは東口に阻まれる。16分にはG大阪最終ラインのミスを見逃さなかった三笘がシュートまで持ち込むも、枠を捉えることができない。22分にはダミアンがオーバーヘッドでシュートを放つも、これも枠をわずかに外れた。
20分ごろからはしばらく川崎が主導権を握って攻撃を続ける。26分にはパス回しから抜け出した守田英正のクロスを、家長が頭で合わせるも、先制点とはならず。29分には右サイドを崩して、山根のクロスをダミアンが合わせるが、ここも東口が難なくセーブ。42分には三笘がドリブル突破から右足を振り抜くも、これはGK正面へ。川崎は休むことなく攻撃を続けたものの、G大阪も決して集中力を切らさず、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると、川崎がさらに攻勢を強めゴールへ迫る。47分に大島のシュートが相手DFに当たってクロスバーを直撃すると、直後のコーナーキックは田中が直接狙う。徐々に川崎がゴールへの道筋を切り開いていくと、50分に均衡が破れる。前線でボールを収めたダミアンがスルーパスを送ると、抜け出した三笘が冷静にフィニッシュ。狙い澄ましたシュートがゴールに吸い込まれ、川崎が先手を取った。
川崎は先制しても攻撃の手を緩めない。51分には田中のフリーキックから谷口彰悟がヘディングシュートを放つも、東口がファインセーブを見せて得点を許さない。その後も後半の飲水タイムまで、川崎が攻め続ける展開が続いた。
何とか反撃に出たいG大阪は、73分にストライカーの渡邉千真とサイドアタッカーの福田湧矢を投入する。すると81分、途中出場の福田がクロスを送り、パトリックがヘディングシュートを狙った。83分には川崎守備陣の連携ミスから決定機を迎えるも、谷口が好カバーリングで得点には至らない。
勢いを得たG大阪は85分に倉田秋が強烈なシュートを放つも、チョン・ソンリョンがセービング。89分には福田がチャンスを迎えるも、左足のシュートはわずかに枠を捉えられない。
G大阪は猛攻を仕掛けるも、川崎は最後までゴールを許さない。最終的に試合はこのままタイムアップ。三笘のゴールが決勝点となり、川崎が天皇杯初優勝を成し遂げた。なお、この日が現役生活のラストマッチとなっていた中村憲剛は出場機会を得られなかった。
【スコア】
川崎フロンターレ 1-0 ガンバ大阪
【得点者】
1-0 50分 三笘薫(川崎フロンターレ)
2020シーズンの明治安田生命J1リーグを圧倒的強さで頂点に立った川崎は、初の同大会優勝を目指す。スターティングメンバーには三笘薫、家長昭博らが入った。一方のガンバ大阪は、2連覇を達成した2015年度以来、5大会ぶり6度目の天皇杯制覇を目論む。先発メンバーにはキム・ヨングォン、宇佐美貴史らが名を連ねた。
序盤から両チーム積極的な攻撃を披露する。1分に田中碧がこの試合のオープニングシュートを放つと、5分には宇佐美のフリーキックからパトリックが頭で合わせる。ネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認められなかった。
14分には川崎にチャンス。大島僚太のワンタッチパスに抜け出したレアンドロ・ダミアンが切り返しから右足で狙うも、シュートは東口に阻まれる。16分にはG大阪最終ラインのミスを見逃さなかった三笘がシュートまで持ち込むも、枠を捉えることができない。22分にはダミアンがオーバーヘッドでシュートを放つも、これも枠をわずかに外れた。
20分ごろからはしばらく川崎が主導権を握って攻撃を続ける。26分にはパス回しから抜け出した守田英正のクロスを、家長が頭で合わせるも、先制点とはならず。29分には右サイドを崩して、山根のクロスをダミアンが合わせるが、ここも東口が難なくセーブ。42分には三笘がドリブル突破から右足を振り抜くも、これはGK正面へ。川崎は休むことなく攻撃を続けたものの、G大阪も決して集中力を切らさず、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると、川崎がさらに攻勢を強めゴールへ迫る。47分に大島のシュートが相手DFに当たってクロスバーを直撃すると、直後のコーナーキックは田中が直接狙う。徐々に川崎がゴールへの道筋を切り開いていくと、50分に均衡が破れる。前線でボールを収めたダミアンがスルーパスを送ると、抜け出した三笘が冷静にフィニッシュ。狙い澄ましたシュートがゴールに吸い込まれ、川崎が先手を取った。
川崎は先制しても攻撃の手を緩めない。51分には田中のフリーキックから谷口彰悟がヘディングシュートを放つも、東口がファインセーブを見せて得点を許さない。その後も後半の飲水タイムまで、川崎が攻め続ける展開が続いた。
何とか反撃に出たいG大阪は、73分にストライカーの渡邉千真とサイドアタッカーの福田湧矢を投入する。すると81分、途中出場の福田がクロスを送り、パトリックがヘディングシュートを狙った。83分には川崎守備陣の連携ミスから決定機を迎えるも、谷口が好カバーリングで得点には至らない。
勢いを得たG大阪は85分に倉田秋が強烈なシュートを放つも、チョン・ソンリョンがセービング。89分には福田がチャンスを迎えるも、左足のシュートはわずかに枠を捉えられない。
G大阪は猛攻を仕掛けるも、川崎は最後までゴールを許さない。最終的に試合はこのままタイムアップ。三笘のゴールが決勝点となり、川崎が天皇杯初優勝を成し遂げた。なお、この日が現役生活のラストマッチとなっていた中村憲剛は出場機会を得られなかった。
【スコア】
川崎フロンターレ 1-0 ガンバ大阪
【得点者】
1-0 50分 三笘薫(川崎フロンターレ)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「天皇杯」をもっと詳しく
「天皇杯」のニュース
-
【京都産業大学】体育会サッカー部が京都府代表として8年ぶりに天皇杯JFA 第104回全日本サッカー選手権大会に出場5月14日20時5分
-
J3沼津 49歳MF伊東輝悦が1年ぶり公式戦出場「ピッチに立つのは気持ちいい」5月12日20時25分
-
甲南大25年ぶりV サッカー天皇杯へ 兵庫県選手権 PK戦の末、関学大破る5月12日20時25分
-
天皇杯出場チーム出揃う 長野がPK戦の末に“信州ダービー”制す…琉球は沖縄SVに敗北5月12日19時0分
-
「天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会」特別協賛についてお知らせ4月23日18時46分
-
「こんないいチームがなぜなくなるのか」という悲しみと怒り…25年前に消滅した横浜フリューゲルス「最後の夜」4月15日15時15分
-
吉田麻也「ヤット(遠藤保仁)さんにやられました」名古屋グランパス時代に出場した「天皇杯」を振り返る4月7日6時0分
-
天皇杯ファイナルの敗退について3月17日11時46分
-
【フジテレビ】Jリーグ、天皇杯に並ぶ、国内3大タイトルの1つ!『2024 JリーグYBCルヴァンカップ』選りすぐりの注目カードをFODプレミアムで生配信決定!3月6日(水)〜開催2月29日18時16分
-
J1リーグ王者と天皇杯優勝クラブによる頂上決戦!「FUJIFILM SUPERCUP 2024」神戸川崎の一戦をCS放送日テレジータスで2/23(金・祝)午後7時放送!2月22日10時16分
スポーツニュースランキング
-
1井上尚弥に止まぬ特大評価 リング誌の“ウシク1位”にメキシコ名伯楽が異論「イノウエはあまり騒がない。それでも十分偉大」 ココカラネクスト
-
2「本気で言っているのか?」絶好調の今永昇太が米番組内で”新事実”を告白! 隠し持つ武器に米メディア衝撃「フェアな話ではない」 ココカラネクスト
-
3大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
4大谷翔平が大ピンチ!なんで、こんな打てるんだ…!? イチローが認めた安打製造機の“内角変態打ち”がヤバすぎる ファン騒然「4割到達しそう」「イチローかな」 ABEMA TIMES
-
5批判殺到!どこ投げてんだよ…! 大谷翔平、まさかの盗塁で“異変”が起きた…!? 相手捕手のリアクションがヤバすぎる 「古田さんも思わず苦笑」「さすがに無謀w」 ABEMA TIMES