1位の上昇率は525%! ラ・リーガで最も市場価値を高めた選手トップ10
サッカーキング2021年1月6日(水)21時25分
移籍情報サイト『transfermarkt』は5日、リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)でプレーする約500選手の市場価値を更新した。
同サイトの市場価値は、選手それぞれのパフォーマンスや契約年数など、複数の要素を考慮して定期的に更新されている。では、この1年間で最も市場価値を高めたラ・リーガの選手は誰なのか。昨年1月1日からの“上昇額”に基づいて、トップ10をランキング形式で紹介する。
※情報はすべて1月6日時点のもの
※日本円は1月6日時点のレートで換算
※カッコ内は、「所属クラブ/国籍/ポジション/現年齢」
[写真]=Getty Images
■7位タイ
▼ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/ベルギー/GK/28歳)
最新の市場価値:7500万ユーロ(約95億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
昨季はリーグ18試合でクリーンシートを達成し、1試合あたりの平均失点数(0.59)が最も少なかったGKに授与される“サモラ賞”を受賞。ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/9000万ユーロ)の市場価値には届かなかったものの、2000万ユーロアップを実現した。
▼フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/ウルグアイ/MF/22歳)
最新の市場価値:7000万ユーロ(約89億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
リーグ制覇を果たした昨季に大ブレイク。昨年11月に契約を2025年まで延長したことも、今回の査定に大きく影響したと見られる。最新の査定で500万ユーロダウンとなったホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリード/6500万ユーロ)を上回り、ウルグアイ人選手で最も市場価値の高い男となった。
▼ルーカス・オカンポス(セビージャ/アルゼンチン/MF/26歳)
最新の市場価値:4500万ユーロ(約57億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
リーガ初挑戦となった昨季はチーム最多の14ゴールをマーク。今季もここまで3ゴール3アシストと、チームで最も多くの得点を生み出している。2019年夏のセビージャ加入当時と比べて、市場価値は3倍に上昇した。
▼ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ/スペイン/MF/24歳)
最新の市場価値:4000万ユーロ(約51億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
今季序盤戦に首位に立ったレアル・ソシエダからは、中盤のリンクマンであるメリーノがトップ10入り。スペイン代表でも定位置を確保しつつあるレフティーは、この1年間で市場価値を倍増させている。今年7月に2025年までの契約延長を結んだことも、評価額を押し上げたと考えられる。
▼ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ/スペイン/GK/23歳)
最新の市場価値:3000万ユーロ(約38億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
クルトワと並ぶ上昇額を記録したのが、アスレティック・ビルバオの守護神ウナイ・シモンだ。まだ23歳と若いが、昨年11月にスペインA代表デビューを飾り、市場価値3000万ユーロはスペイン人GKのなかで最も高い。今夏開催予定のEURO2020では、ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)やケパ・アリサバラガ(チェルシー)を差し置いてスタメンを張る可能性もある。
■5位タイ
▼ジエゴ・カルロス(セビージャ/ブラジル/DF/27歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:2500万ユーロ(約32億円)
昨季は高い守備能力と足元の巧さを見せつけ、加入1年目から最終ラインのリーダーに。PKを与える回数が多いのは玉にキズだが、得点能力の高さも他のDFにはない武器だ。26歳で加入し、1年半で市場価値は倍増。セビージャのスカウティング能力の高さはさすが、である。
▼ジュール・クンデ(セビージャ/フランス/DF/22歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:2500万ユーロ(約32億円)
D・カルロスとのセンターバックコンビは欧州最強レベル。抜群のスピードと高い戦術理解が売りで、昨年夏の移籍市場ではマンチェスター・C加入目前だった。欧州サッカー連盟(UEFA)が昨年末に発表した「2020年のチャンピオンズリーグでブレイクした若手ベストイレブン」にも名を連ねており、今後のさらなる飛躍が楽しみな選手だろう。
■4位
▼マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード/スペイン/MF/25歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:3000万ユーロ(約38億円)
「2020年に最もブレイクスルーを果たした選手は?」 先日、スペイン紙がアトレティコのファンを対象に行ったアンケートで1位に輝いたのが、マルコス・ジョレンテだった。攻撃的なポジションへのコンバートが功を奏し、市場価値は150%アップ。自己最高額の5000万ユーロに到達した。
■3位
▼パウ・トーレス(ビジャレアル/スペイン/DF/23歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:3500万ユーロ(約44億円)
希少価値の高い左利きの長身センターバックは、スペイン代表でもレギュラーに定着。今年1年間の上昇額3500万ユーロは、全体でも5番目の高さになる。レアル・マドリードが獲得を狙っているとされるが、プレミアリーグの複数クラブも興味を持っており、来年夏の移籍市場では争奪戦が繰り広げられるかもしれない。
■2位
▼アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン/FW/18歳)
最新の市場価値:8000万ユーロ(約101億円)
上昇額:4000万ユーロ(約51億円)
昨年11月に左ひざの手術を行ったことで長期離脱を余儀なくされたが、“最年少記録”を次々と破る活躍を見せて、市場価値は倍増。8000万ユーロはスペイン人選手で単独トップ、ラ・リーガでもジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/1億ユーロ)、ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/9000万ユーロ)に次ぐ3番目の高さになる。まさに驚異の18歳だ。
■1位
▼ペドリ(バルセロナ/スペイン/MF/18歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:4200万ユーロ(約53億円)
ラ・リーガで最も市場価値を高めた選手はペドリだった。上昇額はファティを上回る4200万ユーロ。上昇率は525%を叩き出した。昨年夏に2部ラス・パルマスから加入し、今季がトップリーグ初挑戦。しかもバルセロナの下部組織出身でないにも関わらず、主力として活躍しているのだから、高評価も納得だろう。2021年も期待せずにはいられない。
(記事/Footmedia)
同サイトの市場価値は、選手それぞれのパフォーマンスや契約年数など、複数の要素を考慮して定期的に更新されている。では、この1年間で最も市場価値を高めたラ・リーガの選手は誰なのか。昨年1月1日からの“上昇額”に基づいて、トップ10をランキング形式で紹介する。
※情報はすべて1月6日時点のもの
※日本円は1月6日時点のレートで換算
※カッコ内は、「所属クラブ/国籍/ポジション/現年齢」
[写真]=Getty Images
■7位タイ
▼ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/ベルギー/GK/28歳)
最新の市場価値:7500万ユーロ(約95億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
昨季はリーグ18試合でクリーンシートを達成し、1試合あたりの平均失点数(0.59)が最も少なかったGKに授与される“サモラ賞”を受賞。ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/9000万ユーロ)の市場価値には届かなかったものの、2000万ユーロアップを実現した。
▼フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/ウルグアイ/MF/22歳)
最新の市場価値:7000万ユーロ(約89億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
リーグ制覇を果たした昨季に大ブレイク。昨年11月に契約を2025年まで延長したことも、今回の査定に大きく影響したと見られる。最新の査定で500万ユーロダウンとなったホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリード/6500万ユーロ)を上回り、ウルグアイ人選手で最も市場価値の高い男となった。
▼ルーカス・オカンポス(セビージャ/アルゼンチン/MF/26歳)
最新の市場価値:4500万ユーロ(約57億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
リーガ初挑戦となった昨季はチーム最多の14ゴールをマーク。今季もここまで3ゴール3アシストと、チームで最も多くの得点を生み出している。2019年夏のセビージャ加入当時と比べて、市場価値は3倍に上昇した。
▼ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ/スペイン/MF/24歳)
最新の市場価値:4000万ユーロ(約51億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
今季序盤戦に首位に立ったレアル・ソシエダからは、中盤のリンクマンであるメリーノがトップ10入り。スペイン代表でも定位置を確保しつつあるレフティーは、この1年間で市場価値を倍増させている。今年7月に2025年までの契約延長を結んだことも、評価額を押し上げたと考えられる。
▼ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ/スペイン/GK/23歳)
最新の市場価値:3000万ユーロ(約38億円)
上昇額:2000万ユーロ(約25億円)
クルトワと並ぶ上昇額を記録したのが、アスレティック・ビルバオの守護神ウナイ・シモンだ。まだ23歳と若いが、昨年11月にスペインA代表デビューを飾り、市場価値3000万ユーロはスペイン人GKのなかで最も高い。今夏開催予定のEURO2020では、ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)やケパ・アリサバラガ(チェルシー)を差し置いてスタメンを張る可能性もある。
■5位タイ
▼ジエゴ・カルロス(セビージャ/ブラジル/DF/27歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:2500万ユーロ(約32億円)
昨季は高い守備能力と足元の巧さを見せつけ、加入1年目から最終ラインのリーダーに。PKを与える回数が多いのは玉にキズだが、得点能力の高さも他のDFにはない武器だ。26歳で加入し、1年半で市場価値は倍増。セビージャのスカウティング能力の高さはさすが、である。
▼ジュール・クンデ(セビージャ/フランス/DF/22歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:2500万ユーロ(約32億円)
D・カルロスとのセンターバックコンビは欧州最強レベル。抜群のスピードと高い戦術理解が売りで、昨年夏の移籍市場ではマンチェスター・C加入目前だった。欧州サッカー連盟(UEFA)が昨年末に発表した「2020年のチャンピオンズリーグでブレイクした若手ベストイレブン」にも名を連ねており、今後のさらなる飛躍が楽しみな選手だろう。
■4位
▼マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード/スペイン/MF/25歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:3000万ユーロ(約38億円)
「2020年に最もブレイクスルーを果たした選手は?」 先日、スペイン紙がアトレティコのファンを対象に行ったアンケートで1位に輝いたのが、マルコス・ジョレンテだった。攻撃的なポジションへのコンバートが功を奏し、市場価値は150%アップ。自己最高額の5000万ユーロに到達した。
■3位
▼パウ・トーレス(ビジャレアル/スペイン/DF/23歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:3500万ユーロ(約44億円)
希少価値の高い左利きの長身センターバックは、スペイン代表でもレギュラーに定着。今年1年間の上昇額3500万ユーロは、全体でも5番目の高さになる。レアル・マドリードが獲得を狙っているとされるが、プレミアリーグの複数クラブも興味を持っており、来年夏の移籍市場では争奪戦が繰り広げられるかもしれない。
■2位
▼アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン/FW/18歳)
最新の市場価値:8000万ユーロ(約101億円)
上昇額:4000万ユーロ(約51億円)
昨年11月に左ひざの手術を行ったことで長期離脱を余儀なくされたが、“最年少記録”を次々と破る活躍を見せて、市場価値は倍増。8000万ユーロはスペイン人選手で単独トップ、ラ・リーガでもジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/1億ユーロ)、ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/9000万ユーロ)に次ぐ3番目の高さになる。まさに驚異の18歳だ。
■1位
▼ペドリ(バルセロナ/スペイン/MF/18歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約63億円)
上昇額:4200万ユーロ(約53億円)
ラ・リーガで最も市場価値を高めた選手はペドリだった。上昇額はファティを上回る4200万ユーロ。上昇率は525%を叩き出した。昨年夏に2部ラス・パルマスから加入し、今季がトップリーグ初挑戦。しかもバルセロナの下部組織出身でないにも関わらず、主力として活躍しているのだから、高評価も納得だろう。2021年も期待せずにはいられない。
(記事/Footmedia)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「移籍」をもっと詳しく
「移籍」のニュース
-
鹿島MF佐野海舟の移籍金は「6.8億円ではない」と独紙報道。マインツ幹部の反応は…6月25日5時34分
-
巨人・阿部監督 西武にトレードで移籍の松原へ「レギュラー目指して頑張ってほしい」6月25日5時30分
-
浦和DF酒井 豪1部クラブ移籍準備のためチーム離脱「レッズに関わる全ての皆さんに感謝」6月25日3時55分
-
広島MF川村拓夢 ザルツブルク完全移籍を正式発表 4年契約で背番16「10年間本当にありがとう」6月25日3時50分
-
浦和DFショルツ、カタール1部アルワクラ移籍が有力 主将の酒井宏樹に続き、副主将も海外移籍の可能性6月25日2時0分
-
マルコ・ベゼッチ、2025年はアプリリア・レーシングへ移籍。複数年契約でマルティンとコンビ/MotoGP6月24日22時0分
-
トッテナム、マンC保有権所持のDFコウトに注目?今季はジローナでプレー6月24日20時50分
-
浦和ショルツ、カタール移籍間近に!Jリーグ挑戦噂される豪州代表DFの後釜か6月24日20時34分
-
日本代表MF川村拓夢のオーストリア1部ザルツブルク完全移籍をJ1広島が発表「年齢的に最後のチャンス」6月24日19時25分
-
日本代表MF川村拓夢 ザルツブルク完全移籍が正式決定 背番号「16」で4年契約6月24日17時43分