F1初年度は「試行錯誤を繰り返した」サージェント。知識量、パフォーマンスの発揮の仕方など理解の深まる1年に
ローガン・サージェントは2023年シーズンにF1にデビューした3人のルーキーのひとりだったが、ウイリアムズでの2年目は初シーズンとはまったく異なるものになると期待している。
昨年、サージェントは10月にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われたホームレースのアメリカGPで10位に入賞し、1ポイントを獲得した。しかしチームメイトのアレクサンダー・アルボンは定期的にチームにポイントをもたらしていたため、サージェントが2シーズン目もシートを保持できるかどうかについては大きな議論があった。
サージェントは最終戦アブダビGPの後にウイリアムズ残留が発表された。サージェントがF1でのキャリアをさらに発展させるには2024年にレベルを上げなければならないし、彼は幻想を抱いてはいない。F1でレースをすることがどういうことかを学び、2024年の24戦のカレンダーのうち2カ所を除くすべての会場で戦ったサージェントは、2024年はまったく異なる経験になると確信している。
「週末を通して自分に何が起きるのか、はるかによく分かっている。マシンに何ができるのか、どういうことが苦手なのかさらに理解している」
「今ではマシンの感触が非常によくなった。より自然になっている。願わくばさらに優れたマシンがあると、もう少し余裕ができて状況が楽になるだろう」
「個人的に最も大きな変化は、ここまでに蓄積してきた知識量、マシンについて理解していること、自分自身とマシンがどのように連携してパフォーマンスを発揮する必要があるかより深く理解しているといったことだ」
『Speedcafe』からルーキーイヤーについて尋ねられたサージェントは、「(2023年に)思っていたよりも長くかかった。試行錯誤を繰り返していた」と語った。
「ミスを犯すと、変化が必要な事柄に気づくんだ」
「ベガスがとてもいい例だった。マシンはようやくQ1通過に向けて余裕ができたところで、僕はもう少し自由にドライブするチャンスがあった」
「特に経験不足だと、余裕があることはシーズンを通して大いに助けになる。予選の最初のラップでは少しばかりミスの余地があって、すべてを懸けなくてもよかった。おかげでラップを重ねることができて、Q1を通過するのに一回だけの勝負をしなくてすんだ」
サージェントは、ルーキーとしての大きな問題は、激しくプッシュしすぎると犠牲の大きいミスにつながってしまうことだと述べた。
「多くを望みすぎてしまうのはとても容易いことだ。実際には調子を戻して、マシンの能力のレベルでドライブしなければならない。正直なところ、それで満足すればいいんだ。僕が鈴鹿でウォールに衝突したようなことをするよりも、そうする方がいいことだよ」
「でもこれまでの多くのラウンドにわたって、間違いなく学んだという感じがしている。サマーブレイクの後から改善した。カタールを除いてはレースペースもそうだ。シーズン後半は自分の期待とほぼ一致していた」
サージェントはウイリアムズF1のチーム代表ジェイムズ・ボウルズのサポートと支持を享受しているようだ。ボウルズはサージェントのすぐ後にチームに加入し、好意的な解釈をして彼に助けと励ましを与えた。しかしそれにも限度はある。2024年にサージェントがアルボンのパフォーマンスと肩を並べなければ、双方が翌年について再考しなければならないだろう。
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