町田浩樹の去就でユニオンSG監督注目発言。トッテナムはドラグシン獲得
かつて鹿島アントラーズでプレーしていたAFCアジアカップ日本代表DF町田浩樹は、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)の主力選手として活躍。トッテナム・ホットスパーからの関心が報じられる中、ユニオンSGのアレクサンダー・ブレッシン監督が町田の去就に言及している。
町田の去就を巡っては、ベルギー紙『ラヴニール』が先月はじめに「トッテナムは来年1月の町田獲得にむけて、ユニオンSGとの交渉を開始した」と報道。ユニオンSGが移籍金1500万ユーロ(約23億3000万円)の支払いを求める一方、ベルギー紙『La Derniere Heure』は今月5日、ユニオンSGの要求額について「高額ではあるが、トッテナムが躊躇するような金額ではない」と伝えていた。
そのトッテナムは11日、ジェノアからルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンを獲得したと公式発表。トッテナムはDFクリスティアン・ロメロとDFミッキー・ファン・デ・フェンが負傷離脱中と、守備陣に不安を抱えている。
そんな中、ユニオンSGのブレッシン監督はベルギーメディア『RTBF』のインタビューに応じた際、町田の今後について質問を受けると「ビッグクラブが私の選手に興味を持つなら、それは私にとって問題ではない。それは、私たちがここでいい仕事をしているということだ。選手が出て行くことを恐れているわけではない」とした上で、「移籍の話があるとき、それは来シーズンのことだと思う」と今冬残留が既定路線との見解を示している。
町田は2022年1月に鹿島アントラーズからユニオンSGへ移籍。同年夏に臀部を負傷して長期離脱を余儀なくされていたが、昨年1月の公式戦で復帰すると、その後は出場機会を確保。今季はここまでベルギー1部リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。チームもリーグ戦20試合を終えて首位と、好調を維持している。
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