ラッセルの将来に期待するクルサード「プレッシャーが少ない環境でF1にデビューしたことで、着実に成長できた」
ウイリアムズF1のジョージ・ラッセルには強力な才能とメルセデスからの支援があるため、彼の将来は明るいと、元F1ドライバーのデイビッド・クルサードは語っている。
ラッセルはF1での1年目をグリッド最後尾で過ごした。ウイリアムズの2019年型マシンのパフォーマンスが不足していたからだ。
それでも21歳のラッセルは、予選では21対0でチームメイトのロバート・クビサを破り、レースでも着実な走りをしたため、関係者に非常に前向きな印象を残した。
鋭い目を持つオブザーバーであるクルサードは、2019年にラッセルが見せた素質とスキルに感銘を受けたという。
「(後方に沈み)ほとんど目立たなかったものの、彼は素晴らしい才能を有しており、F1デビューイヤーにしっかりと経験を積み上げてきたと思う」と『Channel 4』のコメンテーターを務めるクルサードは、オートスポーツ・インターナショナルショーで語った。
「非常に優れているためクラッシュもせず、そのためテレビにあまり映らなかった。彼の才能は非常に強力なものだし、メルセデスとの関係もあるので前途有望だろうと思う」
「ラリーでの大事故からカムバックしたロバート・クビサが、スピードの面では彼の基準となるドライバーだった。スピードで優っていることを示すうえで鍵になるのは、予選で成果を出すことだ。ジョージはその力があることを一貫して証明していた」
「彼はマシンの状態に関わりなく、繰り返しそれを証明してみせた。ラップタイムを出す際にプレッシャーがあっただろうが、結果を出し続けたのだ」
「彼は少しばかりスポットライトから外れていたことで、F1を理解する時間を多少得ることができたのだ。それは間違いないと思う」
ラッセルは成長中であり、今後の彼に改善が見られることは明白だとクルサードは主張する。
「今の彼は若いが、数年の間には確実に、心身ともに競争の激しいF1という場での挑戦に立ち向かえるようになる」とクルサードは付け加えた。
「チャンピオンシップの戦いに加わると、長いシーズンを通して疲労に対処しなければならない。そうしたことを我々は多くの場面で過小評価しがちだ」
「たとえばルイス(・ハミルトン)は、そうした面でチームメイトと比較した際にかなりの強みがあるようだ」
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