【日本ハム】V奪回への道 打力重視のDHにふさわしい選手とは?
メジャー通算108発をマークしたレイエスには打撃面で期待がかかる(C)Getty Images
2年連続リーグ最下位からV奪還へ、巻き返しを狙う日本ハムの活発な補強が話題を呼んでいる。
オフにはFA権を取得した左腕エース・加藤貴之投手を4年の大型契約で引き留めに成功、オリックスからFA権を行使した山﨑福也投手を、複数球団との争奪戦を制し獲得。さらには投打ともに助っ人外国人選手の獲得も続々発表されており、今季こそ上位浮上なるかと期待が高まっている。
【関連記事】V奪回を目指す日本ハムがメジャー通算108発レイエス獲得で危機感強める「選手の名前」
優勝を目指すシーズンで各ポジションし烈な争いが繰り広げられることが予想されるが、今回はDHのポジションについてみていきたい。
安定した打撃力が求められるこのポジションにおいて昨年、最も多い40試合でスタメン出場したのが、アリエル・マルティネスだ。
中日から新加入したマルティネスは、自己最多となる119試合に出場すると、15本塁打66打点とキャリアハイの成績を残し飛躍の年となった。本職はキャッチャーだが、兼ねてより定評のあった持ち前の打力を活かすべく、DHとして出場する機会も多かった。チーム内では、正捕手争いも激しくなっており、自身の生きる道として、捕手としての働きとともに、持ち前の打力をさらに磨けば昨年同様、DHとしての出場機会も増えてきそうだ。
またマルティネスと同じ境遇ともいえそうなのは、昨年シーズン途中で中日からトレード移籍してきた郡司裕也捕手だ。郡司も日本ハムに移籍後は自己最多となる55試合に出場し、プロ初を含む3本塁打19打点と、途中加入ながら存在感を示す働きを見せた。郡司も同じく捕手登録ではあるものの、非凡な打撃センスを活かすべく、ファースト、さらにはレフトの起用もあった。チーム事情によっては打線に厚みを増すためDHでの起用も十分に考えられる。
さらにチ—ムではオフにメジャー通算108発の大砲候補、フランミル・レイエス外野手(前ロイヤルズ=28)も獲得。得意の打撃を生かしてもらうために、昨年までは流動的だったDHの固定も想定される。
ジョーカー的存在ともいえるDH起用によって、チームの得点力も大きく変わってくる。V奪回を目指す新庄監督の選手起用に注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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