グリッケンハウス、LMHに参戦する7名のドライバーを発表。元ポルシェのロマン・デュマが加わる
2021年のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに参戦するアメリカ籍のスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(グリッケンハウス・レーシング)は1月29日、2台の『グリッケンハウス007 LMH』をドライブする7人のドライバーラインアップを発表した。
1月21日のWEC年間エントリーリストの発表により明らかになっていたグスタボ・メネゼス(708号車)、ライアン・ブリスコー(709号車)に加わる、5名のドライバーの名前が明らかにされた形だ。
追加発表されたドライバーは、ピポ・デラーニ、ロマン・デュマ、フランク・マイルー、オリビエ・プラ、リチャード・ウエストブルックの5名。フルタイムのドライバーは2台・6名となるはずだが、7人が名を連ねている。また、どのドライバーがどちらのマシンに乗り込むかをチームは明らかにしていない。
セブリング12時間レースを3度制しているデラーニは、2016年にエクストリーム・スピード・モータースポーツで参戦して以来のWECフルシーズンエントリーとなる。
フォードGTやLMP2のドライバーだったプラ、そして2016年にポルシェでワールド・タイトルとル・マンの総合優勝を手に入れたデュマも、WECヘ復帰することとなった。
ウエストブルックは昨シーズンのル・マンと最終戦バーレーンでアストン・マーティン・レーシングに加わっていたが、初のフルシーズン参戦。マイルーはここ数年、ニュルブルクリンク24時間レースにおけるSCGチームの主要なメンバーであり、昨年はウエストブルックとともにニュル24時間でSCG 004 C GTを走らせていた。
「私は11歳のときから、ル・マンでレースをすることを夢見ていた」とSCGの創始者であり、オーナーであるジム・グリッケンハウスは述べている。
「我々のチームに加わったそれぞれのドライバーを誇りに思っている。我々は国際的な“ダビデとゴリアテ”であり、我々が上の体重階級へ向けて良いパンチを繰り出してきたことは、我々の歴史が示している」
「我々は勝つためにレースを戦い、またこの旅を楽しんでいる」
なお、発表された7名のドライバーのなかで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にフル参戦するデラーニとプラについては、IMSAのロングビーチ戦とWECの富士6時間レースのレース日程がバッティグしてしまっている。
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