中日・根尾昂 投手2年目成功の秘訣は?「もう一度野手」をOBから勧められる理由とは
投手に本格転向して2シーズン目、「投手・根尾」の存在が注目されている。そんな根尾昂について、現役時代中日や巨人で活躍した井端弘和氏が自身のYouTubeチャンネル『イバTV 井端弘和公式チャンネル』で、中日・荒木雅博内野守備走塁コーチと語り合った。両者は今になって、根尾の打撃の良さに再注目した。
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二刀流で挑んだ昨季は、打者としては打率は2割、8安打、4打点。投手としては25試合に登板し、1ホールド、防御率3・41に終わった根尾。野手としては物足りない成績に終わったものの、二刀流という負荷の大きな中、やり切ったことを両者は高く評価した。
井端氏も入団当時から「いい球を投げてた」と二刀流に期待していただけに期待も大きい。投手として活躍の計算が見込めるようになれば、大野雄大や柳裕也、高橋宏斗をはじめとする強力な投手陣にさらに厚みが生まれ、チームとして大きなプラスになると両者は語る。投手としての活躍が期待される一方で、両者はここにきて打撃面でも良い兆候が見えてきたと語る。
荒木氏は昨年の広島戦で二刀流として出場した際、打撃成績が良かったと振り返れば、井端氏も「変な力が抜けてじゃないけどさ、打てなくて当然くらいの気持ちでやっちゃえば良かったくらいスイング綺麗だった。逆にピッチャーだけで煮詰めていくと、野手の時と同じ感じになるのも怖いし」と、考える。これには荒木氏も「全部を完璧にしていこうという気持ちに見える。いいところで抜きながらやって行こうと」と、投手としても出場した方が根尾の真面目な性格上、良い方向に向かうのではないかとの考えを明かした。
荒木氏は投手としての練習が多くなる根尾に対し、「素振りだけは忘れるなよ」と声をかけ、野手としての意識のバランスをとることを強調。さらに「野手がダメだから投手になった訳じゃない。投手の方がいいからなったんだ」と二刀流という新領域で戦う未来のスターのメンタルにも寄り添った。最後に荒木氏は「どういう形でも一軍で戦力としてやって欲しい」と、根尾への期待を改めて言葉にした。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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