ウィルシャー、古巣アーセナルでの練習に充実感…ピッチ復帰へ「準備はできている」
サッカーキング2022年2月2日(水)22時34分
ドバイ合宿にも参加しているウィルシャー [写真]=Arsenal FC via Getty Images
元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、古巣のアーセナルで練習を行う日々について語った。2日にアーセナルのクラブ公式サイトが伝えている。
現在30歳のウィルシャーはアーセナルの下部組織出身で2008年9月にトップデビューを飾り、公式戦198試合に出場して14ゴール30アシストを記録。だが、度重なる負傷の影響で徐々に出場機会が減少すると、2016年夏にボーンマスにレンタル移籍し、2018年夏にはウェストハムに完全移籍した。しかし、再びケガの影響により約2年間で公式戦19試合の出場にとどまり、2020年10月にはウェストハムと契約解除で合意。2021年1月にチャンピオンシップ(イングランド2部)のボーンマスへと加入したものの、契約満了に伴い昨年夏に退団していた。
新天地を探すなか、ウィルシャーは昨年10月からアーセナルの練習に参加してコンディション維持に努めている。「(今の環境は)僕にとっては完璧だし、今の僕が必要としているものでもある。それまでは1人で練習を行っていたからね。(アーセナルの練習は)レベルが高いから、スピード感に慣れるまで数週間かかったけど、今はとてもいい感じだ」と充実感を口にしたウィルシャーは、復帰の準備が整っていることを明かした。
「(試合勘を取り戻すには)おそらく何試合かは必要だろうけど、シャープネスとフィットネスという点では、準備はできている。一緒にいる選手のレベルや毎日のトレーニングのおかげで、とても自信がついた。『このレベルの選手と戦えるのなら、かなり高いレベルで戦えるはずだ』と自分に言い聞かせているよ」
ウィルシャーは練習と並行してアカデミーのコーチを務めており、ライセンス取得を目指していることを以前に明かしていた。同選手はコーチングの経験について次のように語っている。
「僕はできる限り多くのコーチングをしてきた。午前中はトップチームでトレーニングをして、午後はU-18チームでコーチをする、といった形でとてもいい感じに仕事ができたよ。短い期間ではあったけど、コーチとして大きく成長できたと思うし、コーチングについても多くを学んだ」
「僕はアカデミーの選手たちに自分の知識を伝えることにプライドを持っていたけど、コーチ陣が僕を助けてくれることもある。知識を持ち、どうやるかを知っていても、重要なのはそれをどう選手に伝えるか、どう教えるかだ。コーチたちはその点で本当に助けてくれた」
また、ウィルシャーはクラブへの愛情も口にしている。
「アーセナルは僕にとってのホームなんだ。昔ここにいた時、当時のチームメイトの1人が『アーセナルを去るまで、アーセナルがどれだけ良いチームか、どれだけ家族的なチームか分からないだろう』と言っていたけど、僕も出て行ってから彼が正しいことに気がついたよ」
「クラブが変わり、新しいことが起こっているから、戻ってくることに少しナーバスになっていたんだ。でも、ミケル・アルテタ監督やスタッフ、コーチ、練習場の人たちなど、みんなが僕によくしてくれて、本当によかった」
現在30歳のウィルシャーはアーセナルの下部組織出身で2008年9月にトップデビューを飾り、公式戦198試合に出場して14ゴール30アシストを記録。だが、度重なる負傷の影響で徐々に出場機会が減少すると、2016年夏にボーンマスにレンタル移籍し、2018年夏にはウェストハムに完全移籍した。しかし、再びケガの影響により約2年間で公式戦19試合の出場にとどまり、2020年10月にはウェストハムと契約解除で合意。2021年1月にチャンピオンシップ(イングランド2部)のボーンマスへと加入したものの、契約満了に伴い昨年夏に退団していた。
新天地を探すなか、ウィルシャーは昨年10月からアーセナルの練習に参加してコンディション維持に努めている。「(今の環境は)僕にとっては完璧だし、今の僕が必要としているものでもある。それまでは1人で練習を行っていたからね。(アーセナルの練習は)レベルが高いから、スピード感に慣れるまで数週間かかったけど、今はとてもいい感じだ」と充実感を口にしたウィルシャーは、復帰の準備が整っていることを明かした。
「(試合勘を取り戻すには)おそらく何試合かは必要だろうけど、シャープネスとフィットネスという点では、準備はできている。一緒にいる選手のレベルや毎日のトレーニングのおかげで、とても自信がついた。『このレベルの選手と戦えるのなら、かなり高いレベルで戦えるはずだ』と自分に言い聞かせているよ」
ウィルシャーは練習と並行してアカデミーのコーチを務めており、ライセンス取得を目指していることを以前に明かしていた。同選手はコーチングの経験について次のように語っている。
「僕はできる限り多くのコーチングをしてきた。午前中はトップチームでトレーニングをして、午後はU-18チームでコーチをする、といった形でとてもいい感じに仕事ができたよ。短い期間ではあったけど、コーチとして大きく成長できたと思うし、コーチングについても多くを学んだ」
「僕はアカデミーの選手たちに自分の知識を伝えることにプライドを持っていたけど、コーチ陣が僕を助けてくれることもある。知識を持ち、どうやるかを知っていても、重要なのはそれをどう選手に伝えるか、どう教えるかだ。コーチたちはその点で本当に助けてくれた」
また、ウィルシャーはクラブへの愛情も口にしている。
「アーセナルは僕にとってのホームなんだ。昔ここにいた時、当時のチームメイトの1人が『アーセナルを去るまで、アーセナルがどれだけ良いチームか、どれだけ家族的なチームか分からないだろう』と言っていたけど、僕も出て行ってから彼が正しいことに気がついたよ」
「クラブが変わり、新しいことが起こっているから、戻ってくることに少しナーバスになっていたんだ。でも、ミケル・アルテタ監督やスタッフ、コーチ、練習場の人たちなど、みんなが僕によくしてくれて、本当によかった」
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