LM corsaが2022年スーパーGT参戦体制を発表。吉本/河野コンビそのままにチャンピオンを目指す
2月11日、大阪オートメッセの会場で、スーパーGT GT300クラスに参戦するLM corsaとチーム母体のOTG Motor Sportsは、2022年のモータースポーツ参戦体制について発表した。スーパーGTでは2021年にトヨタGRスープラを投入し、シーズン2勝を飾るなど大きな躍進を果たしたが、2022年もGRスープラを投入。飯田章監督のもと、吉本大樹/河野駿佑のコンビでチャンピオン獲得を目指す。
2014年からスーパーGTに参戦を開始したLM corsaは、2015年にレクサスRC F GT3にスイッチ。モデルチェンジを経て、2020年までレクサスを使用してきた。2021年には、新たに車両をGT300規定のトヨタGRスープラにスイッチすると、第2戦富士で優勝。第8戦も制し、年間2勝/ランキング3位と躍進を果たした。
2022年に向けて、チームは飯田監督、吉本、河野のドライバーコンビを堅持。タイヤもダンロップを継続して使用することになった。さらなる躍進を目指すべく、2022年はチームが独自に車両のフロントまわりのパーツ開発を行い、空力特性の再構築、戦闘力アップをはかり、シリーズチャンピオンを目指すとしている。
「今年はふたりに頑張ってもらい、シリーズを獲ってもらいたい」と飯田監督が期待を寄せれば、吉本は「2021年は新車を投入し、データが少ないなかで早々に結果が出せ、シーズン通してクルマは強くなっていきました。今年は2年目ということで、チャンピオンしか見ていない」と意気込んだ。
また、チーム加入3年目となる河野は「昨シーズン新しいパッケージで走らせてもらいましたが、ポテンシャルが高く、序盤戦から結果を残せた嬉しいシーズンでした。しかしそのなかでも悔しいレースもあり、まだまだ上を目指せると思うので、成長していきたいと思います。目指すのはチャンピオンですし、新しい武器も製作中なので、早くドライブしたいです」と語った。
11日に開幕した大阪オートメッセでは、OTG Motorsportsのブース内に2022年のカラーリングをまとったGRスープラも展示された。2021年はホワイトにペトロナスのグリーン、ブルーが入ったカラーリングだったが、2017年以来ひさびさにベースがシルバーに改められている。
LM corsa 2022年スーパーGT参戦体制
車両:トヨタGRスープラ
タイヤ:ダンロップ
監督:飯田章
ドライバー:吉本大樹/河野駿佑
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