名古屋シュヴィルツォクのポーランド復帰が正式決定。ドーピング疑惑も勝訴
FOOTBALL TRIBE2023年2月11日(土)5時34分
ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)は、ドーピング違反を巡る裁判でアジアサッカー連盟(AFC)に勝訴。4年間の活動禁止処分が解除されると、今月10日に明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスからポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンへの完全移籍が正式決定した。
シュヴィルツォクは2021年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦後にドーピング検査で陽性と判定。「すべてのサッカー活動禁止」という暫定処分を科されると、昨年10月に「2021年12月9日から4年間にわたりサッカー活動禁止」という正式処分が下っていた。
しかし『weszlo』をはじめポーランド国内の複数メディアは、今月上旬になって「ドーピング疑惑のシュヴィルツォクが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)で勝訴」と一斉に報道。Jリーグクラブやポーランド国内クラブによる同選手との交渉も報じられていた。
そんな中、ザグウェンビェ・ルビンは2017/18シーズン以来となる同選手の復帰を公式発表。クラブの発表によると契約期間は2023年6月までであるが、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。
ザグウェンビェ・ルビンは、これまでポーランド1部リーグを2度優勝したほか、国内カップ戦を3度制覇。ただ2013/14シーズンのカップ戦優勝以降はタイトルから遠ざかっており、2022/23シーズンはここまで5勝5分9敗。2部降格圏内の16位ピアスト・グリヴィツェからわずか3ポイント差の15位に低迷している。
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