「足も背中も全く問題ない」 タイガー・ウッズが体調不良で途中棄権、救急車も到着でコースは一時騒然
治療を受け、車に乗り込むタイガー・ウッズ(撮影:GettyImages)
<ジェネシス招待 2日目◇16日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
10カ月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ(米国)。昼スタ―トとなった2日目は大ギャラリーに囲まれてスタートしたが、7番でティショットを打ち終えると棄権を申し出た。
昨年タイガーのキャディを務めたロブ・マクナマラ氏が、代理人として説明。タイガーは前夜から体調を崩し「風邪のような症状」だったという。「今朝起きたとき、体調はさらに悪化して熱もあった」と朝は最悪な状態。それでも「ウオーミングで少し良くなった」と、予定通り、現地時間午前11時54分にティオフした。
だが、歩いてプレーをしている間に症状は悪化。6番まで終えて1バーディ・2ボギーとスコアを落とすと、7番ではティショットを打ち終えて苦しそうな表情を浮かべた。ここで続行不可能と判断すると、ルールオフィシャルのカートに乗りクラブハウスへと引き上げた。
“タイガー途中棄権”のニュースに現地も騒然。さらに救急車と消防車2台がクラブハウスに駆けつけ、コースには厳戒態勢が敷かれた。現地テレビ局のカメラや記者が救急車を取り囲み緊張が走ったが、最終的には誰も運び出されずに救急車は撤退。その間、タイガーはクラブハウス内で治療を受けていたようだ。
「インフルエンザのような何かに感染した可能性があり、脱水症状だった。ドクターに診てもらって点滴を受けてかなりよくなった。もうすぐ解放されるだろう」と、マクナマラ氏はタイガーの体調について話した。棄権から2時間あまりすると、タイガーはしっかりと歩いて車に乗り込み、コースを後にした。その顔色は、プレーを止めた時点よりもずいぶん回復している様子だった。
昨年4月「マスターズ」の最終日には、第3ラウンドの途中ながらプレー再開前に棄権。21年の自動車事故で右足首を固定する手術を受けて以来、初めての公式戦だった。今回の棄権については体調不良によることを明言。「足も背中も全く問題ない。体調は点滴で回復している」とアピールした。
<ゴルフ情報ALBA Net>
「タイガー・ウッズ」をもっと詳しく
「タイガー・ウッズ」のニュース
-
タイガー・ウッズが朝の人気番組に生出演 シェフラーの強さ、家族、新ウエアについて赤裸々トーク5月2日12時30分
-
タイガーのチームが発表! M・ホーマ、トム・キム、K・キズナーが加わる 『TGLリーグ』が来年1月に開幕4月24日9時59分
-
1年ぶりのサンデーレッドにパトロン大興奮 タイガー・ウッズは“最下位”で終戦も「いい一週間だった」4月15日12時30分
-
タイガー・ウッズはマスターズ自己ワーストの『82』で失速 「間違った方向に進んでしまった」4月14日8時16分
-
<速報>タイガー・ウッズの3日目は『82』 トータル11オーバーに後退4月14日6時24分
-
「体は大丈夫だ」タイガー・ウッズは暫定17位 バーディ発進でパトロンを沸かせる4月12日14時0分
-
<速報>V6目指すタイガー・ウッズがバーディ発進 松山、久常は苦戦4月12日5時10分
-
タイガーの使用1Wは、人気の『Qi10』のシングルロフトではなく『Qi10 LS』の10.5【WITB】4月11日11時21分
-
超貴重! タイガー・ウッズの超絶アプローチ、スロー動画が公開 極上インパクトはリピート再生必至4月10日13時2分
-
衝撃初V、14年ぶりカムバック… タイガー・ウッズ全優勝を振り返る【マスターズ名場面】4月10日12時37分