【阪神】佐藤輝明 今キャンプ5の5 絶好調キープの裏にささやかれる意外な理由とは
佐藤には今季もチームを引っ張る打撃が期待されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は2月17日、キャンプ初の対外試合となる楽天戦に臨んだ。
昨年のVメンバーとほぼ変わらないラインアップとなった中で、ひときわ活躍が目立ったのは、主軸の佐藤輝明にもあった。「5番・三塁」で先発出場、第1打席ではしっかり四球を選ぶと4回一死一、二塁から楽天3番手、変則左腕、弓削隼人の初球を無理にさからわず逆方向にしっかりと運び、先制の適時打をマーク。これでチームの紅白戦を含め5打数5安打と絶好調、この時期とはいえ、状態の良さが目立つ。
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3年連続20本塁打以上をマークしている若き主砲候補はさらなる高みを目指し、オフには米国のトレーニング施設「ドライブライン」にも足を運び、フォーム改造にも着手。ここまではしっかり結果に現れているようだ。
また安定した打撃パフォーマンスに付随する材料としては、今キャンプで集中的に取り組んでいる守備練習も背景にあるようだ。
今春のキャンプではレジェンドOBの一人、鳥谷敬臨時コーチからみっちり指導を受けるなど、三塁専任となって改めて内野手として基礎の取り組みを行っていることも伝えられている。昨年、佐藤は三塁手として20失策を記録。守備向上が求められているが、野手にとって守備練習は打撃に大事な下半身強化にもつながるポイントとされている。また守備に自信が出てくれば、落ち着いて打席にも臨めるとあってこの点も良い方向に働いている可能性はある。
いずれにせよ、長打力が求められているチームにおいて佐藤にかかる期待は大きい。プロ4年目にして本格覚醒の気配も漂う。今後の開幕までの調整も注目、目指すリーグ連覇の欠かせないピースとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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