WRT、バレンティーノ・ロッシ欠場のキャラミでBMW LMDhドライバーを代役に起用/IGTC
2月23〜25日に南アフリカのキャラミで行われるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジを欠場するバレンティーノ・ロッシに代わり、BMWワークスドライバーのフィリップ・エングがチームWRTのドライバーラインアップに加わることが決定した。
エングは、2月5日に行われたIGTC第1戦バサースト12時間レースでロッシと組んだアウグスト・ファーフス、マキシム・マルタンとともに、46号車BMW M4 GT3をドライブする。
かつてMotoGPのトップカテゴリーで7度の世界チャンピオンに輝いたロッシは、第2戦の南アフリカでのイベントに出場しないことをバサーストの現場で明かしていた。
これにより、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスでLMDh車両のBMW MハイブリッドV8をドライブするエングの、2020年以来となるIGTC復帰が決定した形だ。
IGTCの次戦となる7月のスパ24時間レースでは、ロッシは46号車に復帰するものと見られる。スパ24時間は、今季ロッシがファーフス、マルタンとともにフルエントリーするGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップの一戦でもあるためだ。
チームWRTの32号車は、引き続きバサーストで4位に入ったドリス・ファントール、シェルドン・ファン・デル・リンデ、シャルル・ウィーツがドライブする。46号車のBMWは、マウント・パノラマでの12時間レース中にブレーキライトに問題が発生し、1周遅れの6位でフィニッシュしていた。
バサースト終了後、BMW Mモータースポーツ・ディレクターのアンドレアス・ルースは次のように語っていた。
「残念ながら表彰台を争うほどの競争力はなく、多大な努力が報われるような結果にはならなかった」
「2台とも完走できたし、BMW Mチーム WRTとの初の公式レースできちんと融合できたことは、ポジティブにとらえている。BMW M4 GT3は今回も非常に信頼性が高く、46号車に小さな技術的な問題がひとつあっただけだった」
「現在、次のキャラミのレースに向け、我々は作業を続けている」
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