【巨人】オコエの評価うなぎ上りでふるい落とされる「選手の名前」
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巨人キャンプで2日に行われた紅白戦(那覇)で存在感を示したのは、またもオコエ瑠偉外野手(25)だった。
「6番・左翼」で先発出場したオコエは2点を追う5回に実戦6試合連続安打となる当たりで出塁。なおも一死一、三塁の状況で一走のオコエは積極的な走塁で二盗に成功と併殺打のリスクを減らすことに成功。直後には岸田行倫(26)の2点適時打も飛び出し、チームを助ける走塁となった。
【関連記事】【巨人】し烈な外野手争い 昨季23発ウォーカーを追い落とした「新戦力」
この場面に関して原辰徳監督は「好ゲームになったのは1プレー、簡単に言うとオコエのスチール(盗塁)。非常に大きい。あのプレーは個人技。個人で巨人を救った」と絶賛の嵐だった。試合後の円陣でも選手に「お手本」として説くなど、興奮が冷めやらない様子だった。
リーグ4位に沈んだ昨季、リーグワーストに終わったチーム打率などが注目されたが、走塁数もリーグ4位の64個に終わっていた。オフには足のスペシャリトで知られる鈴木尚広外野守備走塁コーチを招へい。一発攻勢だけではなく、走塁改革も大きなチームテーマになっているとあって、好調な打撃とともに積極的な走塁を見せているオコエの賛辞につながったようだ。
注目される外野手争いでオコエの存在感が日に日に高まる中、同ポジションを狙う選手も負けていられない。
広島から戻ってきたベテラン長野久義(38)はここまで3試合に出場し、打率・111と引き続きアピールが求められそうだ。ほかにも開幕左翼を狙うのは昨年頭角を現した、チームの元気印、増田陸(22)にもある。こちらは5試合に出場し、打率・333とさらに状態を上げていきたいところだ。
オコエと同じく1番打者としての期待も集める新外国人のブリンソン(28)は4試合に出場し、打率・250ながら、豪快なアーチをかけたことでも話題を呼んだ。ほかにも侍サポ—トメンバーとしての活躍も光った松原誠弥(28)、重信慎之助(29)、プロ2年目岡田悠希(23)らがしのぎを削っている。
すでに開幕左翼が本命視されていた来日2年目のウォーカー(31)は二軍落ちとなっている。し烈な外野手争いの行方が今後も興味をひきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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