ボッタス、2021年は悲願のF1タイトル獲得に向け「かつてないほどに自分を追い込んでいる」
バルテリ・ボッタスは、過去4年間にメルセデスのナンバー2ドライバーの座に安住しすぎたのではないかという批判を一蹴し、2017年初めにメルセデスに加入して以来彼を4年連続で打ち負かしてきたルイス・ハミルトンと戦うために、2021年シーズンは全力を尽くすと明言した。
2021年型新マシン『W12』の発表会において、ボッタスは次のように説明した。
「ルイスは僕たちがチームメイトになって以来毎年タイトルを獲得しているけれど、今年に臨むにあたって僕たちは新しいページをめくり、新しいスタートを切る。僕は自分がタイトルを争えると完全に信じているし、もちろんそれが今シーズンの究極の目標だ。そう、それが僕の目標だ。だがそれまでには長い道のりがあるし、一歩一歩進んでいく必要がある」
「今年、僕はかつてないほどに自分を追い込んでいる。もちろんやりすぎることはしない。でも今シーズンの最終的な目標は、アブダビでの最後のレースに到達した時に振り返って、僕は100%の力でタイトルを勝ち獲るために、あらゆる努力をしたと言えるようになることだ」
周囲のチームスタッフに十分な要求をしてこなかったと感じるか、また、態度を変えるつもりはあるか質問されたボッタスは、それを認めたように次のように語った。
「僕の周りで仕事をしている人たち全員にとって、一緒に仕事をするのが誰であれ状況が変わることはない。僕は必要だと感じる程度の要求を出す。自分が必要としているサポートや情報を得るためにね。おそらく、僕はもう少し自己中心的になってもいいかもしれない。でも人生のなかで自分の持つものをすべて注ぎ込む1年間は、実際には短い時間だ。僕はそういう考え方をしている。それは僕と僕の周囲の人にとっても同じことだ」
いつものように非常に自己批判的なボッタスは、自身にはルイスと比べて欠けていることがあるため、2021年シーズンの間に7度のF1世界チャンピオンと同レベルで戦うためにいかにして計画を立てているかを認めた。
「F1でのある数年においては、間違いなく自分にプレッシャーを欠けすぎてしまっていた。コースの内外で多くのプレッシャーを受けていた時期があった。自分の陣営からのプレッシャーは十分ではなかったかもしれない。適切なバランスを見つけて、それに対処することが重要なんだ」
「唯一できることは、チームからプレッシャーを感じていることを彼らに知らせて話し合うことと、同じことを自問自答することだ。すべてのことについて自分に正直にならなくてはいけないし、良い方法を見つけて、毎回グランプリに臨まなければならない」
「でもそれは難しいことだ。どのスポーツでも同じだね。どのスポーツ選手も、出場するすべての試合で100%の力を引き出せる人はいない。でも僕はもう少し頻繁に力を引き出す必要がある。それが問題なんだ」
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