F1、2023年以降のロシアGPも中止。ウクライナ侵攻を受け契約解除、サンクトペテルブルクでのレース計画が消滅
AUTOSPORT web2022年3月4日(金)7時25分
F1は3月3日、ロシアGPのプロモーターとの契約を解除したことを発表した。F1はロシアのウクライナへの侵攻を受け、2022年ロシアGPを中止することを1日に正式決定していたが、来年以降も同グランプリが開催されないことが決まった。
2017年にF1ロシアGPの開催契約は2025年まで延長され、昨年、2023年からはソチからサンクトペテルブルクに位置する新サーキット、オートドローム・イゴラ・ドライブに移って開催されることが発表された。
ロシアGPは2014年にF1カレンダー入りし、2021年まで毎年ソチ・オートドロームで開催されてきた。しかし2月24日にロシアがウクライナ侵攻を開始して以来、様々な国がロシアとそれを支援しているベラルーシへの制裁措置を決め、スポーツ界においても両国を排除する動きが加速している。
国際オリンピック委員会(IOC)はロシア/ベラルーシの選手と役員を国際大会から除外するよう各スポーツ連盟に勧告。FIAは、ロシアGPの中止を決める一方で、ドライバーはFIAの平和と政治的中立の原則を遵守することを条件に、中立の立場で「FIA旗」の下で競技に参加することを許可すると、3月1日に発表した。
そして3日、F1は、ロシアGP開催契約を解除したと発表した。
「F1はロシアGPのプロモーターとの契約を解除したことを確認する」とF1の声明には記されている。
「これは、今後ロシアでレースが開催されないことを意味する」
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