初日最速のアロンソ「ポールポジションなんて高い望みは持っていない」アストンマーティン/F1第1戦
2023年F1バーレーンGPの金曜、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=2番手/2=1番手だった。FP2では2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.169秒差をつけた。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・F1チーム)
フリー走行1=2番手(1分33秒196:ソフトタイヤ/22周)/2=1番手(1分30秒907:ソフトタイヤ/25周)
走っていて良い感触を持てた。わずか3日間のテストの後で、2台揃ってタイムシートの上位に入ったのを見ることができてうれしいよ。チームは団結していい仕事をしている。ニューマシンについてはまだたくさんのことを学んでいる最中だ。
この週末を終えるまでは、誰がトップなのかは明らかにならないだろう。はっきりしてくるのは、序盤数戦、異なるサーキットで走った後になるかもしれない。今の僕たちは、自分たちのことに集中し、マシンの正しいバランスを見つけ出そうとしているところだ。
(『Sky Sports F1』に、金曜のペースをどうとらえているかと聞かれ)正しい方向に一歩踏み出したことは間違いないだろう。マシンのフィーリングはいいしね。ただ、まだ様子を見る必要がある。
今のところ、タイムにはそれほどフォーカスしていない。セットアップの面でいくつか改善しなければならないことがあるし、まだシーズンが始まったばかりだからね。
レースへのアプローチとして、たくさんのことを変更し、マシンパフォーマンスだけではなく、あらゆる分野でチームを強化しようとしている。興味深いプロセスになるだろう。チームは日々学んでいるんだ。
(マシンの)感触が良くないと言えばうそになる。とはいえ、他のチームが何をしているのかにすべてがかかっている。走っていてフィーリングが良いと感じても、自分より上に3台か4台いるかもしれないんだ。自分たちの位置はまだ分からないよ。
(ポールポジション争いができなければがっかりすると思うかと聞かれ)いやいや、そんなことは全くない。正直言って、それほど高い望みを持ってはいないよ。自分たちにとって良いポジションがどのあたりなのか、正確なことは分からない。
テストの後に考えていたのは、序盤数戦には、2台揃ってQ3に進出し、できるだけ多くのポイントを稼ぎたいということだった。ミスをしやすい状況だけど、それを避ける必要がある。
完全に新しいチームで、手順も新しいので、僕たちは地に足をつけて戦う必要がある。タイトル争いをすることを目標としなければならないが、それは長期的な目標であって、今年そこを目指すことにはならないだろう。
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