W杯モロッコ代表主将のJ移籍報道で新展開!トルコクラブが放出容認も…
ガンバ大阪所属のチュニジア代表FWイッサム・ジェバリにつづき、FIFAワールドカップ・カタールW杯(カタールW杯)出場した大物選手のJリーグ移籍に近づいている。モロッコ代表DFロマン・サイスにはJリーグクラブからのオファーが届いているほか、トルコ1部ベシクタシュは同選手を極東のクラブへ放出する意向を固めたと報じられている。
モロッコメディア『Lions de l’Atlas』は先月下旬、ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督とサイスの関係悪化を報道。同選手が指揮官の戦術に従わないことから、今季残り試合で構想から外れたとみられている。
くわえて「カタールW杯での活躍以降、様々なクラブが彼の獲得を狙っている。日本のクラブからもオファーが届いている」とリポート。サイスにJリーグ移籍の可能性があることもあわせて伝えていた。
米メディア『CNN』が今月はじめに報じたところによると、ベシクタシュはサイスを高額オファーを提示した極東クラブへ放出する意向を固めたとのこと。しかしサイス本人は今季いっぱいベシクタシュに残留した上で、イギリス国内クラブへの移籍を望んでいるという。
またサイスの移籍交渉には、ロシアW杯のモロッコ代表メンバーであるメディ・ベナティア氏が仲介している模様。ベナティア氏はイタリアメディア『Il Bianconero』のインタビューを通じて、ユベントスに同選手の獲得を推奨している。
なおサイスにはプレミアリーグのノッティンガム・フォレストも関心を寄せており、今年1月には移籍金250万ユーロ(約3億6000万円)による獲得オファーを提示。しかしベシクタシュは移籍金額が不十分だとして、これを却下していた。
左利きのセンターバックであるサイスは、ここ数年間にわたりウルバーハンプトン・ワンダラーズの主力選手として活躍した後、昨年7月からベシクタシュでプレー。モロッコ代表ではこれまで70試合以上に出場しているほか、キャプテンとしてチームをけん引。カタールW杯では準決勝・フランス戦までの6試合に出場していた。
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