セルティック監督「日本人選手以外に…」幹部招へいで補強戦略変化か
セルティックの日本人選手獲得戦略に変化が生じるかもしれない。アンジェ・ポステコグルー監督のもとFW前田大然やFW古橋亨梧など日本人選手5名がプレーする中、セルティックは補強戦略部門にイギリス人スタッフを招へい。ポステコグルー監督も今後の補強に言及している。
セルティックは2021年6月に横浜F・マリノスからアンジェ・ポステコグルー監督を引き抜いて以降、日本人選手を次々と獲得。古橋亨梧、旗手怜央、前田大然が主力選手として活躍しているだけに、現地メディアやサポーターから格安での日本人選手獲得戦略が成功したという意見が沸き起こっている。
英紙『サン』の報道によると、セルティックはオーストラリア1部メルボルン・シティとMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)ニューヨーク・シティFCでスカウティングマネージャーを務めるジョー・ダジョン氏の招へいで合意。
メルボルン・シティとニューヨーク・シティFCはいずれも横浜F・マリノスと同じく、シティ・フットボール・グループの傘下に置かれているクラブであり、ダジョン氏とシティ・グループのコネクションが今後の補強戦略に色濃く反映されるとみられる。
またポステコグルー監督は現地メディアのインタビューで「日本だけでなく、韓国、オーストラリア、イランにも良い選手がいる。でも、もしみんながそっちに目を向けないのなら、私だけが幸せになる」とコメント。Jリーグの移籍市場のみならず他国にも視線を注いでいる。
なお英メディア『フットボール・スコットランド』は先月、セルティックが新たに獲得する可能性のある日本人選手として、MF松木玖生(FC東京)、FW満田誠(サンフレッチェ広島)、谷晃生(ガンバ大阪)、MF橘田健人(川崎フロンターレ)、DF山原怜音(清水エスパルス)の名前を挙げている。
古橋亨梧と旗手怜央にステップアップ移籍の可能性が取りざたされている中、ダジョン氏のセルティック入閣が補強戦略にどのような影響を与えるのか注目が集まる。
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