スーパーGT岡山公式テストは2日間の走行を終える。ロングラン主体の午後はNiterra Zがトップに
3月12日、岡山県の岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの2日目午後となるセッション4が行われ、恒例のスタート練習に続き、各チームがロングランを実施。GT500クラスでは多くのチームが70周前後の周回を重ねるなか、Niterra MOTUL Zがトップタイムをマーク。STANLEY NSX-GTが2番手、ZENT CERUMO GR Supraが3番手につけた。
2日間に渡って行われているスーパーGT岡山公式テストも、このセッション4がラストの走行。13時45分からは、本番さながらに岡山県警の白バイの先導のもとパレードラップ、さらにフォーメーションラップが行われ、1日目午前のセッション1の結果で決まったグリッドにしたがい、GT500は#16 ARTA MUGEN NSX-GT、GT300はJLOC Lamborghini GT3を先頭にスタート。そのままロングランが行われた。
そのため、多くの車両のベストタイムは序盤に記録されたもの。スタート練習直後一度スローダウンし、単独走行していたNiterra MOTUL Zが2周目に記録した1分19秒079がトップタイム。2番手はSTANLEY NSX-GTが3周目に記録した1分19秒343、3番手はZENT CERUMO GR Supraの1分19秒725となった。
GT500クラスは全体的に僅差の状況は変わらず、タイヤ、さらに今季から導入されるカーボンニュートラルフューエルへの対応が序盤のポイントになりそうな気配だ。なおカーボンニュートラルフューエルについては、GT500では大きなトラブル等は聞こえてはいないが、昨年の第8戦もてぎ後に行われたテスト同様、匂いについての声が聞こえてきている。
GT300クラスもほとんどがロングランを行ったほか、ルーキーテストについて取り組むチームも多く見られ、セッション3に続きK-tunes RC F GT3がトップタイムを記録。JLOC Lamborghini GT3、シェイドレーシング GR86 GTと続くセッション3と近いベストタイムとなっている。なおGT300では初めてカーボンニュートラルフューエルを使用したチーム・車種も多かったが、今後の対応が必要な車種があったようだ。
2023年のスーパーGTは今後3月25〜26日に富士スピードウェイで公式テストが行われ、4月15〜16日に岡山国際サーキットで第1戦を迎える。今季の戦力図はまだ見えづらい状況だ。
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