ナポリ、クラブ史上初のCL8強入り! フランクフルトを2戦合計5発で撃破…鎌田大地はフル出場
サッカーキング2023年3月16日(木)7時56分
“主砲”オシムヘンは2発で勝利に貢献 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが15日に行われ、ナポリ(イタリア)とフランクフルト(ドイツ)が対戦した。
2月21日に敵地で行われたファーストレグを2-0で制したナポリは、大きなアドバンテージを得てホームへと帰ってきた。ファーストレグ以降、3月3日開催の第25節ラツィオ戦こそ0-1と黒星を喫したものの、その他の2試合はしっかりと完封勝利を飾っており、セリエAの首位を独走している。対するフランクフルトはファーストレグを落として以降、ブンデスリーガで2分1敗と勝ち星がない。決して状態が良いとは言えないが、決勝戦まで進出した1959 -60シーズン以来となる準々決勝進出を狙う。
ナポリはファーストレグからスターティングメンバーを2名変更。左サイドバックにはマティアス・オリベラに代わってマリオ・ルイが、右ウイングにはイルビング・ロサノではなくマッテオ・ポリターノが起用された。一方、フランクフルトはファーストレグから先発4名を入れ替え。ランダル・コロ・ムアニが出場停止のため不在の最前線にはラファエル・ボレが入った。鎌田大地はスタメン、長谷部誠はベンチからのスタートとなっている。
試合は序盤からナポリがゴールに迫り続けるも、31分にはフランクフルトが悪くないシーンを作る。エヴァン・ヌディカのパスを受けた鎌田がダイレクトで背後のスペースへ送ると、ボレとマリオ・ゲッツェが反応。しかし、ここは両選手の呼吸が合わず、フィニッシュまで持ち込むことはできなかった。
均衡が破れたのは前半アディショナルタイム。ナポリは敵陣中央でルーズボールに反応したスタニスラフ・ロボツカが右サイドのスペースへスルーパスを送ると、抜け出したポリターノが右足でクロスボールを供給。ペナルティエリア中央で待っていたヴィクター・オシムヘンが高いジャンプからヘディングシュートを沈め、ナポリが先手を取ってハーフタイムに突入した。
後半に入ってもナポリは攻撃の手を緩めない。53分左サイドでボールを持ったフヴィチャ・クヴァラツヘリアがカットインから逆サイドへ浮き球のパスを繋ぐと、ボールを受けたポリターノは内側を走っていたジョバンニ・ディ・ロレンツォを使う。ダイレクトでの折り返しをオシムヘンが押し込んだ。
対するフランクフルトは58分、アンスガー・クナウフからのパスを受けたジブリル・ソウがスルーパスを送ると、抜け出したボレが中央へ折り返す。最後は飛び込んだ鎌田が合わせたが、シュートは力がなく、GKにストップされた。
62分にはピオトル・ジエリンスキが倒されて得たPKをジエリンスキ自身がしっかりと決めて、ナポリがセカンドレグの勝利を決定づける3点目を記録。試合はこのままタイムアップを迎えた。
ナポリは180分間を通してフランクフルトを完封しただけでなく、攻撃陣がしっかりと結果を残し、2戦合計スコアを5-0とした。準々決勝進出はクラブ史上初の快挙となっている。一方、フランクフルトのCLでの冒険はここで終了。鎌田はフル出場。長谷部はピッチに立てばドイツのクラブに所属するフィールドプレーヤーとしては歴代1位の記録更新となったが、ファーストレグに続いてセカンドレグでも出番はなかった。
この後、17日には準々決勝の組み合わせ抽選会が予定されている。準々決勝ファーストレグは4月11日または12日、セカンドレグは18日または19日の開催予定だ。
【スコア】
ナポリ 3-0(2戦合計:5-0) フランクフルト
【得点者】
1-0 45+2分 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
2-0 53分 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
3-0 64分 ピオトル・ジエリンスキ(PK/ナポリ)
2月21日に敵地で行われたファーストレグを2-0で制したナポリは、大きなアドバンテージを得てホームへと帰ってきた。ファーストレグ以降、3月3日開催の第25節ラツィオ戦こそ0-1と黒星を喫したものの、その他の2試合はしっかりと完封勝利を飾っており、セリエAの首位を独走している。対するフランクフルトはファーストレグを落として以降、ブンデスリーガで2分1敗と勝ち星がない。決して状態が良いとは言えないが、決勝戦まで進出した1959 -60シーズン以来となる準々決勝進出を狙う。
ナポリはファーストレグからスターティングメンバーを2名変更。左サイドバックにはマティアス・オリベラに代わってマリオ・ルイが、右ウイングにはイルビング・ロサノではなくマッテオ・ポリターノが起用された。一方、フランクフルトはファーストレグから先発4名を入れ替え。ランダル・コロ・ムアニが出場停止のため不在の最前線にはラファエル・ボレが入った。鎌田大地はスタメン、長谷部誠はベンチからのスタートとなっている。
試合は序盤からナポリがゴールに迫り続けるも、31分にはフランクフルトが悪くないシーンを作る。エヴァン・ヌディカのパスを受けた鎌田がダイレクトで背後のスペースへ送ると、ボレとマリオ・ゲッツェが反応。しかし、ここは両選手の呼吸が合わず、フィニッシュまで持ち込むことはできなかった。
均衡が破れたのは前半アディショナルタイム。ナポリは敵陣中央でルーズボールに反応したスタニスラフ・ロボツカが右サイドのスペースへスルーパスを送ると、抜け出したポリターノが右足でクロスボールを供給。ペナルティエリア中央で待っていたヴィクター・オシムヘンが高いジャンプからヘディングシュートを沈め、ナポリが先手を取ってハーフタイムに突入した。
後半に入ってもナポリは攻撃の手を緩めない。53分左サイドでボールを持ったフヴィチャ・クヴァラツヘリアがカットインから逆サイドへ浮き球のパスを繋ぐと、ボールを受けたポリターノは内側を走っていたジョバンニ・ディ・ロレンツォを使う。ダイレクトでの折り返しをオシムヘンが押し込んだ。
対するフランクフルトは58分、アンスガー・クナウフからのパスを受けたジブリル・ソウがスルーパスを送ると、抜け出したボレが中央へ折り返す。最後は飛び込んだ鎌田が合わせたが、シュートは力がなく、GKにストップされた。
62分にはピオトル・ジエリンスキが倒されて得たPKをジエリンスキ自身がしっかりと決めて、ナポリがセカンドレグの勝利を決定づける3点目を記録。試合はこのままタイムアップを迎えた。
ナポリは180分間を通してフランクフルトを完封しただけでなく、攻撃陣がしっかりと結果を残し、2戦合計スコアを5-0とした。準々決勝進出はクラブ史上初の快挙となっている。一方、フランクフルトのCLでの冒険はここで終了。鎌田はフル出場。長谷部はピッチに立てばドイツのクラブに所属するフィールドプレーヤーとしては歴代1位の記録更新となったが、ファーストレグに続いてセカンドレグでも出番はなかった。
この後、17日には準々決勝の組み合わせ抽選会が予定されている。準々決勝ファーストレグは4月11日または12日、セカンドレグは18日または19日の開催予定だ。
【スコア】
ナポリ 3-0(2戦合計:5-0) フランクフルト
【得点者】
1-0 45+2分 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
2-0 53分 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
3-0 64分 ピオトル・ジエリンスキ(PK/ナポリ)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「チャンピオンズリーグ」をもっと詳しく
「チャンピオンズリーグ」のニュース
-
レアルを15度目の王座に導いたカルバハル! CL決勝の最優秀選手に「この気持ちをうまく説明することができない」6月2日7時24分
-
レアルが欧州CL最多15度目V ドルトに2—06月2日6時17分
-
レアル・マドリード、2年ぶり15回目のCL制覇! ドルトムントは前半の猛攻実らず決勝で涙6月2日5時57分
-
ドルトムントに“イエロー・ワンダーウォール”の後押し! CL決勝の舞台ロンドンにサポ10万人集結か6月1日12時22分
-
6度目のCL制覇へ…モドリッチ「どんな状況でも信じ続けることが大事。何度も起これば“運”ではない」6月1日11時25分
-
レアル、ドルトが最終調整 2日未明に欧州CL決勝6月1日7時2分
-
ポケモンカード チャンピオンズリーグ2024札幌 優勝・クラサキアキラ選手 「ポケカ専門店 トレカキャンプ」とのスポンサー契約のお知らせ5月31日11時16分
-
CL決勝前にアクシデントが発生…GKルニンがインフルエンザ感染で隔離措置、個別調整&別移動5月30日13時22分
-
いつかは“過ぎゆく存在”だから…ルカ・モドリッチは足掻き続ける「まだやれる。それで最後はマドリーで引退したい」5月28日16時4分
-
“EL王者”アタランタの4位浮上で6位ローマの来季はCLELへ5月27日3時45分
スポーツニュースランキング
-
1「おんなじ顔」大谷翔平、幼少期時代の父親とのレアショットに反響! 「大谷さん、かわいすぎる」 All About
-
2バレーボール女子のパリ五輪1次L組み合わせポット確定 ランク7位の日本はポット3に入り、中国、オランダとは当たらない スポーツ報知
-
3ジャッジが「グリーンモンスター」超え特大26号 滞空時間7秒超は最長記録 大谷翔平に7本差 スポーツニッポン
-
4“スランプ批判“を覆す球場熱狂の2連発! ベッツの衝撃離脱で大谷翔平の復調にロバーツ監督も切望「かなりボールが見えている」 ココカラネクスト
-
5「出禁とか嘘かよ」大谷翔平“激怒”報道後、フジと日テレは通常運転も…消されたトラブルの元凶動画 週刊女性PRIME